気弱なウルフの山のあしあと

一度きりの人生 前を向いて歩く。山は登るのは大好きだけど、下るのは苦手。苦手を克服するために、休みの日は山に登ってます。

ゆっくりと流れる時間を楽しんで 編笠山~権現岳 vol. 2

2012年09月01日 | 八ヶ岳


   【 広がる青い空と登山道脇のたくさんの花を眺めていると 歩くスピードが上がりません  】


       ゆっくりと流れる時間を楽しんで 編笠山~権現岳 vol. 1


  編笠山山頂で朝食を食べて 景色も十分堪能したので


  青年小屋まで戻って テントの設営をしましょうか 


  来た道を戻りながら ヒカリゴケや花の写真を撮りながらのんびりと下りて行きます

   青年小屋方面は左

  

   登山道の途中にある ヒカリゴケ

  

  

   花と山

  


  青年小屋まで戻って テン泊料金を支払い ( 一張 600 円 ) テント設営をして


  乙女の水まで 水を汲みに行きます ( テン場から 5 分ほどの場所にあります )

   冷たくて美味しい水です 

  


  では 出発しましょうか 

 
  この日は 青年小屋でテントを張って すぐに赤岳をピストンする予定でいましたが


  テントを張る前に編笠山を往復してしまったので 


  赤岳ピストンは時間的に厳しくなったので断念して 権現岳までのんびりとすることにしました 


  ということで

  今回は 岩場の様子を詳しくお伝えしたいと思います 


  9:25 まずは のろし場を目指して 樹林帯に突入します

   権現岳方面へ

  


  一旦樹林帯を抜けると お花畑の間を緩やかに登って行きます

   この辺りは緩やかな登山道です

  


  再び 樹林帯の中をジグザグに高度を上げて行きます

   この辺りは岩は少ないです

  


  樹林帯を抜けて 少し傾斜のきつい岩場を登って行くと

   雨の日は滑りやすそうです

  


  稜線に上がって シャクナゲの木が生い茂った狭い登山道を歩いて行きます

   シャクナゲロード ( 笑 )

  


  この辺りまで上がってくると 右手には富士山 振り返ると編笠山・南アルプスの山並みが


  目に飛び込んできます 

   雲がかかり始めた富士山

  

   編笠山と南アルプス

  


  9:45 のろし場 ( 2,530 m ) に到着

   標柱は木に隠れています

  


  次に目指す 西ギボシが目の前に聳えてますね

   登山道のガレ場が見えてます

  


  のろし場からは 一旦下って 最初はザレた急斜面を滑らないように登って行きます

   下ります

  

   ザレた登山道

  


  西ギボシの登山道脇にも 花がたくさん咲いているので 


  写真を撮りながら のんびりと歩いて行きます

   タカネナデシコ

  

  


  西ギボシの取り付き辺りから登山道は岩稜帯となるので 白丸の目印を忠実に辿りながら 


  足下に集中して三点支持で岩場を越えて行きます

   左側を登って右へ巻いて行きます 

  

   鎖も架けられてます

   


  西ギボシからは 次に目指す東ギボシと権現岳が見えます

   左が東ギボシ 右端が権現岳

  


  登山道脇にたくさんあるトウヤクリンドウは 咲き始めていて


  ついつい足が止まってしまいます 

   トウヤクリンドウ

  

  さっ

  東ギボシの岩稜帯を歩きますよ~ 

   鎖もあります

  


  谷側がスパッと切れ落ちている 狭い登山道を慎重に歩いて行きます

   高度感は抜群にあります ( 笑 )

  

  

  


  山腹に切られた ↑ の登山道を慎重に歩ききると


  次は 鎖が下がっている岩場を垂直に上がって行きます

   脚が短いと苦労します (^_^;)

  


  岩場を這い上がって進んで行くと


  鎖も架けられていますが ヨコバイ気味の登山道となります

   滑落しないように慎重に進みます

  

  


  東ギボシの山腹を歩き終えると 目の前に赤岳~阿弥陀岳が…

   良い眺めです 

  

   権現岳と権現小屋

  


  10:20 権現小屋に到着


  何となくジュースが飲みたくなたので 小屋の中へ入り ジュースを購入


  権現小屋から 本日の我が家 ( テント ) を眺め ジュースを一気に飲み干して


  前から気になっていた 赤岳からの縦走にある源治バシゴを覗きに行ってみることにしました 

   テン場のど真ん中に設営してあります

  

   長さは 20 m 程だそうです

  


  稜線のザレた登山道を少し歩くと


  赤岳・権現岳の分岐点に到着

   左に進みます

  


  分岐点から 赤岳方面へ少し稜線を下って行き


  少し広い場所で 30 分ほどぼんやり景色を眺めて

   権現岳と三ツ頭山

  

   権現岳

  

   東ギボシ

  


  ハシゴ周りに登山者がいなくなるのを見計らって 写真を撮りに鎖場を下りて行きます

   慎重に下りて行きます

  


  で

  源治バシゴを真上から撮影してみると ↓ な感じです (^_^;)

   次回は下りて赤岳まで行きたいですね

  


  今回のミッションはこれで完了したので ( 笑 )


  権現岳へ向かいましょう 


  分岐点まで戻り 分岐点から 5 分ほど歩けば


  11:00 権現岳山頂 ( 2,715 m ) に到着

   登山者も数えるほどでした

  



  ようやく山頂に到着しましたが


  長くなりましたので


       ゆっくりと流れる時間を楽しんで 編笠山~権現岳 vol. 3 に続きます  


  

   

  


  


  


  


       


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5 コメント

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Unknown (ヒロシ)
2012-09-01 22:56:30
こんばんは!

ギボシへの岩稜帯の鎖場は思い出すだけで怖かったですよ(笑)。私が登った5月は残雪期でクサリ場にも微妙に残っていて12本アイゼン履いて登りました・・・岩に引っ掛かるのが怖かったです。
J-ウルフさんのたくさんの鎖場写真を観て鮮明に思い出しました!ありがとです!
今はトウヤクリンドウが咲いているんですね!綺麗な色合いの白ですね!
ギボシを登り切って見渡す赤岳と阿弥陀岳はいい眺めですね!私もお気に入りの一つの風景ですね!

源治ハシゴっていうんですか?怖そう!あの先がキレットで赤岳への縦走路なんですよね!私も来年には挑戦したいです!
権現岳山頂って狭くていいですよね(笑)。あそこでのんびろコーヒーでも飲んでみたいです!
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ヒロシ さんへ (J-ウルフ)
2012-09-03 18:23:05
こんばんは !
お返事が遅くなって すみません m(_ _)m

西ギボシ・東ギボシの岩稜帯は とってもスリリングですよね~ ( 笑 )
登る時は それほどの恐怖感は無いのですが 下りに通ると…高度感は なかなかのものです (^_^;)
そうそう源治バシゴは 長いですよ~
槍ヶ岳の垂直ハシゴが とっても易しく思えてしまうくらいです ( 笑 )
ぜひ 来年キレットへ縦走してみてくださいね  
ヒロシ さんのレポを見てから 私は挑戦してみたいと思います ( 笑笑 )
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教えてください。 (Waiha)
2012-09-03 20:19:09
こんばんは
ウルフ先生~ またまた教えて下さ~い

とても綺麗なヒカリ苔ですが
①生えている場所は水分たっぷりのところに生えているのでしょうか?
②夜でもピカピカ光っているのでしょうか?
③うちへ持ってきて飼ってもピカピカ光るのでしょうか?
お願いします。 Waiha

「雲がかかり始めた富士山」 → サイコ~~~~~
とってもきれいです。
こんなの目撃したら 歩くの忘れちゃいそう

すごく綺麗なナデシコですね これもサイコ~~~~~
青森の そこらへんに咲いてるナデシコはこんなに綺麗じゃないですね

すごくきれいな花や風景 すごく山らしい山 とっても いいなぁ
なんだか 夏山 好きになっちゃいそう
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Waiha さんへ (J-ウルフ)
2012-09-04 18:07:05
こんにちは !

あ~~
私は 物知りでも何でもないので 先生と呼ばないで下さいませ~  ( 笑 )

ご質問にお答えしますとですね
① 水分たっぷりの所ではなくて 岩陰の涼しい所の岩に生えてます
② 電池交換が出来ないので 夜は光っておりません ( 笑 )
  太陽の光が差し込むと 一段と光ります 
③ 持って帰って飼うと 崇りがあります ( 笑 )
         
            以上

中部圏の夏山は 昨今の山ブームのおかげでメジャーな山は大賑わいですが
山上からの眺めは最高なので 毎週でも歩きたくなりますね 
 
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こんばんは~。 (Waiha)
2012-09-04 20:08:45
頂いた お答え
すごーく よ~く理解できました

学校にいた時 ウルフさんのような先生に教わっていたなら
ボクはきっと 優秀な成績で終了できたでしょうに  とっても残念です
人生の巡り合いって なかなかうまくいかないなぁ、と ほのぼのと感じるこの頃です

とっても ありがとうございました
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