"TX"ランプの点滅

9000を立ち上げ久しぶりに受信を楽しんでいたのですが、ふとパネル面をみると赤い"TX"ランプが点滅しているのを発見しました。これはなんじゃ？・・・とマニュアルを繰って"TX"ランプ点滅の意味を調べてみると”アマチュアバンド以外で送信操作を行うと、この表示が点滅してオフバンドであることを知らせます。”と書いてあります。おいおい、マジかよ。送信操作もしていないし、オフバンドもしていないぜ。思い込みほど恐ろしいものはなく、以前、動作がおかしくなったとき、ほとんどオールリセット立ち上げで回復していたのが災いして、「また9000自体がおかしくなってしまったんじゃないかな？」と、はなから9000の不具合を疑いました。オールリセット立ち上げをしたところ見事に回復しました。ところが一度でも送信操作をすると"TX"ランプの点滅が始まり、どんな操作をしてもとまりません。もちろんオフバンドなんかしてはいませんよ。マイクのPTTスイッチが悪いのかと思いコネクタを抜いてもダメ！ 思い余って、一度電源を切り、通常立ち上げをしたところ今度は最初から"TX"ランプが点滅状態。仕方がないので2度目のオールリセット立ち上げをしたところ、"TX"ランプは消灯状態でOKになりましたが、やはり一度でも送信操作をするとまた点滅を始めます。他のバンドへ切り替えても症状は同じ。もちろんこの状態で意図的に送信操作をしても、送信状態にはなりません。「こりゃWDXC行きだな」と覚悟を決め、ため息まじりで9000を眺めていましたが、ふとマイクの横においてあるCW用マニュピレータが目にはいりました。マイクは切り離してみましたがマニュピレータは何も点検していません。恐る恐るマニュピレータのレバーを振ってみると、ドヒャー！　スペース側の接点がベッタリつきっ放し～！！！　調整用のネジを緩めて接点を開放し、通常立ち上げをしたら・・・な・な・なおってしまいました。まあ、ユーザ側の不注意でこんな現象に見舞われたのですが、「オフバンド以外にも、"TX"ランプ点滅の条件があるぞ！」と声を大にしてメーカに言いた～い・・・のが今の気持ちです。(^^; この現象、メーカは知っているのかしら？