前回のRaspberry Piの初期設定では、有線LAN経由でSSH接続できるようにした。
今回は、無線LANの設定を行い、無線でRaspberry Piを使えるようにする。
0.セットアップ条件
セキュリティーを考慮して、Raspberry Piに無線LANの生パスワードを残さない方法にて行う。
1.無線ルーターのSSID・パスフレーズの確認
無線ルーターの設定画面や取説などから、無線ルーターのSSIDとパスフレーズを確認する。
2.無線LAN情報のインプット
Raspberry PiにSSH接続したら、以下のコマンドを実行。
なお、SSIDとPASSPHRASEは自分の環境のものを入力する。
3.生パスワードの削除
テキストエディターを使って、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confファイル内の
生パスワードコメントを削除する。
テキストエディターは、『nano』を使う。
使い方の詳細は、参考元サイトに詳しい。
以下のようにコマンド入力して、wpa_supplicant.confファイルを開く。
#でコメントアウトされている、生パスワードの『#psk="PASSPHRASE"』の一文を削除する。
下図は、生パスワード削除後のイメージ図。

『Ctrl』+『O』で上書き保存し、『Ctrl』+『X』でnanoを終了させる。
4.無線の確認
一度、Raspberry Piをシャットダウンして、LANケーブルを抜く。
その後、Raspberry Piの電源を入れなおす。
前回の初期設定で行ったように、下記の確認方法で、Macアドレスが『B8:27:EB』から始まっている
インターフェイスのIPアドレスを探す。
確認方法1:ルーターの設定画面に入ってRaspberry Piに割り振られたアドレスを確認する。
確認方法2:コマンドプロンプトから『arp -a』を実行する。
Raspberry Piの無線LANに割り当てられたIPアドレスで、SSH接続できれば作業完了。
毎回、IPアドレスを検索するのが手間な場合は、IPアドレスを固定化すればOK。
今回は、無線LANの設定を行い、無線でRaspberry Piを使えるようにする。
参考にしたもの Raspberry Pi 3を買ってMacを使ってWiFi接続とSSHの接続するまで Raspberry Pi | viより直感的!標準エディタ”nano”の使い方ガイド | たぷん日記 端末で使うテキストエディタ nano | Linux Mintのメモ |
用意するもの ・Rasspberry Pi 3スターターキット スイッチサイエンス Raspberry Pi 3 Model B本体 microSD 8GB class10 (Raspbian OSイメージ 書き込み済) ACアダプター 5V/3.0A(USB Micro-Bコネクタ)1m Raspberry Pi 3/2/B+ 用RSコンポーネンツ製ケース 白 ・PuTTY_jp (ソフト) ダウンロード元 |
0.セットアップ条件
セキュリティーを考慮して、Raspberry Piに無線LANの生パスワードを残さない方法にて行う。
1.無線ルーターのSSID・パスフレーズの確認
無線ルーターの設定画面や取説などから、無線ルーターのSSIDとパスフレーズを確認する。
2.無線LAN情報のインプット
Raspberry PiにSSH接続したら、以下のコマンドを実行。
なお、SSIDとPASSPHRASEは自分の環境のものを入力する。
pi@raspberrypi : ˜ $ sudo sh -c 'wpa_passphrase SSID PASSPHRASE >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf' |
3.生パスワードの削除
テキストエディターを使って、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confファイル内の
生パスワードコメントを削除する。
テキストエディターは、『nano』を使う。
使い方の詳細は、参考元サイトに詳しい。
以下のようにコマンド入力して、wpa_supplicant.confファイルを開く。
pi@raspberrypi : ˜ $ sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf |
#でコメントアウトされている、生パスワードの『#psk="PASSPHRASE"』の一文を削除する。
下図は、生パスワード削除後のイメージ図。

『Ctrl』+『O』で上書き保存し、『Ctrl』+『X』でnanoを終了させる。
4.無線の確認
一度、Raspberry Piをシャットダウンして、LANケーブルを抜く。
pi@raspberrypi : ˜ $ sudo shutdown -h now |
その後、Raspberry Piの電源を入れなおす。
前回の初期設定で行ったように、下記の確認方法で、Macアドレスが『B8:27:EB』から始まっている
インターフェイスのIPアドレスを探す。
確認方法1:ルーターの設定画面に入ってRaspberry Piに割り振られたアドレスを確認する。
確認方法2:コマンドプロンプトから『arp -a』を実行する。
Raspberry Piの無線LANに割り当てられたIPアドレスで、SSH接続できれば作業完了。
毎回、IPアドレスを検索するのが手間な場合は、IPアドレスを固定化すればOK。
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