大竹英二のHARMONICAライフ

ハーモニカの音色を心地良い風と共にお届けしています!
コロナになってからはミュージシャンのお弁当も時々up🍱

生徒さんの体験談

2011-03-18 20:54:13 | Weblog
いつも熱心にレッスンに来られている生徒さんH氏。
2週間ぶりのレッスンでしたが、こんな体験をされたそうです。

「地震の時は友人達と福島県のいわき市に旅行してました。
現地に到着するまでの車内(電車)でいつものようにお酒を飲んでましたが、少々飲みすぎたせいか、小名浜でのクルージングを断念していわき市石炭・化石館の観光へ
常磐炭田の模擬坑道での展示を見ていたときに足元がグラグラと…
展示物の効果の一つと思いよく出来てるな~と友人達と話していたところ、さらに大きな揺れに!
あっと言う間に立っていられなくなり、これ地震じゃないか?
急いで出口を探し一目散に外へ
エントランスの窓ガラスはほとんど割れて、館内の人たちも泣き喚いたり、呆然と外に立ち尽くしていたり…
ホテルに電話して送迎を頼んだところ、それどころでは無いとの返事にあっけにとられ、観光案内所で新たに宿の手配を。その後無事に宿に着き、一風呂浴びてビールを飲みながらTVをつけるとなんと???
凄い事になっていると初めて理解したそうです。そして足止め。
数日後TVで新幹線が出ると聞き、宿の支払いをと申し出た所、宿泊費はいらないと。それよりも近辺の食料や燃料も尽きてきたので帰れなければ野宿になるかも知れないからとおにぎりを用意してくれたそうです。何とかタクシーをつかまえ塩原駅まで行こうと思っていたが、手元のお金も底をついてきたのでカードで支払いできますか?と運転手に尋ねるとお金はいらないから急いで乗りなさいと。何とか新幹線に間に合い無事に帰って来られたそうです。
クルージングを断念していなかったらと考えると…
お酒に感謝しているそうです

現地で直撃した地震の体験より、地元の方々の温かい心に触れられた事が今後の人生に影響を与えてくれると思いました。帰る人達より地元に留まる人達のほうが何十倍も大変な時に人の心配をしてくれた事、一生忘れられません。そして今、自分に何ができるのか?」
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