こんにちは。
今回はみなさんお馴染みの日本航空が運航するJL001便で東京へと向かいます。
1966年4月にHND-SFO線がJL1/2便になり、同年11月にJFK、翌年には世界一周航路としてロンドンまで延伸。70年頃になるとDC-8が導入されて今までホノルル経由だったJL002便がSFOまで直行化、72年にB747が導入。ほぼ同時に大西洋路線が消滅して現在と同じ出発・目的地となり、75年6月には復路も直行化されました。
そして78年5月に成田空港が開港。JL001/002便は成田発着へと切り替わり、2010年10月から羽田空港の再国際化に伴って再び羽田発着へ。そして9/1からは運航機材が787へと変わります。
今回は日本航空が運航するJL001便で東京国際空港へ飛びたいと思います。
今回は日本航空が運航するJL001便で日本の首都、東京まで行きたいと思います。
サンフランシスコ出発は02:30(現地時間19:30)。東京到着は13:20(現地時間22:20)で、ブロックタイムは10時間50分となる予定です。尚、両都市には16時間の時差があり、東京の方が16時間進んでいます。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回はサンフランシスコがUTC-7:00、東京はUTC+9:00です。
今回はB777-200ERで運航します。
C56席、PY40席、Y149席,計245席の3クラス編成です。
ルートはこちら。
200hpaの風向速と相談して決めました。やっぱりOTRルートは組みがいがあります。
以下フライトインフォメーション
区間:サンフランシスコ国際空港(San Francisco International Airport) KSFO/SFO ----- 東京国際空港(Tokyo International Airport) RJTT/HND
便名:JL001
使用機材:Boeing 777-246/ER(JA711J)
(アドオン:Project Opensky / B777-200ER)
搭載燃料:170,260lbs
総離陸重量:522,993lbs
予定ブロックタイム:10時間50分
出発スポット:A9番スポット
巡行速度:M0.84
巡航高度:KSFO-(36,000ft)-DACEM-(38,000ft)-47N70-(40,000ft)-RJTT
飛行距離:4574nm
飛行ルート:KSFO-(SID)-ALCOA-(DCT)-DACEM-(DCT)-40N30-(DCT)-42N40-(DCT)-45N50-(DCT)-47N60-(DCT)-47N70-(DCT)
-46E80-(DCT)-45E70-(DCT)-43E60-(DCT)-EMRON-(OTR7)-ADNAP-(OTR5)-PABBA-(OTR4)-GOC-(Y10)-STONE-(STAR)-RJTT
天候はこんな具合
サンフランシスコ周辺
東京周辺
天気は良好。離陸はRWY28R、着陸はRWY23となる予定です。
200hpa風向速図
離陸から5時間後の予報
離陸から8時間後の予報。強い向かい風はそこまで受けなさそうですね。平均してだいたい40kt程度の向かい風かと思います。
ただ今01:50(18:50)、あと10分程で搭乗開始です。
サンフランシスコ国際空港(サンフランシスコ)の天候は
風:280@17kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度800・2000ft
気温:18℃
露点温度:10℃
高度計規正値(QNH):2994
使用滑走路:19R/L・28R/Lとなっています。正面からの強い風うれしいです。
右側も
左側もお留守です。
おっさん3兄弟。厳密には姉妹ですけど。
ジェットエアウェイズのB777-300ER。
TACAが降りてきました。
USエアウェイズのCRJ-900。相変わらずの前傾姿勢です。
JALのB777-200。AI機のJL001便ですね。'12年の冬季プランなので少し早めの出発です。
君がここにいるのは少し納得できませんけど。
TACAが来ました。
搭乗を始めます。
アメリカン航空が来ることを期待しましたが全然関係ないキャリアでした。
FedExのB757-200SF。
大きめなのが来ました。
中華航空のB747-400。
CI004便ですね。
PBBを外します。
いきましょうか。
というわけで定刻通り、02:30(19:30)にプッシュバック。
タワーから。
アラスカ航空のB737-800。
回頭中。
プッシュバック完了。
ノシ
RWY28Rからの離陸となります。
パタ....パタ
帰っていきました。
RWY01L/19Rを横断。
続いて01R/19L。
そしてRWY10R/28Lを横断。
GSIVが先に上がります。
ラインナップ。
向かい風の助けもあってかあっという間に上がりました。
そしてUSエアウェイズのA321が進入。
接地。
個人所有機。
コックピット窓下に名前のようなものが書いてあります。
そうこうしているうちにこちらさんは脱出。ささっと離陸します。
1200mほど滑走してVR。
テイクオフパワーにセットしてからFSRecorderでレコーディングを始めていないことに気づいたので中途半端なところから始まります。
というわけで02:51(19:51)にテイクオフ。
SIDはGAP FIVE DEPARTURE、TRANSITIONはALCOAです。
軽々と上がっていきます。フラップ5でも十分でしたね。
初期上昇。
そのまま西へ飛び、サンフランシスコとはこれでお別れです。
サンフランシスコの中心街が見えます。
そしてあっという間に太平洋へ出ます。
離陸から14分後の03:05(20:05)に巡航高度の36000ftへと到達。やっぱりVNAVがあると効率よく上がれるので早いです。
そして03:24にどこかのコントロールへとハンドオフ。No.131にも出てきたセクターです。
同時にDACEMをヒット。38000ftへ上昇します。
長い長い夕焼けがはじまります。
沈みそうで全然沈みませんね。
※さっきのSSから50分経過してます。
更に1時間強過ぎてもまだまだ。
そして07:28に日没。
07:45に47N70をヒット。40000ftへと上昇しました。
雲が近いと(ry
恒例。
08:38にOakland(オークランド)コントロールへとハンドオフ。
妙に明るいのどうにかならないんですかね。
月。
10:04にTokyo(東京)コントロールへとハンドオフ。
雲が途絶え始めて海面が見えるようになりました。
これはちょっと痛いです。
いよいよ終盤。
12:45(21:45)にDAIGO(GOC) VOR/TACの59nm手前から降下開始。
いわき市辺りです。
下に見えるのは日立ですね。
DAIGO(GOC) VOR/TACをヒットして大きくレフトターン。
STARはSTONE TRANSITIONのSTEAM RNAV ARRIVALです。
今回はILSアプローチでRWY23へ着陸します。
東京国際空港(東京)の天候は
風:120@6kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000・3000ft
気温:27℃
露点温度:23℃
高度計規正値(QNH):2794
使用滑走路:22・23・34R/Lだそうです。実際のMETARと大分違うのですがREXは一体どこから情報を仕入れているのでしょうか。
ディズニーリゾートを見ながら東京湾へ入ります。
対地1400ft。このAFCADではILSがオフセットされていませんね。
1000ft。ターゲットアプローチスピードは135ktです。
対地775ftでAP解除。
500ft。
200ft。
50ft。
13:12(22:12)にタッチダウン。そこまで長くない滑走路なのに伸びすぎました。
暗いので全然分かりませんが、ウィングビューを見る限りはまあまあの出来ですね。
伸びてしまったのでフルリバース。
制動完了。脱出します。
101番スポットへのタキシングを指示されました。
思っていたよりフレームレートを確保できたのが意外です。
橋を渡ります。
東京の中心部をバックに翼を休める皆様。
1ビル。
RWY16R/34Lを横断します。
国際線ターミナル周辺。
こちらが101番スポットですね。
到着。
デルタ航空のB777-200LRでしょうか?緑色のやつは自機のNavライトです。
ANAのB777-300ER。
アシアナの763。
中華航空のA333。
右側には日本航空のB777-200ERが、
左側には誰もいません。
管制塔から。
というわけで定刻より3分遅い13:23(22:23)にスポットイン。
お疲れ様でした。
編集降機というか裏話というか
今回はアメリカ合衆国の西海岸を代表する都市のひとつ、サンフランシスコにあるサンフランシスコ国際空港から日本の首都、東京にある東京国際空港まで飛行いたしました。
B777-200ERの使用はNo.116以来、東京(羽田)へのフライトはNo.48以来です。
というわけで早々と日本に戻ってきました。
前回の羽田空港着陸はもう100レグ近く前なんですね。当時はまさか3年も続くブログだとは思っていなかったはずです。
再国際化後のAFCAD+Tokyo X+REX+夜間というそこそこな環境下で飛びましたが、平均して約20、最低でも15FPSを割らなかったのは本当にありがたいです。
FSXをやるにはグラフィック能力が余剰という事もあり、Tokyo Xを入れても入れなくてもフレームレートは殆ど変わりませんでした。むしろデフォルトのままの方が重かったぐらいです。
さて。実はこのフライト、危うくNo.134と同じような運命を辿るところでした。
JL001便、実は既に1回飛んでいて後は書くだけという段階まで入ったのですが、巡航中の度重なるフリーズに遭い、どうも納得のいくフライトではなかったので飛びなおしました。
と言いましてもこのフライトでもフリーズしたんですけどね。それもたいしたことない理由で。
タワーから接地の瞬間。
ランウェイエンドから。
接地した時にセンターをキープできたことは褒めます。
滑走路脇から。
離陸時の動画が完全でなかったのが悔しかったので、没になった1回目の離陸動画でもどうぞ。
FSRecorder再生時においてエルロンが暴れる件についてですが、再生時にAPがエンゲージ状態になっていたことが原因でした。確かにFSRecorderの仕組みを考えると合点がいきます。
リバーサーが稼動しなかったのは単に機体(?)の問題でした。私は滑走距離に余裕がある場合はアイドルリバースで減速しますが、その際にリバーサーが作動しない(FSX内でがリバース扱いになり、音も計器類もリバースの状態になりますが外部視点から見るとリバーサーは作動せず)ので、FSRecorderもそのように記録したようです。
しかし1500mも滑走せずにエアボーンしたのは驚きでした。というよりこの機体、パワーが強すぎる気がします。それがリアルなのかは分かりませんが。
レーダーベクターはこんな感じでした。普通ですね。降下中はずっとVNAVに頼りっきりでしたが丁度いい感じの高度処理でILSと会合できました。
さて、次回のフライトは7/17(水)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。
累計ブロックタイム:約512時間25分(21日と8時間25分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約207,572nm(約384,423km) 赤道上を飛行したとして約9.59周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:3時間42分47秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,504nm(約2,785km)
上記の累計・平均の値は、全142フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計138フライトを元に算出されています。
区間:サンフランシスコ国際空港(San Francisco International Airport) KSFO/SFO ----- 東京国際空港(Tokyo International Airport) RJTT/HND
便名:JL001
使用機材:Boeing 777-246/ER(JA711J)
(アドオン:Project Opensky / B777-200ER)
搭載燃料:170,260lbs
残燃料:38,991lbs
総離陸重量:522,993lbs
予定ブロックタイム:10時間50分
実際のブロックタイム:10時間53分
フライトタイム:10時間21分
地上滞在時間:22分
離陸~巡航までの時間:14分
巡航時間:9時間40分
降下~着陸までの時間:27分
総タキシング距離:8.11km(サンフランシスコ:3.35km/東京:4.76km)
出発スポット:A9番スポット
到着スポット:101番スポット
巡行速度:M0.84
巡航高度:KSFO-(36,000ft)-DACEM-(38,000ft)-47N70-(40,000ft)-RJTT
飛行距離:4574nm
飛行ルート:
KSFO-(SID)-ALCOA-(DCT)-DACEM-(DCT)-40N30-(DCT)-42N40-(DCT)-45N50-(DCT)-47N60-(DCT)-47N70-(DCT)
-46E80-(DCT)-45E70-(DCT)-43E60-(DCT)-EMRON-(OTR7)-ADNAP-(OTR5)-PABBA-(OTR4)-GOC-(Y10)-STONE-(STAR)-RJTT
Departure spot:A9
Brockout time:02:30(Local time:19:30)
Taxing root:M-H-H1-H-L-F-C-RWY28R
Takeoff Runway:28R
SID:GAP FIVE DEPARTURE
TRANSITION:ALCOA TRANSITION
STAR:STEAM RNAV ARRIVAL
TRANSITION:STONE TRANSITION
Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:23
Taxing root:D3-D-Y-A-A2-G-P2-P2-P4-Spot101
Arrival spot:101
Blockin time:13:23(Local time:22:23)
Weather
Around San Fransisco
Around Tokyo
200hpa wind speed and direction map
(5hrs after takeoff)
(8hrs after takeoff)
サンフランシスコ国際空港(サンフランシスコ)
風:280@17kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度800・2000ft
気温:18℃
露点温度:10℃
高度計規正値(QNH):2994
使用滑走路:19R/L・28R/L
東京国際空港(東京)
風:120@6kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000・3000ft
気温:27℃
露点温度:23℃
高度計規正値(QNH):2794
使用滑走路:22・23・34R/L
私なら途中で寝てしまいそうです(笑)
着陸もナイスランディングでしたね。なかなかセンターをキープするのが難しくて。。。
ところで羽田23のチャートはどこから入手されましたか?
23のチャートはAISJapanで入手しています。というより日本を飛ぶ際は全部あそこからですね。