taniyan's LogBook

アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

インバータ発電機導入!

2008-05-17 11:42:00 | アマチュア無線

 野営無線歴30年。最近は24Vバッテリーでの(潜行モード)運用がメインになっておりますが、本格移動シーズンを迎え、三代目発々を導入しました。野営移動無線局の間で話題になっている「インバータ発電機」、YAMAHA製EF900iS(写真左)。初代、二代目とHONDA製を使ってきたのですが、今回は初めてYAMAHA製を導入。10年ほど使っていた二代目HONDA製550W機(写真右)と比べても、サイズはほとんど同じか少し小降り、重量は半分以下で、出力は900W。腰の心配無しに積み降ろしができます。エコノミーモードにすれば、スクーターのアイドリング程度の騒音。これなら場所を選ばず使えそうです。

 

 今回の発々更新にあたり、HONDAの同クラスインバータ発電機EU9iとの間で、どちらを導入するか、かなり悩みました。重量、騒音、インバータノイズ対策など、ほとんど横並びのスペックではありますが、悩んだ末に、選定の決め手となったのは「最低騒音」。カタログスペックではありますが、YAMAHAは47dB(A)、HONDAは52dB(A)(いずれも1/4負荷、7m)並べて騒音比較はしていませんので、いかほど違うかはわかりません。ただし、最大出力時は両機とも57dB(A)で同じです。また燃料タンク容量もYAMAHAの方が10%ほど大きく、連続運転時間もYAMAHAの方が多少長くなっています。(1/4負荷運転で約12時間!) 一つ残念なのは、HONDA製にはついている「協調運転」機能が無いこと。2台の900W発電機を並列運転すると1800WまでAC100Vがとれるというものですが、ま、山の上で炊飯器でも使わない限り、使わないでしょうね^^;)(←昔はよくやりましたけど;-p)

 

 野営無線運用時に一番気になるのが「ノイズ」対策。エアコンをはじめとする、動力制御インバータ系の機器は、なにかとRFノイズをばらまいてくれるという悪評が高いようですが、EF900iSには、純正のノイズフィルターキットが別売り設定されています。(HONDAは最初から組み込み済み)内容は、AC100Vライン(アウトレット直前)に取り付けるT形フィルタと、プラグへつながる高圧ケーブルに巻き付けるシールド用の金属泊テープ。前者はインバータノイズ対策、後者は従来の発々でも問題になるスパークプラグのイグニッションノイズ対策用かと思われます。

 

 フィルタの取り付けは至って簡単でした。EF900iSの制御パネルを取り外し、ACアウトレットの裏側の端子にフィルターを共締めするだけ。結構フィルターが大きめなので、振動などを考慮した上で、納める場所に気を遣いました。作業時間は15分程度で完了。これだったら、ACアウトレットの直後に、一般的なACライン用のRFフィルターを取り付けても、同じ効果が期待できるかもしれないです。

 

 続いてプラグ用高圧ケーブルのシールド作業に挑戦。ところが、これが超難関。周囲のカバーすべてを取り外し、燃料タンク、キャブ、吸気機構など、主要部品を全部ばらすように指示されています。しかも、A4用紙1枚の簡単な説明図面が添付されているのみ。とりあえずカバーを外してしばらく眺めてはみましたが、完遂する自信がもてなかったので残念ながら断念。

 

 

せめてもとおもい、吸気フィルターカバーからプラグまでの間で、外から見えるところにだけ金属泊(付属品ではなく、手持ちの銅箔テープを使用)を巻き付け、フレームに接地して終了。この作業、構造を理解しながらすすめ、なんだかんだ2時間近くかかりました。昔なら、R入りプラグを使ったりするところですが、イグニッションノイズなら、RIGのノイズブランカで結構押さえられるでしょう。ということで、ノイズ対策が一応完了した三代目発々君、フィールドテストの結果はあらためて報告させていただきます。

関連記事:「インバータ発電機デビュー@大町市移動」

 

by taniyan

 taniyan'  homepageへ

taniyan's homepage

にほんブログ村 その他趣味ブログ アマチュア無線へ
にほんブログ村

※旧ブログサイトから記事移動(2017/06)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ATE350(その後) | トップ | インバータ発電機デビュー@... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アマチュア無線」カテゴリの最新記事