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阿久比430 dmonitorが繋がらなくなっていました。

2021-10-17 08:41:53 | D-STAR
9/26にルーターを交換した以降気が付いたらdmonitorが全く接続できなくなっていました。(DCSプロトコロによる接続は出来ていましたけど・・)
また、リモートからGWサーバーへの接続が異様に遅い点も気にかかっていました。
10/16に点検の為レピーター設置先へ赴き色々と調べてみました。
スマホのアプリからルーターの設定を確認しようしたところルーターのWi-Fiへ接続できるのですが簡単設定画面が開かない状況になっていました。
PCを起動してWi-Fi接続してブラウザからトライしましたがやっぱり設定画面の表示が出来ません。
ルーターの電源のオフ・オンを実行して設定画面表示は無事に復旧しました。
そこでUPnPの状況を確認したところUDPで一つオープンされてることを確認しましたがdmonitorで利用しているポート番号ではなかった。(ルーター再起動で消えたのかも?)
D-STAR技術情報(2020年6月9日)UDP51000ポートの開放についての記述が見つかりましたので阿久比430のGWルーターにも適応する事にしました。
このポートはmulti_forwardを利用した接続時にHole-Punchサーバーとの通信をするためのものだと認識しています。(制御用で音声通信ではないのでTCPかと思っていました)
設定後念のためにルーターの再起動その後にGWサーバーの再起動を実施してdmonitor接続の復旧と、リモートからの接続がスムーズになった事を確認しました。
 ※ UDP 30010ポートもHole-Punchサーバーとの通信に利用しているそうですこれもポート開放が必要なのかな?!
曖昧な書き方されているのでどうしたらいいのか迷いますよね。
(UPnPの状況を確認すると、UDP51000も記載されていました)

私が理解しているdmonitorからレピーターへの接続の仕組み
dmonitorからレピーターへの接続をする際はクライアント(dmonitorユーザー)からレピーターへの接続要求がHole-Punchサーバーへ送信されます。
接続要求を送信する際のポート番号は任意、Hole-Punchサーバーはそのポート番号と接続要求を送ってきたクライアントの情報をUDP51000ポートを使って接続先のレピーターへ送出します。
接続要求を受け取ったレピーターはクライアントが接続要求送出時に利用したポート番号を使ってクライアントへ接続可を返す、その許可を受け取るとクライアント側では自局コールサインが表示されます(Noraだったら接続しましたと音声が流れたんですけど・・)、そのポート番号を使って相互に音声通信を実施するという理解をしています。

ポート開放設定: 
UDP
 40000          DV用、音声通信用 必須です。            
 51000    Hole-Punchサーバー通信用
 30010(?)  同上
TCP
 40001         DD用、データ通信用1200MHzレピーター専用




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