Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

White Lightnin' - Hank - Iry LeJune

2005年11月03日 | 60's,70's Rock
White Lightnin'この印象的なジャケ写は昔から気になっていました。裏ジャケにはバンジョーとフィドルをかまえた白人のおじさんが二人.... 。それにHank WilliamsとケイジャンのIry LeJuneを。

1,Fresh Air/White Lightnin'(Polydor) 100円
ノース・キャロライナ出身のふたり、1913年生まれのバンジョー担当Obray Ramsey、1910年生まれのフィドル担当のByard RayのDuoがこのWhite Lightnin'。この二人にNYベースのミュージシャンがバックを付けたのが1970年録音のこのアルバム。出てくる音はのどかなカントリーというかマウンテン・ミュージック。ジャケットの写真がのような風景が目に浮かぶ和みの極地のような音楽。
で、その参加ミュージシャンはJohn Herald, John Hall,Ken Kosak, Dave Frishberg, Russ Savakus, Russel George, Eric Andersen, Paul Harris, Harvey Brooks, John Hall, Judy Collins, etc...主役は勿論おじさん二人なわけですから地味に地味にバックを付けています。
white lightnin
で、私が入手したこのアルバムはNYのFM局から流れたもののようで、二人の紙焼き写真からバイオグラフィー、音楽新聞でのアルバム・レビュー記事コピー、彼等も音楽で参加した映画"Zachariah"の各種プロモ・シート、それにそのFM局に向けたその映画のプロモーションの為のラジオ出演依頼状の原本まで封入されていました。





2,I won't be Home No More : June.1952-Sep.1952/Hank Williams(Polydor) 2LP 500円
カントリー界の大巨人、ハンク・ウィリアムスです。"You Win Again" "Your Techin' Heart"とかカバー曲は良く聴くもののオリジを聴いていないので。
この2枚組はMGM音源を録音順に編集したシリーズの一枚のようです。カントリーはまったくの門外漢なのでたまにはこういうのも和めますとしか書けない自分が情けない訳です。
hank1952


3,The Legendaly Vol.2/Iry LeJune(Goldband) 880円
ルイジアナを中心にしたフランス系コニュニティ音楽がCajun(本来は人々を指す言葉のようですが)でしたか、それにブルースにしたのがZadicoでしたか、簡単に云うと。lujune2
でこのケイジャン・アコーディオン奏者イリィ・ルジューン(でいいのか?)、その名をしったのはまだニューがついていたころのミュージック・マガジン。70年代の終わりくらいでしょうか。とまぁ、そんなことはどうでも良くて、このイリィさん、1954年、26才のときに自動車事故で亡くなっているそうで残されている録音も自らもケイジャンのミュージシャンであったEddie ShulerのGoldbandに40年代後半から50年代はじめにかけての20数曲のみ、ここでは12曲が収録されています。CD化もされているので今ではそのほとんどが聴けるのでは無いかと思います。
しかし、パワフルなアコーディオンとボーカルでフィドル、アコギ、ベース、ドラムをグイグイと引っ張ります。このblogでも何回かBlack Cajunとも云うべきZadicoを何回か取り上げていますが、そういった人たちにも負けず劣らずのパワフルさです。
lujune


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