Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

All American Rocks

2009年02月14日 | 60's,70's Rock
1,The Gary Puckett Album (Columbia) 1LP 105円
ユニオン・ギャップのリーダー、ゲイリー・パケットの71年に出たソロ・アルバム。
"Woman Woman" "Young Girl" "Lady Will Power"の3連荘ヒットで見せたあの圧倒的な歌唱が忘れられない人ですが、余りの歌の上手さがこのようなポピュラー系のアルバムを出させたのでしょう。
ということで、ユニオン・ギャップでの先のヒット曲からの流れで期待すると(私もですが...)チト辛いアルバムです。

当然のように今も現役、オフィシャル・サイトはこちらに。今も"♪ウーマン、ウーーーマン"なんて歌っているのでしょうか?


2,Live Talkies/Mitch Ryder (Line) 2LP 100円
クレジットは無いのですが80年代の録音でしょう、あのデトロイトの暴れ馬ミッチ・ライダーのドイツでのライヴ盤。
やたらギターが暴れまわるド派手なバックとミッチはまったくミス・マッチ。ミッチのシャウトが虚しく聴こえるほど。ホーンを入れた60's R&B風なバックでのこの人を聴いてみたいものです。

と いいつつ、デトロイト時代の曲は一曲も演っていなので案外ミッチ自身が望んだサウンドだったのかもしれませんが......。

Mitch


3,Welcome Back/John Sebastian (Reprise) 1LP 105円
ジョン・セバスチャンのソロ作というと「Tarzana Kid」で、"Stories We Could Tell"とか"Face Of Appalachia"とか"Dixie Chicken"とか良く聴きました。

思い返してみると他のアルバムは持っていたものの殆んど覚えていない。本作もそんな一枚。確かタイトル曲が全米No.1とかになったんじゃなかったでしたっけ。「Tarzana Kid」の手作り感が減って(変な言い方ですが)プロのお仕事っぽくなっていた部分がいまひとつピンとこなかったのかも。久し振りに聴いてそんなことを思ってしまったりして。

Welcome Back



4,The Grass Roots Golden Disk (東芝音工)2LP 450円
またまたでましたグラスルーツ。持っていないベスト盤の類を見かけるとつい。もう意地です。

古くからファンにはお馴染のこのジャケット。東芝のゴールデン・ディスク・シリーズ。クロス張りをしたような分厚く重いジャケットに入ったLP2枚組のシリーズでした。

で このグラスルーツ版は彼等ヒット曲を発売順に28曲並べたもの、最後に入っている"グローリー・バウンド"が現在ヒット中とあるので72年に出たもののようです。

1,ミスター・ジョーンズ
2,冷たい太陽
3,今日を生きよう
4,言えばよかった!
5,ウェイク・アップ
6,あなたのメロディ
7,フィーリングス

1,真夜中の誓い
2,いとしのベラリンダ
3,ラヴィン・シングス
4,リヴァー・イズ・ワイド
5,パーリー・スペンサーの日々
6,フライ・ミー・トゥ・ハバナ
7,ペイン~恋の傷跡

1,神に願いを
2,100万年の想い
3,ウォーキング・スルー・ザ・カントリー
4,メリンダ・ラヴ
5,アウト・オブ・ジス・ワールド
6,サムシング・カミン・オーバー・ミー
7,アイム・リヴィン・フォー・ユー・ガール

1,ベイビー・ホールド・オン
2,雨よ降らないで
3,カモン・アンド・セイ・イット
4,燃ゆる瞳
5,恋はすばやく
6,恋は二人のハーモニー
7,グローリー・バウンド

Grassroots

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 60\'s London Scene. | トップ | The Fraternity of Man - The... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Gravenites)
2009-02-14 13:23:50
今回はうーんと唸りたくなる人たちばかりですね。(その意味はおわかりかと思いますが。
ちょうど先週もゲイリー・パケットのアルバムを聴いていました。いいことはいいです。一月号レコード・コレクターズ誌の都倉俊一のインタビューで、1970年代初めに彼がブレークする前は彼らがやっているような歌を目指していたそうです。まあ、これもわかないこともないですが、私自身ゲーリーパケットのアルバムは好きですよ。特にヒット曲ですけど、さすがにCBSコロンビアの製作なので、手は抜いたありません。ただし曲の良さとか歌の上手さに惚れても、ロックとしてはいまいちですね、正直言って。
ゲーリー・パケットは確かに今でも唄っているようで、カジノ・リゾートとか郡のお祭りなどの出ているようです。
返信する
Gary Puckett (Jahking@管理人)
2009-02-15 10:18:30
云われてみればジョン・セバスチャンを除くと確かにう~んと唸る連中がそろってますね。

ゲイリー・パケットは元々ロック向きの唱法の人ではないので中庸路線のユニオン・ギャップにはぴったりはまっていました。時がロックの時代になり中庸路線は受けなくなりソロとして独立。しかし、歌の上手さだけでは売れないこの世界。結局時代の波に呑まれてしまった人って感があります。
返信する

コメントを投稿