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寒河江市議団活動日誌

寒河江市議団の活動をリアルに報告するブログです。議会活動、市民からの相談事への対応。議員の日々の姿を紹介します。

温湯種子消毒で環境にやさしい米づくり

2006年03月19日 20時06分27秒 | 松田 孝のコーナー

JAさがえ西村山で温湯による種もみ消毒作業がピークを迎えています。
 '06年度産の温湯消毒は137㌧で13品種を同施設で一括処理しています。
 利用料は1㌔当たり45円

 作業は8時30分から5時30分で3台の機械を使用して一日6㌧が処理されています。
 消毒は60度のお湯に10分、10度の水に5分、さらに遠心分離機にかけて水分除去50秒で完了となります。消毒済みの種籾は各支所へ配達し、今月末には農家へ届くことになります。

 農家は、種子消毒が不要となることから、すぐに塩水選をおこないこれまでと同様に浸種を実施できます。 
 ただし、種籾は無菌状態であることから殺菌された水道水を使用することが条件とされています。
 これらの消毒で、対象病害虫ばか苗病・いもち病・苗立ち枯れ細菌病・もみ枯細菌病に効果と農薬をつかわないことで減農薬のひとつとして環境にやさしい面が評価されています。
 温湯消毒機は16年度 に3台導入し(約1億円)17年度の作付けから実施されました。
 
 また、JAさがえ西村山では数年前から土づくり安心米の安定生産をめざして、肥料の共同散布を実施し、助成金10アール800円程補助しています。
 しかし、これらの混合肥料を施肥してもすぐに食味効果などが改善されないことや価格に大きく転嫁されないことから、この取り組みに参加しない農家もいます。
 さがえ営農センターでは18年度の目標は780㌶とし安心米の産地化を目指しています。

携帯電話のエリア拡大(田代・幸生)で通話が開始されました

2006年03月08日 17時43分53秒 | 松田 孝のコーナー
 豪雪の中で工事が進められていました携帯電話の中継塔が完成し、3月7日に試験電波が配信され、au・docomoともに通話が可能になりました。
 昨夜、支持者から喜びの電話が5件も入りました。
 「携帯電話の通話エリアを示す表示が3本立っているのでかけて見た」
 「我が家で子供が普通電話から、携帯へ電話するもんだから電話料がかかって仕方なかった。これからは自分が支払となることでほっとした」
 また、今年は雪が多かったことで「じいちゃんが毎日一人で山の果樹園まで雪下ろしにいっていた。夕方帰ってくるまで心配で心配でたまらなかった。携帯電話で連絡が取れることになって安心して留守番できる」等々ホットな話題が次々と入りました。
 議員活動もまもなく7年になりますが、こんなにまで喜ばれ感謝されたのは初めてです。
 私までわくわくして友達へ電話を入れてみました。喜びで話が弾んで来月の支払が・・・・・・・

 住民の通話料の負担も増えるが、上手に利用すれば、負担も軽く大変便利ですよ。
 これからも地域住民の声を届け、均衡のとれた生活環境の整備に全力でがんばります。
 auの携帯電話持っている方はそのまま使用できます。
 ただし、NTTドコモを持っている方は新機種フォマーでないと通話ができません。(最近は安くなっているとのことです)

なだれ防止で緊急対応

2006年02月16日 13時32分53秒 | 松田 孝のコーナー
 緊急にボランティア要請し、市道沿いの雪崩防止対策をおこないました。
 14日早朝、住民から「雪崩が起きそうだから現場を見て欲しい」と連絡がありました。
 早速、留場地区町会長に連絡を取り、現場に駆けつけました。
 県道田代線から市道留場・楯線に約100㍍入った急斜面(高さ約10メートル)が、昨日からの雨と急上昇した気温が原因で一部雪崩が起きて市道に落ちてきていました。
 すぐに土木課に連絡したのですが、担当者は15分足らずで駆けつけてくれました。
 現場は誰が見ても今にも雪崩が起きそうなことから、担当者にすぐに防止対策をとるよう要請しました。
 電話で土木課内で調整を行ってもらいましたが、すぐには対処できないとの返事でした。
 しかし、現場は市道沿いのため一刻も早く対策を取らないと雪崩で事故がおこることも予想されました。そのため、再度防止対策を要請しましたが、対案として「大変危険だが地元で危険箇所の雪を落としてもらえないか、落とした雪は土木で始末する」と協力を要請されました。
 この危険な状況を放置できず、留場町会長と話し合い楯・留場町会で各3名の協力者をつのって対応することになりました。
 30分ほどで作業協力者を集め作業を開始することを決めました。
 火曜日のために人集めが困難が予想されましたが、幸い両地区から退職者(65歳前後)6名の協力を得ることが出来ました。
 作業現場は急傾斜です。二連はしごや雪べら・スコップを使い、突き出ている雪ピを落とす作業でしたが約1時間30分で怪我もなく終了しました。
 この日は気温が急上昇したことで、県道田代線でも20メートルにわたって雪崩が発生しました。
 幸い両地区とも被害もなくすみましたが、今後暖かくなるにつれて、山間部の傾斜地や住宅周辺の傾斜地での雪崩、さらには屋根からの雪の落下か予想されます。
 行政にも道路沿いのパトロールの強化を申し入れていますが、町会でのパトロールや家族で周辺の点検を急いでしていただきたいと思います。
 今回のような緊急作業や町内の排雪のボランティアには傷害保険加入が是非必要です。
 寒河江市としてボランティア障害保険の予算化をしていくよう引き続き要望していきます。

県道白岩・田代線の期成同盟会の懇談会が開かれました

2006年02月13日 14時58分16秒 | 松田 孝のコーナー
 県道白岩・田代線の期成同盟会の懇談会が地元の楯公民館で開催されました。
 楯・留場・田代三地区の役員と白岩地区内の市議会議員を含め約30人が参加しました。 
 この懇談会は県道改良を目的に3地区が共同で県や市に対して要望していく組織です。
 この間、楯地内の改良・留場バイパスの開通、田代地内の一部改良工事が実施されてきました。
 また、現在田代小学校から先の100㍍区間の狭隘な道路の拡幅工事が始まっています。
 それから先については拡幅でなく、車が交差する退避場を6箇所設けていくことが決定しています。
 通行車両の少ない過疎地などの道路改良については「空地を利用し1.5車線の道路幅員を確保する」という国の方針に沿ったものです。
 最近の三地区役員懇談会は、地域のさまざまな課題などの問題点等を話し合う有意義な場にもなってきています。

その主な内容はというと
1.県道楯地内(楯橋下流)の改良促進
2.市道の拡幅工事(留場・楯)の促進
3.除雪と排雪対策(流雪溝整備)
4.田代小学校の統合の有無
5.空家・廃屋対策

 その他に、急速な少子高齢化で一人暮らしや高齢世帯が増加し、地域の諸行事の運営に支障が出ているなどの問題も出されました。

 また懇談会では、携帯電話がまもなく通話可能となることについて「田代区民が大変喜んでおり、松田議員に感謝している」「私たち年配者は必要としないが若い人が楽しみに待っている」などの声も出席者から寄せられました。
 懇親会の中でも各人から話題が出され、携帯電話を持つことで「農作業中の事故や火災などの際に瞬時対応が可能となることや緊急時にはそれぞれが連絡が取れることで生活に安心感が出来た」と喜ぶ人。いろんな角度から感謝されました。
 今後も田代地区の水道施設整備問題や留場地区内の流雪溝整備などの課題が山積しています。住民の意見に誠実に耳を傾けながら課題解決に努力したいと決意をあらたにしました。

来年度の転作面積など協議しました

2006年02月12日 08時57分37秒 | 松田 孝のコーナー
 2月8日に寒河江市水田農業推進協議会通常総会がJA本所で開催され私も出席してきました。
 協議会は、各JA協議会、実行組合長等33名で構成され、18年度の米の生産目標・面積(転作)の設定と配分計画案、また産地づくり計画と農業者に対しての助成金の交付(案)などを審議しました。
議案としては
①「ねぎ」に対して10㌃14,000円(これまで7,000円)が助成されることになりました。
②担い手が土地集積した場合10㌃あたり6,000円を助成(20㌶を見込み)します。
③18年度生産目標数量ではこれまでの基準単収581㌔から589㌔(共済の単収基準を採用)に変更しました。
 この理由は、いくら減反を実施しても生産量が増加していることから、基準単収を実態あった数量に近づけ米の生産を抑えるためだ、としています。
 このため、市全体で4.85㌶の転作面積が増加する。
 などが主なものでした。
 
 以下はこの会議で私が質疑した大要です。
A.増加する分について「個人配分はどうなるのか」と質しました。
 事務局は「昨年実績が目標を上回る面積が転作となっていることから個人の配分は今年度と変わりない」と答えました。

B.過剰米対策について『山間部では単収が581㌔に満たない地域も多く「市一律の単収基準では不公平」だと山間地の農家から異論が出ており、一律の単収基準を地域の実態に合わせ、きめ細かく設けていくべきでないか』と質しました。
 これについては「18年度生産状況を見て検討する」という回答がありました。
 私は、この問題について昨年12月定例市議会での一般質問でもとりあげていますがぜひ改善して欲しいものです。

C.「担い手の農地集積について、担い手は隣接地の農地を集積し効率化を図っていきたいと考えています。その対策として隣接者が農地を担い手に貸す場合には、特別の補助制度を設けるなどして集積の促進を促すことも必要ではないか」と質しました。
 これらの対応については、18年度から始まる集落営農組織での検討課題となると回答がありました。

 転作面積の配分と助成金の活用計画など、この協議会での協議された内容は、今後、JAの各支所協議会へそれぞれ配分され、その後各実行組合をへて農家へ配分されます。
 議事は6号議案までありましたが、私以外に質疑もなく30分足らずで終了しました。

国道に平行して走る幹線農道の除雪に農家は苦労している

2006年02月09日 21時08分02秒 | 松田 孝のコーナー
 農道の除雪作業がサクランボ組合などを中心に行われています。
 例年より除雪作業が1ヶ月も早いことから、積雪量が多く大変苦労しています。
 除雪経費、除雪機は地元で調達することになっているため、個人の小型重機やトラクターなどを活用し個人負担を出来るだけ抑えています。
 
こうした中で、白岩地区の団体長から相談をうけました。
その内容は
 国道112号線(白岩バイパス)が当地区を走っています。
 この国道と平行して両サイドにある幹線農道には国道から排出された雪が、固く締まって、何層にも重なり大量に堆積しています。
 除雪には通常以上に費用が嵩んでいます。
 そのため、少なくとも側道部分は原因者である国道維持出張所に排雪をお願いして欲しい。
とのことでした。

 私は早速、寒河江国道維持出張所へ出向き要望してきました。
 担当者によると「国道からの入り口部分(10メートル)については排雪をする。側道については、各地域からも要望が出されているが、現状では、排雪の対象になっていないため断っている」とのことでした。
 私は「例年にない大雪で雪害対策本部まで立ち上げている中で特別の対応も検討してもらいたい」と強く要望してきました。


農業新聞も注目【高橋ちづ子議員の活動】

2006年02月01日 12時05分15秒 | 松田 孝のコーナー
(高橋千鶴子衆議院議員)

「日本農業新聞」の記事に、高橋千鶴子衆議院議員の活動を写真入で紹介したコラムを見つけました。
記事全文
『「国会答弁の軽さに怒り」
 30日衆院予算委員会で米国産牛肉の輸入再開問題をめぐる発言を二転三転させた中川昭一農相に対して「怒りを禁じ得ない、閣議決定、国会答弁とはこんなに軽いものなのか」と憤るのは共産党の高橋千鶴子氏(衆・比例東北)。
 政府は米国の責任を強調するが、「ずさんな体制を見抜けなかった政府にも責任がある」と強調する。
 国会対策上の理由で農林水産委員会は外れたが、農政への関心は変わらない』

 昨年の衆院選で議席が後退し、今国会から、農林水産委員会に日本共産党が委員を配置できなくなりました。そうした条件の中で、国政の場で農政問題にどう取り組んでいくのか注目されていましたが、割り当てられた貴重な時間をやりくりしての質問でした。
 たった五分間でしたが、鋭く問題点を指摘し政府の責任を追及したもので「農業新聞」記者も注目したものとおもわれます。
 今後も予算委員会や参院で「農政問題をどんどん取り上げてもらいたい」とは農家の声。
 特に、国では07年度を目標に「農政の大改革」を進めている状況だが、農家自身は将来の農業のイメージが全く見えてこないと国の政策に不満が続出しています。


幸生・田代地区に携帯電話の中継塔建設工事すすむ

2006年01月30日 21時18分18秒 | 松田 孝のコーナー
 
建設の進む携帯電話中継塔

 山間地での携帯電話の通話エリアを広げるための鉄塔整備工事が豪雪の中、着々とすすめられています。
 田代地区、幸生地区ともに40メートルの鉄塔が完成しました。
 まもなく電気設備などの工事が行われ、2月中旬には試験通話、3月1日には供用開始の予定です。
 
 市議会の一般質問で初めてこの問題を取り上げ、"中山間地に住む人々の生活向上を"と実現を強く訴えてからずいぶんたちますが、ようやく供用開始を迎えようとしています。議員として皆さんのお役に立てたことに深い感慨を覚えます。

 残念なことは、携帯電話の電波を中継するために光ケーブルが両地区に入りましたが中継塔のみへの整備にとどまっています。
 パソコンが普及している今日、学校や各家庭から光ケーブルへの接続を望む声もあります。しかし、携帯電話の通話エリア拡大と同じで、利用者が少ないことを理由に当分は接続しない、ということです。
 
 ひとつの問題が解決すると次の課題がでてきます。
 山間地域で暮らしている方々のために、地域格差の是正をさらに求めていくことが必要と考えています。

会社閉鎖による解雇

2006年01月23日 12時50分17秒 | 松田 孝のコーナー
 大江町にある食品製造会社が、1月30日付けで閉鎖すると、この15日従業員にたいして通告しました。
 現在20名弱のパート従業員が働いています。
 会社側は、急に閉鎖が決まったことから、従業員に対し「解雇手当として給与の1ヶ月分の支給と、類似する関連会社へ紹介する」と約束をしていますが、受け入れ側の雇用条件などが本人の現行水準に合えばいいんですが心配です。

 皆さんの周辺で求人情報がありましたらぜひ私どもを通じて紹介してください。

実行組合長会議でのこと

2006年01月19日 14時02分08秒 | 松田 孝のコーナー
 

雪で押しつぶされそうなブドウ棚

 白岩地区の実行組合長会議に参加しました。そこで以下のことが話し合われました。
①各地域で幹線農道の除雪が始まっています。
農道の支線については「JAさがえ」で燃料費の一部補助を検討中です。
補助を受けるには、申請書と除雪前・除雪後写真添付(受益農家3戸以上)が必要です。
申請はJAの各支所でまとめ、営農センターで審査をする、といいます。
②また、今月中に融雪剤の予約取りまとめも行っています。
融雪剤名  
てんろ石灰 20キロ  480円
炭一番    40L   880円(10アール当たり5袋前後必要)
農家の負担も大きいことから、融雪剤についても補助を検討しているということでした。
農家の皆さん、早めの対策で雪害防止に努めましょう。

③白岩地域農用地利用改善組合の同意書の取りまとめ報告と不足分をどうするか、 という件も話し合われ、今月中に第2次の同意とりまとめを実施することを確認 しました。