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エモテーターの方位表示をデジタル化してみました。

2023-02-07 22:42:49 | アマチュア無線
利用しているエモテーターの方位表示用のモーター音が最近煩くなってきた、原因はゴムベルトのひび割れが発生したための異音の様で又いつ切れるか不安を抱える事になってしまった。
この際なので以前より考えていた方位表示のデジタル化に挑戦してみた。
利用しているローテ―ターはエモト105TS(8ピン丸コネクター)と言うモデルだったがローカル局がコントローラー単体で手持ちがあるとの事で502SAというモデルの物を頂きました
違いは、コネクターが四角の6ピンタイプという事だけで回路や方位表示の機構は全く同じ物でした。
Arduinoを使いたくて色々と物色し、互換品のMaker Nanoを使う事にしました。(Nano Everyも買ったがこれはMGLCDがNGだった)
Arduinoは初めてでしたが色々なサイトの情報を元にブレッドボード上に回路を組みMGLCDライブラリに付いていたデモプログラムを入れて問題なく表示できることを確認
デモプログラムにLCD画面を2分割して円と処理時間を表示するものがあったのでそのプログラムをベースに方位表示プログラムへ改造した。
LCDへの表示に目途が付いたため、ローテ―ターの方位読み取り回路の検討を実施。
現状ローテ―ター本体に付いている600ΩのVRにDC8V(半波整流)を印加してコントローラーの600ΩVR(補正用に200ΩVRが付加されている)と平衡する様にモーターでVRと方位指針を回してアンテナの方位を表示するアナログな仕組み、ArduinoのADCで電圧値を読み取ればいいので8VDCではなくArduinoからDC5Vを頂いて3.6Vに分圧して利用する回路に決定。
ローテ―ター本体の600ΩVRは0~360°回っても0~600Ωの変化ではなく方位表示の修正に手間が掛かりましたが何とか完成できました。

チョット表示画面が小さいのとLCDの解像度が低いのが残念です。
一応初期型(初号機)の完成です。
二号機に向けてもっと大きくて解像度の高いLCDを物色中!!


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