春でも夏の。。。

監督によって、作品が変わる。映画では、お馴染みだ。
監督によって、選手が変わる。ここ数年来のスポーツシーンで周知となった。
監督によって、チームが変わる。指揮者によって、音楽が変わる。先生によって、生徒が変わる。
トップによって、会社が変わる。自分の監督の仕方で、自分も変わるかな。

監督によって、クラブも変わる。
今日は、清水エスパルスが東京ヴェルディとゲームをした。０－０、引き分けて終了。
今季の監督は、清水生まれで、清水でサッカーと共に育ち、清水エスパルスの誕生と共にJリーガーとして人生を歩み、選手活動の引退までを過ごした生一本のエスパルスっ子、長谷川健太。
彼の采配で、エスパルスはどう換わるのか。楽しみだ。

その清水市三保のハーブ研究家藤浪知香枝さんによると、
近所の子供たちは、どうも、丸いものを見ると、蹴りたくなるらしい。
サッカー王国だ。いかにも、そうかもしれない。今の時期の丸いものは、夏みかん。
道路に落ちているそれを見ては、蹴って遊んでいるという。
ちょっともったいない。藤浪さんは、こどもにも人気のサマーオレンジパフェのすすめ。

＜つくりかた＞

１．夏みかんは、ほろから外し、一個分に付き三温糖小さじ1程度を振りかけておく。
２．しっとりしたら、細長い器の下に入れる。
３．シリアルを入れる。ココアパフなどが、ほんのり甘みと味のアクセントにも。
４．ヨーグルトをかける。
５．ミントの葉を飾る。


簡単で楽しいパフェ、出来上がり。
時間があれば、赤ワインで色を付けたゼリーやみかんの寒天などをクリスタルのように飾っても。
乳酸菌は花粉にいいとか。ミントの葉までいただくと、花粉症の鼻がすうっと。。。。

沢山ある夏みかんなら、ジュースにしたり、冷凍にしておいたり。
猛威を振るうインフルエンザや風邪には、ビタミンを摂取したい。

スローライフ派には、重曹をかけて、しゅわしゅわっとしたところへ、お砂糖がけで召し上がれ。
むいた皮は、マーマレイドにどうぞ。

夏みかんって、今から食べごろ。梅雨前まで。
なのに、「夏みかん」。
ぶんたんの血を引く自然雑種の夏みかんは、もともと秋に実がなる木。
でも、あまりに酸っぱくそのままでは食べられな～い。そのため酢の代用品として使われてきた。
これで、酢の物や寿司酢を作ったり、焼き魚にかけても美味しいよね。

ところが、きっと、それほど使い切らなかった家があったのだろう、
そのまま取らずに初夏頃までおくと、酸味が和らいでおいしく食べられることが分かり、
夏みかんと呼ばれるようになったとさ。昔は夏の果物だった。
ああ、書いているだけで、じゅわじゅわ唾液が口内に。。。。

夏みかんから、たくさんの品種改良もなされた。その代表格が甘夏と日向夏。
日向夏はニューサマーオレンジの名で伊豆の特産品にもなっている。

不器用そうな厚い夏みかんの皮には、身よりもビタミンCがたっぷり含まれている。
また、さわやかな香りが心地よい。
清水の果樹試験場柑橘部の矢野室長らが発見したオーラプテンという香りの成分は、発癌抑制効果。
もったいないを実践すれば、身体にも環境にも、良いのだね。