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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 英国で放つ、怒りジャズ《(Jamaica)ジョー・ハリオット(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジョー・ハリオット」のレコード紹介です。♪~♪
 
凶器を束に、冷酷・冷徹な音の強
ジャマイカの舎者、と馬鹿にするな!
UK部隊を従え、りの旋律をブチ撒ける!
 
一句
 “田舎者 都会で放つ りジャズ”

②-1『フリー・ホーム』(60)
《Free Form/Joe Harriott》
ジョー・ハリオット(as)、シェイク・キーネ(tp,flh)、
パト・スミス(p)、コールリッジ・グーディ(b)、フィル・シーモン(ds)。


②-2 Destination Moonレーベル(リイシュー)
 
《Joe Harriott Blog紹介》

狂気じみている。
器を束にしたジャズ、とでもいうか。
冷酷な音が、鋭利な角度で襲ってくる。

ジャマイカ出身のハリオット。
大抵の方は渡米するが、渡欧・国で活動した。

「ジャマイカの舎者だと馬鹿にするな」
と言わんばかりに、怒鳴り・アルトを吹き放つ。
テーマはまさに、戦闘的・怒りの旋律。

ラッパ&ベースもジャマイカ出身。
「ジャマイカならカリプソでもやってれば」
何てほざいたことは、言えそうもない。

英国のピアノ&ドラムを従え、ジャマイカ主導。
ニュージャズ界へり込みの演奏である。

H.バップをベースに一歩前路線に踏み込む。
まさに、ジャマイカ流ニュージャズというか。
E.ドルフィーの次元に似てる?というか。
 
聴き応えは全く異なる、冷酷徹サウンド。
音質は鋭く、ドルフィーのような奇抜な音はない。

音の甘さは1つも無い、紡ぐ連続音がってる。
同郷のラッパと息の合った一心同体サウンド。
そして、ドラムのインタープレイはお見事。
狂ったフロント陣に油をぶっ掛け、発させる。
 
 一句
 “田舎者 都会で放つ りジャズ”
 
ジャマイカ・英国融合ジャズに驚くしかない。
7年後の演奏の①『Swings High』を紹介した。
①と比べたら、当②の常な狂気音が良く分かる。
 
♪~♪  尖りっ放しの戦闘的・りの旋律、ジャマイカ流をお楽しみ下さい。


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