Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

70's Soul CD's

2007年01月18日 | Soul, Funk
1,Memphis High/Johnny Robinson (Epic) 1CD 1,350円
一昨年でしたかソニーから出た紙ジャケCDがエラく高騰しているのがこのジョニー・ロビンソンの70年に出た唯一のアルバム。
今回購入盤は94年にプラケ仕様で出たCDです。実はこれ発売当時即買った(なんせ初の再発でしたから)のですが、何処かに紛れてしまって行方不明になっていたので再購入したものです。

Epicなんてメジャーから出たものですが、何故かメンフィスのハイ・スタジオで録音され当然プロデュースはあのウィリー・ミッチェル。これは悪いわけが無いお墨付きですね。70年の発売ですからあのアル・グリーン、オーティス・クレイ、アン・ピープルズ等々で聴ける芳醇極まりないハイ・サウンドとはチト違うサウンドで、ドン・ブライアントあたりで聴けるものに近いですね。とはいえあのハイ・サウンドを彷彿とさせるものには違いなくティニー・ホッジスのギターなんて本当にいい味を出しています。

で バックのサウンドばかりでなくジョニーさんの歌、選曲も文句のないものでピッケットを思わせるファンキー・チューンからスタートし、バラード、ブルースまで直球豪腕勝負。いや、気持ちいい!!


2,Love Means Everything/Touch of Class (P-Vine) 1CD 1,950円
スミス・コネクション、エボニーズ、モントクレアーズ、フューチャーズ等々、かつては垂涎だったスイート・ボーカルもののアルバムが当然のように再発が繰り返されているような現在、初CD化と騒がれるのはこのクラスのアルバムになってしまうのですね、ってボヤキを一発。

フィーリー産でこのジャケですから中古で見つけたのでつい買ってしまいました。
なんでもオリジナルLPは76年に出て、77年のタイトル曲ともう1曲を加えて81年に再発されたのが本盤だそう。

で その加えられたフロアーで大人気というタイトル曲、かっこいいことはかっこいいのですがフィリーといってももうかなりサウンドは変化した頃もの。
オリジ・アルバムからの曲はまだあのフィリーの香りを残したもの。典型的なフィリー・ダンサーが4曲、これはかなりいいです(うち1曲はフィリー・デヴォーションズの"涙のディスコティック"のカバー)。バラードが1曲、これもなかなかの曲。
ですが、歌が弱いのですね、残念ながら。せめてタイトル曲でのリード&ハーモニーくらい歌ってくれていれば。

結局のところ本盤はこのジャケデザインじゃなかったらタイトル曲の12インチ発売はあってもアルバム全部がCD化されることもなっかたのでは、といったら言い過ぎでしょうか。

Touch of Class

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