Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jazz Piano

2006年03月24日 | Jazz
ということでごっそり仕入れたジャズの超極安品からピアニスト・リーダーものを。

1,Flashback/Don Freedman(Riverside) 300円
同じRiversideからの”Circle Wartz”が有名な白人ピアニストの63年録音の3枚目。この頃のフリードマンは実に新鮮。云ってみればビル・エヴァンス派ということになるのでしょうが、黒っぽさもあわせ持った素晴らしいピアノを聞かせてくれます。複雑な構成を持ったタイトル曲あたりがこの人の個性でしょう。この後69年にPrestigeからだした"Metamorrphosis"なる同じくピアノ・トリオ盤も忘れられない一枚です。

2,Steppin' Out/Red Garland(Galaxy) 300円
カムバック後、79年録音のガーランド。ケニー・バレルを入れたカルテットでの演奏。これほど個性を持ったピアニストはそういないのですが、なんとも端正なピアノになってしまっていて全盛期50年台のPrestige録音の頃とは随分と印象が違います。正直もの足りません。
garland steppin


3,same/Eddie Haywood(Emarcy) 300円
いかにも50年代のEmarcyというジャケ写(例のヘレン・メリルとかクリフォード・ブラウンのアルバムと同一トーンですね)に引かれて買ってしまいました。一応オリジナルのようです。スイングとモダンの中間に位置する人なのでまぁそんなピアノ・トリオ盤。よって私にはチト辛いかな。
haywood



4,Moderm Art of Jazz/Randy Weston(Dawn) 300円
50年台から活躍するピアニストですが当時としては珍しいアフリカ・ルーツを意識した曲をさかんに作っていました(後に確か移住したはず)。あの”ハイ・フライ”なんてのが代表作でしょうか。本盤はその曲を発表する以前56年録音。セシル・ペインのバリトン、レイコープランドのペットを入れたクインテット編成。アフリカ色はまだなくモンクの影がちらつくピアノを聴かせてくれます。
randy
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