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Nissan Sunny

2009-03-04 | スラバヤ通信 (so long)
 コロナを発見して,チョット思い出した事.

 会社へ入って初めて買ったのが,中古のサニーGX-Tって奴だったはず.
 何処をさがしてもサニーGX-Tの画像がありません.
 そりゃそうだ,発売期間は既に30年くらい経ったはずだから.
 Up画像はサニーGXと呼ばれた1200ccの排出ガス規制前のクーペでは最上位車だったはず.(正確には1973年は初の排出ガス規制はありましたが,点火時期を調整するレベルでした.)チョット小さいけど,オリジナルはこれしか見付からなかった.

 サニーGX-TはB210系列の最終モデルだったはずです.
 1200cc A12 OHV4気筒エンジン+SUツインキャブでした.
 その後,サニーはB310系へとモデルチェンジされ,サニーはカローラとの販売戦争に大きく水をあけられる事になります.

 丁度,排出ガス規制が厳しくなった頃,各自動車メーカーは高出力エンジンを搭載出来ないというか,その頃は技術的にも大変厳しかったのだと思いますよ.
 それまでの車は,ボンネットを開けると,シンプルで地面が見えました.

 ところが,この頃から,エンジン,ミッションとラジエターの他に排出ガス規制をクリアーする為の様々な配管が張巡らされ,キャブレターもディストリビューターも全て電子化が始まり,さながら小さなケミカルプラントになり始めた頃で,スパナを誤ってエンジンルームに落としても,地面に落ちて来なかったですから.

 そんな苦しい時代から,メーカーは再び立ち直るわけでして,サニー最後のキャブレター搭載モデルだった様な気がします.GX-TのエンブレムのTはツインキャブのTでした.

 ちなみに,トヨタはスポーツクラスの象徴であるGTのエンブレムが復活し,DOHCエンジンが再び世に登場します.

 「名ばかりのGTは道をあける」

 これ,セリカGTのキャッチコピーです.
 丁度,スカイラインのGTエンブレムは6気筒エンジンをすべてGT(日産はDOHC6気筒エンジン搭載車をGTRと呼んだ)と呼んだ事から,トヨタはDOHCエンジンのエンブレムがGTである事を主張し,日産より技術が上だとでも言いたかったのかも知れません.それ以降,DOHCエンジンS20搭載のスカイラインGTRは二度と復活しませんでしたからね.

 TVコマーシャルも過激でしたよ.

 BGMはローリング・ストーンズの「サティスファクション」
 どこかのサーキットコースをニューセリカGTがテストランしながらBGMが流れます.
 バンクコーナーを過ぎ,直線に出たところでセリカがパッシング.
 セリカがパッシングしているその方向に,大きな「DATSUN」の看板が...

 そして「名ばかりのGTは道をあける...」ナレーションが流れます.

 話が大きく逸れてしまいました,戻します.
 コロナのブログ記事に,誰かさん()がコメントした事に端を発し,そう言えば俺が最初に乗った車はサニーだった...でチョット調べたくなりました.
 その次に乗ったのは確かKP61だったはずで,しばらくバイクから遠ざかった頃.
 そして,この2台以降は,全く車に興味が無くなったと言うか,カッコイイ車は沢山あったけど,自分で買う気は無くなった.

 そう,「カタナ」を見てしまったからだと思う.

 ところで,B210系サニーは1973年に登場した模様.
 この1973年って,割りと色々な事が起きた年でした.
 排ガス規制が初めて始まった年,オイルショック,そしてラジオ少年の誕生.

 でも,ラジオ少年が73になるのは,まだまだ先の話...オソマツ.


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