Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Cactus 1970

2016年12月27日 | 60's,70's Rock
1,same/Cactus (Atco) 1LP 200円
何を今更ながら、泣く子も黙るカクタスのファースト・アルバムです。
このリングウェアもバッチリな貫禄ジャケットに包まれた米Atco盤、この汚れ具合カクタスにはお似合いです!?
こんなのがリサイクルショップに打ち捨てられていれば当然救済します。

内容的にはセカンドと双璧かと思いますが、何といってもこのジャケットと1曲目"Parchman Farm"の破壊力、これは衝撃でしたね。2曲目がコロッとアコースティックな"デトロイトの西から来た女"、これも良かった。ブギーロックにブルース・ロック、当時の日本のロック小僧にとってもお手本でしたね。ティム・ボガート、カーマイン・アピスの驚愕リズムにクッソヘヴィでテクニカルなジム・マッカーティのギター、これに敵うボーカルはこいつしかいないだろラスティ・デイ。鉄壁です。

Side A
A1 Parchman Farm
A2 My Lady From South Of Detroit
A3 Bro. Bill
A4 You Can't Judge A Book By The Cover
Side B
B1 Let Me Swim
B2 No Need To Worry
B3 Oleo
B4 Feel So Good


cactus


cactus- parchman farm 1970



Cactus - Let Me Swim.wmv



CACTUS Oleo.

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6 コメント

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Unknown (しみへん)
2016-12-27 09:32:42
ライヴのテンションがそのままパッケージされたレコード。
このテンションだとレコード3枚が限度でしょう。
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Unknown (uni)
2016-12-27 09:49:05
ブギーは惚れ惚れしますね。
弾きっぱなしのギターって大好物です(笑)
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Unknown (しみへん)
2016-12-27 15:44:52
って書いたらライヴ盤みたいですね。
「ライヴの緊張感をスタジオに持ち込んだ」ぐらいに訂正
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Re: Cactus (Jahking@管理人)
2016-12-27 20:37:20
>しみへんさん
そうですね、しっかりプロダクションされて作られていますが、小さくまとまることなく実際のライヴ感が伺えるツクリが素晴らしいですね。

>uniさん
まさにハードブギーの極みですね。感覚一発に思えるもその実結構考えられているギターかな、とも思えます。スタイルはちょっと違うのですが、ジム・マッカーティを聴いているとキャプテン・ビヨンドのラリー・ライノ・ラインハルトを思い出してしまいます。
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Unknown (アミーバ)
2016-12-29 04:37:25
Parchman Farm、このはじけぐわい、速さ、初めて聞いた時の衝撃は、MC5のKick out Jamesと同じくらいでした。彼等、この歌、アルバムを超えるものは作れなかったような気がするのですが。私のお墓に持っていくレコード、10枚のうちの一つです。
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Re:Cactus (Jahking@管理人)
2016-12-29 09:19:59
>アミーバさん
ご同慶の至りです。私にとってもZeppのGood Times Bad Times、クリムゾンの精神異常者と並ぶ「アルバム1曲目の衝動」でした。
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