Mas che buono! *Deutschland

―ドイツから毎日の「おいしい」をお届け―

Auf Wiedersehen!

2006-08-01 | ミュンヘンだより

総重量70kgを超える荷物をふたりで引きずり、ミュンヘンに上陸した日から早3ヶ月。いよいよお別れのときが迫っています。予測はしていたものの、本当にあっという間でした。でも、振り返ってみれば一日一日が長く、短い滞在ながらも内容の濃い日々でした。

いろんな人・ものとの素晴らしい出会いがありました。たぶん私の心の中で生涯残り続ける記憶だと思います。そんな出会いのきっかけを与えたくれた夫にまずは感謝。そして、もちろん私たち夫婦を温かく迎え入れてくれた現地の方たちにも感謝。いつかきちんとお返しができるかなあ。

自分の価値観を含め、多くのことを考えさせられた3ヶ月。ここでの経験を無駄にしちゃいけない!日本に戻っても頑張らなくちゃ!(もちろん肩肘張らずね)

そんなわけでミュンヘンからお届けするのも、今日で最後になります。最後にここまでお付き合いいただいた、みなさまにも感謝。帰国したらすぐにまた更新するので、よかったらのぞいてくださいね。
さてと、荷造りです。

jane

:::最後の一枚:::
▼早くも秋の気配・・・


最後のDachau

2006-07-31 | ミュンヘンだより
滞在中に何度となく訪れたダッハウの街。

お城の立つ丘の上からはミュンヘンの街を一望できます。昨日もその景色を見に出かけてきました。

日曜日の街は本当に静か。開いているのはカフェぐらいなもの。たくさんの人で賑わった街の雰囲気も好きだけど、人が少ない穏やかな街もまたよし。

その丘の上からの景色がこちら。見えるのは木々の緑とドイツの赤い屋根。そして、遠くにかすむオーストリアのアルプスの山。高い建物がないから、この眺望。

ここのお城はあまり見所はないけれど、お庭がいつも丁寧に手入れされていて、いろんな種類の花が咲いています。この前は鮮やかなオレンジのポピーが咲いていました。

ユダヤ人強制収容所のあったダッハウ。最初はその施設を見学するつもりでいたけれど、この街の温かい雰囲気が気に入ってからはどうもそんな気になれず。でも、その穏やかなイメージをもったまま、ドイツを去ることができそうです。

ファッションのルール

2006-07-28 | ミュンヘンだより
「petra」というファッション誌を買いました。
日本で売っている雑誌より、ずいぶん薄くてお値段も2ユーロ(300円)。構成は日本と同じで、ファッション・雑貨・メイク・グルメ・エッセイなどが盛り込まれていて、もちろん最後は(万国共通?)星占い。

8月号なのですっかり秋冬のファッション。ファーやツイードなど、いま見るとちょっぴり暑苦しい。そして、この冬の流行色はどうやら黒や茶のようです。

色といえば・・・こちらの人のファッションは明るい色の組み合わせが多い。ピンクonピンク、赤いワンピース、黄色や水色のパステルカラー。日本人が着たら好奇の目で見られそうだけど、ドイツ人はさらっと着こなしてる。そのせいか、少し暗めの色の服を着て歩いていると、自分がとっても地味な気がしてならないのです。

ところで、こちらのファッションに関するひとつのルールを発見しました。日本も同じですね?お金持ちは白を着る!
もとい、白を着ればお金持ちになれる?!

昼下がりの惨事

2006-07-27 | ミュンヘンだより

気のゆるみというのでしょうか。いや、きっと暑さのせい。
そそっかしい私がなにも壊さず3ヶ月。汚名挽回かとひそかに心の内で喜んでいたのに、とうとうお皿が一枚犠牲になってしまいました。

昨日のお昼、ゆでたまごを作ろうと小さな鍋を取り出して調理開始。ふたがないので、なにを思ったのかお皿をふた代わりにしてしまった・・・・そりゃ、もちろん割れますよ。そんなのわかりそうなものなのに。

鍋を火にかけ、となりで読書。しばらくすると、聞いたこともないような異音がするではないの。ぴきぴきぴきぴきぴき。あっ!と思ったときには、時すでに遅し。覆水盆に返らず。かっぱの川流れ(あ、ちがうか)。フランス製の朝食プレートにみごとな亀裂が横断。

これやっぱり大家さんに弁償かしら?いや、弁償でしょ。自問自答の午後でした。

旬です!とうもろこし!

2006-07-26 | ミュンヘンだより
まずはみなさまへ一言。
父が見たら「若いうちから贅沢いうもんじゃない!」と渇が入りそうな昨日の記事(笑)に対して、実にご丁寧に思い思いのコメントを寄せていただきありがとうございます。ここに来てドイツ人から教わった生活のヒントや、みなさまからのコメントを参考に、自分の生活を改革してみようかなと思っていますよ。

前置きはこのぐらいで。
昨日はスーパーで出回り始めた旬のとうもろこしをいただきました。

ドイツ産zuckermais。zucker=砂糖、mais=とうもろこし。その名のとおり、とても甘いとうもろこしでした。しゃきしゃきとした歯ごたえに、ふたりとも無言でかぶりつき、みるみるうちに完食。やはり旬のものはおいしい!

題目「氣志團」(笑)。いつも歩く川沿いの道にある畑から、なにやら芽が出てきたのは5月のおわり。通るたびに花になるのか、野菜になるのか想像を膨らませていましたが、ようやくその謎が解けました。まだまだ小さなとうもろこし。これもそのうち、どこかのお店の軒先に並ぶのかな。

九州、四国地方がようやく梅雨明けしたようですね!