FTdx9000

FTdx9000運用記

CLAR/VFO-Bツマミ

2006-08-23 21:59:00 | FTdx-9000
タワーを建設するため、アンテナを数週間撤去していました。おかげでFTDX-9000は送信はおろか受信すらできず休眠状態でしたが、8月17日、アンテナが再接続されやっとQRVできる状態になりました。さっそく電源を入れマニュアル片手に受信開始。いろいろいじくっているうちに気になる点がでてきました。FTDX-9000Dバージョンは受信機が2台入っていて、VFO-AのメインダイヤルとVFO-Bのサブダイヤルがついています。メインダイヤルはツマミ自体が大型でフライホイール機能もあり、回転トルクも好みの重さに調節できてFBな操作感覚ですが、VFO-B(正式にはCLAR/VFO-B)ツマミは問題ありです。回転トルクがメチャ軽過ぎるのです。このため、ちょっとツマミに触れただけで微小回転を起こし、(2~30Hz)周波数が動いてしまうのです。悪いことに、このツマミを取り囲むように10個もの機能ボタンがギッシリついています。ツマミとボタンの間隔も狭く、ボタン操作はよほど慎重にしないと、まずツマミに触れて微小回転を誘発します。勿論、トルク調整機能などはついていませんから、このままで我慢するしかないのですが、ぜひ改良を要望したいところです。VFO-Bツマミは単に周波数の変更だけでなく、クラリファイアやメモリーチャンネルの切替などをはじめとする多機能の操作を担っており、それゆえ使用頻度も多く、この回転トルクの軽過ぎによる操作性の悪化は致命的です。ちなみにFT-920のVFO-Bツマミをチェックしたところ、少なくとも触っただけで回転するということはなく、それなりのトルクは備わっていました。メインダイヤルの操作性が抜群なだけに、ヒジョ~に残念です。ブツブツ。