FTdx9000

FTdx9000運用記

SWRが跳ね上がった!!

2008-09-13 15:12:18 | FTdx-9000
札幌も初秋の気配を感じる季節になりました。今日の最高気温予測は26度C。それでも平年より高めの気温だそうですよ。豪雨や雷や台風などもいまだなく、関東以西のロケーションの人々には申し訳ないような穏やかな日々が続いています。前回のBlog書き込みは7月でしたので記事のアップは2ヶ月ぶりですね~。書くことはたくさんあるのですが筆不精(じゃない。キーボード不精)なもんで・・・。さて、先日コンテストに参加中、突然9000のSWRメータが跳ね上がりました。ロガーのN1MMから各バンドを切り替えながら獲物をワッチしていて、7MHzで未交信局を発見! こちらのコールを送信したところ、SWRメータがほとんど無限大まで振り切り、HI-SWRランプが点灯したのです。あわてて送信を停止。さて原因は何でしょう? などと悠長なことを考えている暇はありません。事はコンテストの真っ最中なんですから・・・。しかし、焦っても仕方がないので、ここは心を抑えてジックリ切り分けてみました。まずアンテナ切替器のポジションが間違っていないか目視点検。異常なし。(切り替えた覚えがないので異常がないのは当たり前ですが・・・。) 次!! アンテナ側のトラブルを考えてダミーロードに切り替え送信。当然OKになると思っていましたが、おいおい、NGだよ。(TT) ということはもうトランシーバ側のトラブルとの結論になります。で・・・どうする? 次!! 邪道ですが、このままの状態でトランシーバの電源を一旦OFF・・・。本来ならN1MMを終了してからやるべき操作なのですが、メンドーなので、エイヤッと電源を落としました。10秒程度待ってから再び電源ON。電源停止の間、N1MMが怒りだしゃしないかとビクビクしていましたが、ぜ~んぜん知らん顔してましたね。(^^; 恐るおそるダミーに向け送信したら、ヤッホー! OKになりました。ダミーからアンテナに切替えて試験。これもOK。早々とコンテストに復帰することができましたが、このあとコンテンスト終了まで同じ現象が2度も起こってしまったんですよ。いずれも電源のON・OFFのみで正常に復帰しました。同一バンドで運用しているときは起こらないのに、アチコチ、バンドを切り替えた後で送信すると発生しやすいようです。バンドの切替時、9000内部で”カチャ”っとリレーの動作音がします。それも複数のリレーが動作しているような音です。よくわかりませんがリレー接点の接触不良とか、動作すべきリレーが動作していないとかじゃないかな~。オートアンテナチューナも怪しいな~。この次発生したらオートアンテナチューナをOFFにしてみるのも手ですね。今回はそこまで考えが至りませんでした。分厚い紙帯締めの回路図もありますが、見たところで直せる術もなく、当分このまま様子を見ることにします。ところで筆者は運用中、常にSWR計を監視する癖がついていましたが、これは正解でしたね。9000はダブルメータになっていて、SWRとALCの同時監視ができることもFBです。