The Pretty Things & more.

1,Get The Picture?/The Pretty Things (Victor) 1CD 1,050円
プリティ・シングス、1965年のセカンド・アルバムの紙ジャケCD。中身は2000年にSnapper MusicがデジパックのGold-CDで出したものと同じものだと思います。ボートラは6曲で、更にCDエキストラで「On Film」と題された15分弱のメンバーがひたすら逃げ回るまるで「HELP」を思わせる映像が入っています。

アナログ時代はこの初期2枚は中々聴くことが出来ず、プリティ・シングスの名は付いているもののまるでアメリカン・ハードロックのような70年代の諸作ばかりが目に付いていました。そんなことで私が初期のR&Bバンドを初めてまとめて聴いたのは多分80年頃Sireから出ていた2枚組（初期2作にシングル曲まで詰め込んだものだったと記憶）でした。やられましたねぇ、そのやさぐれ感覚に。ボ・ディドリーの"Roadrunner" "Pretty Thing"そして何といっても"Rosalyn"。

上記に挙げた曲はいずれもファースト・アルバム時の録音なのですが、今回入手のセカンドはオリジナル曲が増えやさぐれ度はそのままに更にエネルギッシュになった印象を受けるもの。ただそれだけではなくトラディショナルなフォークやフォーク・ロックまでレンジは広くなってこれを例のモノトーンなサウンドで演っていて、例えば"London Town"あたりは結構堪りません。勿論"LSD"も。

PRETTY THINGS LSD 1966


Pretty Things - Raining in my Heart 1966




2,Tarkus/Emeson Lake & Palmer (Castle) 1CD 630円
思えばコレ、CDでは持っていなくて安かったので買っておいたもの。02年にCastle Musicが出した紙ジャケCD。まぁ中身はご承知の通りのものでしょ。



ELP performing Tarkus (Eruption) Tokyo 1972




3,Blow By Blow/Jeff Beck (Epic) 1CD 1,050円
はい、こちらも定番中の定番「ギター殺人者の凱旋」です。何度も紙ジャケでていますが、これは2005年のもの。
確か本作ってB.B.& A.のライヴ・アルバムの次に出たものだったんじゃなかったでしたっけ。ラジオで聴いてその落差にびっくりしたのを覚えています、その時の曲が"哀しみの恋人達"だったので尚更だったのですが。
結局このアルバムを自分で買うことになるのは随分と経ってから。同時にこれ以降ジェフ・ベックのアルバムをオン・タイムで買うことが無くなってしまうという自分の中で何かが変わったターニング・ポイント・アルバム(というほどオーバーなものではないですね)。



JeffBeck........CauseWe\'veEndedAsLovers