だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 渋味捨て、若手に負けぬと・・《ジュニア・クック(ts)》

①『Junior's Cookin'』27歳で「ドロッ」と味を・・・
この②、20年後・47歳で渋味捨て「い」を・・
「ドロッ」と感失ったら、ダの人か・・??
 一句
   “ 渋味捨て 若手に負けぬ いを ”
②『サムシン・クッキン』(81)
《Somethin's Cookin'/Junior Cook》
YouTubeリンク: https://youtu.be/xOZrcCxUIFo 》
ジュニア・クック(ts)、シダー・ウォルトン(p)、ビリー・ヒギンズ(ds)、
バスター・ウィリアムス(b)。

レコード①から20年後の録音、20年経てば比較する方がドガイ無理か。
ジャズ業界は大きなウネリを何発も喰らって様変わり。
クックの音・フレーズは、もう人の如し。
芯のある強い音はそのまんま、マァ~~これだけは有難いが・・。

残念なことに、渋味&悲哀・哀愁の感覚は塵もない。
とにかく、勢いでグイグイと押し込んでくる。
こんなテナー吹きは何ボでも居り、際立った良さ・特徴が臭わない。
①の「ドロッ」と感を失ったら、もうダの人!?

素晴らしいのはリズム陣、特にベース&ドラムに絶賛。
ピアノトリオの「競合&合」作業の凄さに脱帽。
ハイピッチなドラム・チューニング!スネアとタムタムの音のハリが高い。
「ツッ・タッ・タッ」スネアが弾き飛ぶ音、直接心臓を叩くようだ。

不思議でならない、①のクックは27歳(生れ34年)、②は47歳の録音。
若い頃の渋味の音は歳を重ねて失い、勢いが増した。
通常、なのだが。

一句  “ 渋味捨て 若手に負けぬ いを ”

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