Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

630円 Seald-LPs

2009年07月26日 | Soul, Funk
1,All in the Soul/Quinn Harris Masterminds (Undercover) 1LP 630円
DU店頭での見切りバーゲン品の一枚。
全然知らないで買ったものだったわけですが、これはアタリ。気に入っています。
ソウル・ジャズ/ジャズ・ファンクにメロウ・ソウルとでもいいましょうか。

Quinn Harrisなるサックス/フルート/キーボードを操る人がリーダーでリズム隊にホーン陣、男女ボーカルという編成、タイトル曲ほか2曲のインストはなかなか気持ちのよいジャズ・ファンク(Quinn氏がフルートを吹くとハービー・マンを想起するサウンドになります)。ボーカルものは女性ボーカル曲はニュー・ソウル的なメロウなもので男性ボーカルものは60年代の香りも残すソウルもの。

1970年にS.Fのマイナー・レーベルから出されたものですが、今だからこそ聴けるもので当時の日本には入ってこなかった音楽(入ってきても聞き手が居なかった音楽~例外はハービー・マンかな)。今、レア・グルーヴ云々といわれているのがそんな音楽ですね。




2,Hot Lunch/Eddie Fisher (Stang) 1LP 630円
All PlatinumのStangから出ていて、プロデュースはジョージ・カー。ですから当然トロットロのスウィート・ソウルを狙って購入。
しかーし、出てきたのはオハイオ・プレヤーズとかP-Funkを想起するバリバリのファンク、聴き進めれば甘めのメロウなのもあったりはするのですが、主は重量ファンク、チト息苦し過ぎです、私には。

Fischer Fischer


3,Nobody But You Babe/Clarence Reid (Tay-Ster) 1LP 630円
Atcoから出ているアルバム「Dancin' With Nobody But You Babe」がこのマイアミのアオバエ、クラレンス・リードのデビュー・アルバムかと思っていましたが、本作が1969年にTay SterなるN.Y.のマイナーから出されていた実質デビュー作だそう。

先のアルバムがポップ曲も含めたカバー曲が多かったと記憶しますが、こちらは全曲クラレンス・リードのオリジナル。ファンキー・ソウルが弾ける聴き応えのあるアルバムでした。

Reid

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