1,Zachariah O.S.T./V.A. (ABC/Dunhill) 1LP 430円
1971年のアメリカ映画「ウエスタン・ロック ザカライア」のサントラ盤LPです。
つい先日こちらで取り上げたアントニオーニ監督の「砂丘」とはほぼ同時期の公開、ロックを使った映画、日本でもサントラ盤がでていた、ということで私の中では非常にイメージがダブるものです（映画作品としてはまったく違う作風ですが）。
邦題を「ウエスタン・ロック ザカライア」というだけあってウエスタン映画とロックを強引にくっ付けたもので、ジェイムズ・ギャング（勿論ジョー・ウォルシュ在籍時のトリオ編成）、カントリー・ジョー＆ザ・フィッシュ、ジャズ・ドラマーのエルヴィン・ジョーンズ等々多数のミュージシャンが出演しています。
DVDの紹介文には
「通信販売で拳銃を手に入れた青年ザカライアが、ガンマンを志して、友人のマシューと共に旅に出る。立ち寄った町で、無法者のロック・グループとトラブルを起こすが、早撃ちで一味の一人を射殺する。それが縁で二人は一味に加わり、演奏で町の人々の注意を引きつけては、ザカライアとマシューが銀行を襲う、という作戦で大金をせしめていく。やがてザカライアは、より優れたガンマンをめざして一人旅立つが……。旧来のウェスタンに、ロックを結びつけた異色の西部劇。」
とあります。この映画のサブ・コピーは「The First Electric Western」だそう。
これはン10年前にTVの深夜放送で見たことがあります、ストーリーはあっても何か脈絡の無いドタバタの展開という印象でエルヴィン・ジョーンズがドラムを叩きまくるシーン以外は殆んど覚えておりません。
で このサントラ盤ですが、ストリングス・アレンジの第一人者ジミー・ハスケルが音楽監督をしていて、出演もしているジェイムズ・ギャング、カントリー・ジョー、ニューヨーク・ロックンロール・アンサンブル、"ケイジャン・マン"ダグ・カーショウ、そしてかつてこのブログでそのフルアルバムを取り上げたことのあるホワイト・ライトニンの楽曲を包み込むようにジミー・ハスケルのオーケストラ・サウンドが配されているというもの。少なくともギャングとフィッシュの楽曲はこの映画のために録られたものと思います。
残念ながら未CD化、DVDも輸入物しかないようです。
ジェイムズ・ギャングが砂漠の真ん中で仁王立ちで演奏するオープニング・シーン
Zachariah - Opening Desert Rock Sequence
主人公と相棒が酒場でアウトロウ・ギャング団クラッカーズ（カントリー・ジョー＆ザ・フィッシュ）と出会うシーン
Zachariah - Meet the Crackers
クラッカーズが演奏するなか主人公達が銀行強盗をするシーン
Zachariah - The Crackers Rob a Bank
酒場でのイザコザを解決してドラムスを叩きまくって意気揚々なエルヴィン・ジョーンズ。
Zachariah - Job Cain Throws Down on the Drums
1971年のアメリカ映画「ウエスタン・ロック ザカライア」のサントラ盤LPです。
つい先日こちらで取り上げたアントニオーニ監督の「砂丘」とはほぼ同時期の公開、ロックを使った映画、日本でもサントラ盤がでていた、ということで私の中では非常にイメージがダブるものです（映画作品としてはまったく違う作風ですが）。
邦題を「ウエスタン・ロック ザカライア」というだけあってウエスタン映画とロックを強引にくっ付けたもので、ジェイムズ・ギャング（勿論ジョー・ウォルシュ在籍時のトリオ編成）、カントリー・ジョー＆ザ・フィッシュ、ジャズ・ドラマーのエルヴィン・ジョーンズ等々多数のミュージシャンが出演しています。
DVDの紹介文には
「通信販売で拳銃を手に入れた青年ザカライアが、ガンマンを志して、友人のマシューと共に旅に出る。立ち寄った町で、無法者のロック・グループとトラブルを起こすが、早撃ちで一味の一人を射殺する。それが縁で二人は一味に加わり、演奏で町の人々の注意を引きつけては、ザカライアとマシューが銀行を襲う、という作戦で大金をせしめていく。やがてザカライアは、より優れたガンマンをめざして一人旅立つが……。旧来のウェスタンに、ロックを結びつけた異色の西部劇。」
とあります。この映画のサブ・コピーは「The First Electric Western」だそう。
これはン10年前にTVの深夜放送で見たことがあります、ストーリーはあっても何か脈絡の無いドタバタの展開という印象でエルヴィン・ジョーンズがドラムを叩きまくるシーン以外は殆んど覚えておりません。
で このサントラ盤ですが、ストリングス・アレンジの第一人者ジミー・ハスケルが音楽監督をしていて、出演もしているジェイムズ・ギャング、カントリー・ジョー、ニューヨーク・ロックンロール・アンサンブル、"ケイジャン・マン"ダグ・カーショウ、そしてかつてこのブログでそのフルアルバムを取り上げたことのあるホワイト・ライトニンの楽曲を包み込むようにジミー・ハスケルのオーケストラ・サウンドが配されているというもの。少なくともギャングとフィッシュの楽曲はこの映画のために録られたものと思います。
残念ながら未CD化、DVDも輸入物しかないようです。
ジェイムズ・ギャングが砂漠の真ん中で仁王立ちで演奏するオープニング・シーン
Zachariah - Opening Desert Rock Sequence
主人公と相棒が酒場でアウトロウ・ギャング団クラッカーズ（カントリー・ジョー＆ザ・フィッシュ）と出会うシーン
Zachariah - Meet the Crackers
クラッカーズが演奏するなか主人公達が銀行強盗をするシーン
Zachariah - The Crackers Rob a Bank
酒場でのイザコザを解決してドラムスを叩きまくって意気揚々なエルヴィン・ジョーンズ。
Zachariah - Job Cain Throws Down on the Drums
David Essex 主演の Stardust です。
後に Brian Setzer 達のバンド名に提供される、
The Stray Cats の演奏シーンがあるらしいです。
David Essex 率いる Dave Edmonds、Keith Moon 等が参加したバンド(?)。
サントラでは、Dave Edmonds + Brinsley Schwarz の演奏が聴けます。
(これは、Dave Edmonds のソロアルバム「Subtle As A Flying Mallet」
に入っているものとダブっていたと思います。)
いずれにしてもちょっと興味を惹く映画ですね、チェックしておきます。