築40年弱、その後増改築を繰り返した実家の耐震診断結果報告書を見た。地盤の強度を色分けした地図や図面類を含めて30ページほどの報告書で、依頼したのは業界では大手のM社。半日かけて床下から屋根裏まで開けられる所は全部開けてくまなく検分したそうだ。その二日後例の耐震偽装問題が突如浮上。
今回の調査で思い知らされたのは、当時の建築基準に則っているだけでは現在の耐震基準をクリアできないという厳然たる事実である。試験の点数のように例の数値が枠の中におさまっている。早々になんらかの補強工事が必要な数字だ。横浜市では木造住宅の耐震補強工事にかなりの助成金が出るというのも初耳だった。
「安全」も自己責任の風向きが気になる。
今回の調査で思い知らされたのは、当時の建築基準に則っているだけでは現在の耐震基準をクリアできないという厳然たる事実である。試験の点数のように例の数値が枠の中におさまっている。早々になんらかの補強工事が必要な数字だ。横浜市では木造住宅の耐震補強工事にかなりの助成金が出るというのも初耳だった。
「安全」も自己責任の風向きが気になる。