PJ-80の周波数安定度を測定してみました。
(精度は?ですがそれなりの評価はできると思います)
測定に使用した機器はSGの代わりにはICOM IC-756PROを 比較測定用に
YAESU FT-920をそれぞれ使用し、測定開始20分ほど前にPOW-ON。
周波数は3,520.00KHz出力5W以下でダミーロードに接続し連続キャリア送出
キーダウン、(そのまま2時間以上測定しました)
PJ-80の受信出力とFT-920の受信出力をオシロでリサージュ波形観測して
測定するつもりだったのですが、そこまでやらなくても人間の耳もかなりの
精度の測定器になりますゼロビート法を利用しました。
PJ-80のSW-ON(イヤホンジャックを挿すだけですが)から約40秒で完全な
ゼロビートに合わせその時点をFREQ±0.00KHzとして毎分FT-920のRITで
ゼロビートを取り直し、その値を記録していきました。
周波数がどのように変化していくか、はたまたジャンプしたりするか不明
でしたので少々細かいですが毎分記録しました。なんと2時間もです。。。
左の耳にFT-920の受信音を右耳にPJ-80の受信音をいれホワンホワンホワン
と頭の中にリサージュ波形が回りだし、2時間近くになったらもううんざり。
結果はグラフのとおり予想以上に良い成績でした。しかしこれはIC-756と
FT-920の変動は無視しています。(変動するのはPJ-80のみの前提です)
SW-ONから15分間は毎分100Hzずつ下がっていきます。次の15分間は30Hz/分
ほどで次の15分は10Hz/分ほど下がり続け、1時間を過ぎると変動は±20Hz
以下です。充分に満足できる結果ではあると思われます。
しかし、ARDF競技はSTARTしてからSW-ONですから、初期の変動がもう少し
抑えられたら、もっとFBです。安定したころには、競技時間の半分を過ぎる
わけです。それから、今回の測定は机上に置いた状態で温度変化や機械的な
振動も加わっていません。実際の競技のときは手に持って走りまわるわけで
(私の場合は歩き回る?)条件ははるかに過酷なわけです。
この結果からですと競技中にTXとビーコンの周波数が受信範囲から外れて
しまうと言うことは考えられませんが、3,520KHzのマーカーを組み込んだ方が
安全面、安心面を考えたら、良いのかも知れません。
(精度は?ですがそれなりの評価はできると思います)
測定に使用した機器はSGの代わりにはICOM IC-756PROを 比較測定用に
YAESU FT-920をそれぞれ使用し、測定開始20分ほど前にPOW-ON。
周波数は3,520.00KHz出力5W以下でダミーロードに接続し連続キャリア送出
キーダウン、(そのまま2時間以上測定しました)
PJ-80の受信出力とFT-920の受信出力をオシロでリサージュ波形観測して
測定するつもりだったのですが、そこまでやらなくても人間の耳もかなりの
精度の測定器になりますゼロビート法を利用しました。
PJ-80のSW-ON(イヤホンジャックを挿すだけですが)から約40秒で完全な
ゼロビートに合わせその時点をFREQ±0.00KHzとして毎分FT-920のRITで
ゼロビートを取り直し、その値を記録していきました。
周波数がどのように変化していくか、はたまたジャンプしたりするか不明
でしたので少々細かいですが毎分記録しました。なんと2時間もです。。。
左の耳にFT-920の受信音を右耳にPJ-80の受信音をいれホワンホワンホワン
と頭の中にリサージュ波形が回りだし、2時間近くになったらもううんざり。
結果はグラフのとおり予想以上に良い成績でした。しかしこれはIC-756と
FT-920の変動は無視しています。(変動するのはPJ-80のみの前提です)
SW-ONから15分間は毎分100Hzずつ下がっていきます。次の15分間は30Hz/分
ほどで次の15分は10Hz/分ほど下がり続け、1時間を過ぎると変動は±20Hz
以下です。充分に満足できる結果ではあると思われます。
しかし、ARDF競技はSTARTしてからSW-ONですから、初期の変動がもう少し
抑えられたら、もっとFBです。安定したころには、競技時間の半分を過ぎる
わけです。それから、今回の測定は机上に置いた状態で温度変化や機械的な
振動も加わっていません。実際の競技のときは手に持って走りまわるわけで
(私の場合は歩き回る?)条件ははるかに過酷なわけです。
この結果からですと競技中にTXとビーコンの周波数が受信範囲から外れて
しまうと言うことは考えられませんが、3,520KHzのマーカーを組み込んだ方が
安全面、安心面を考えたら、良いのかも知れません。
ありがとうございました。
3端子レギュレータの効果が出ていますね。
QSO目的だと、2kHz以上変動する機械は
使いづらいかもしれませんが、ARDFの場合は、
機械的な振動(走ったりもしますからね)もあり、
ポコンと跳ぶことも考えられるものの、
これだけスムーズな動きなら問題はないですよ。
でも、オリジナルのツェナでの安定化だけだと、
何倍も動くのではないでしょうか。
それでも、主要キャパシタに不安定なものを
使わなければ、そこそこ使えますからね。
ARDFや簡易受信機、製作素材としてなら
安価で面白いキットですよね。
さらに安定するようですので、まだ楽しめそうです。
でも、機械的な振動が一番影響がありそうですね。