東京人の東京観光外伝の記録 since 2004

webサイト『東京人の東京観光』では紹介していない、twitterで呟くには長すぎる話を、紹介する可能性を秘めたブログ。

あんだけのことしときながら

2010-05-31 | インポート

どこかの貪欲な海賊がどこかの国だか島だかへ宝探しに来て、島の住人たちを騙したり親切にして秘密を聞き出そうとしたり、時には暴力で手に入れようとしたりしたのだが、別の集団の手によってひっ捕らえられてしまった。

すると、ひっ捕らえられ、自分らが不利だと思った途端、彼らは命だけはお助けをとコレまたあらゆる手を使って懇願するのだった。

そんな、遥か昔にどこで知ったか見聞きした物語のような話を、

豪州の捕鯨抗議船・SS船長のニュースを聞いて思い出した。

あんだけのことしておきながら、今更なにを言ってんだろうなと思う。


ipad 興味ありますか?

2010-05-29 | インポート

ipad に興味ってありますか?

私はあまり興味持っていないんです。理由は何よりも 「特に必要がないから。」

だって、アレじゃないといけないですか?確かに新しいものだからって意味では興味あるけど、だからって買ってまでして入手しようとは思わないんです。アップルストアに行けばあるんでしょうから、誰も触ってる人がいなければとりあえずイジルかもしれないけど、ハンドルのように持って回してやりたいゲームは無いし、読書にバッテリーを使うのって私の現感覚ではちょっと有り得ないんです。そうするとPCのような使い方になると思うんですが、モニターを素手で触っての操作も何だかなあと。まあ、液晶モニターとは違って硬質なんだろうから、指紋がついたら拭きゃあいいんですが、タイピングなんてのは一体どうやるんだろうな?とああ・・・その点に置いてはまあ興味あるってことになるのかな?なっちゃいそうですかね。

今、アポーのwebサイトみたんですが、価格は5万円以下なんですね。これは意外でした。

タイピングは予想通り、モニターに表示されるんですね。まあ、それしかないでしょうね。

バッテリーってどんくらい持つんですかね?まあ、そんな何時間も持ってくれないと困るなんてことは無いんですが、モバイルパソコンが発売されて何年も経っていますが、いまだに電車内でモバイルPC使ってる人なんてまず見ないし、相場は携帯だし、ipadの出現でこれが変わるとも思えないんです。だってさ、移動時までPCやる?PC持ち運ぶ必要ってそうは無いと思うんです。あるにはありますが。

地図は事前に調べていく派だし、メモ・スケジュールは手作りシステム手帳派だし、外出してまでビデオ・動画・写真見たいと思わないし、音楽聞くなら小型USBカードタイプのがあるし、こう考えると今の私が興味持たない理由が自分でも理解できちゃったりなんかしちゃうわけです。困ったもんだw

まあじゃあ今度銀座行ったらアプルストアよてきますよおやすみなさい。

(´・ω・`)


実感できなきゃ手を出すな

2010-05-28 | インポート

特定商取引に関する法律(特商法)に関わる事件が二つ同時に報じられましたね。

一つはドロップシッピング(DS)の事件。もう一つはネット仮想空間での土地投資の事件。双方とも私の興味を引きました。思うに、目新しい部門での儲け話には気をつけろってことですかね。

そもそも、新しくできた世界における金銭のやり取りって怖くないですか?例えば、私が初めてネットで商品を注文した時は緊張したものです。欲しい商品を見つけ、写真の下のボタンを押せば注文手続きが進むようだけど、とにかく実在感が無い。最後、注文ボタンを押した時、これで本当に相手に注文が届いたのかどうか、全てが実感が持てなかった。

初めてクレジットカードを使った時は特に緊張しましたね。大丈夫なんだろうか?と。まあ、カードナンバーが盗まれるとかいうのもあったかも知れませんが、余計に多く引き出されちゃうんじゃないか?とか、知らない間に使われちゃうんじゃないか?といった不安を持ったものです。実際、一度だけ情報漏洩事件に巻き込まれまして、利用されることはなかったものの可能性は持っていたらしく、カードを作り直したことがありました。その後はカード情報を扱う企業も気合を入れたのか、最近は同じニュースは聞かなくなり、今日では度々カード決済で買物をしています。

しかしですよ?だからといって、ネットでしかも仮想空間の土地を購入とか、そのシステムを使う為に何十万という入会金を払うと思うかというと、私的には今のところ全く NO です。全く。

そもそも、仮想空間内の土地って・・・
この時点でもうダメ。リアリティーが無い。実感が持てない。
土地を買わずとも、歩き回るだけならいいんですが、それをするには入会しないといけないとのこと。その経費が3~40万円。そんなにするんじゃ諦める。

“仮想空間” で思い出したんですが、セカンドライフって今どうなっているんでしょうか?私が初めてその名をキャッチしたのは某マトモ団体主催のセミナーだったんですが、講師の様子からは強い期待感を感じました。その後、確かNHK有名番組でも取り上げられたと思うんですが、最先端の企画にいまだ全く手をつけるどころか、理解さえしていない自分がまるで時代に乗り遅れた人かのように思えるほどの持ち上げぶりでした。あの後、さっぱり名前も聞かなくなってしまいましたが、会社を辞めて(?)あそこで不動産業を始めた妻子持ちの彼はその後、どうしているんだろうか?賢そうだったんできっと上手くやってるんでしょうが・・・

これら二つの事件は、わからないものに手を出したり、大金を注ぎ込むことへの注意喚起として受け取っています。やっぱり直感というものは大切なんだと。具体的データや論理無しの直感だけではなかなか通してもらえない今の世の中ですが、それでも捨て去る必要は無いようだなあと再認識もしました。

よくわからない最先端のものには手を出すなと。

車を運転していて、目の前の道路がどうなっているのかわからなくなったら停止or徐行するのに似たりかと。


近くに移動された放置自転車をどうするか

2010-05-27 | インポート

うちのすぐ近くに誰のかわからぬ自転車が先日から置かれているんです。

思うに、以前はずっと向こうの方のマンション前に置かれてあった、恐らくは盗難車だと思うんです。だとしたら、誰かがそこから今の場所に移動したと思うんですが、その場合、一体、どういうつもりで移動したのか?といろいろ考えてしまいます。

まず、誰が移動したのか?
マンションの前は大通りなので、手をつけるとしたらマンションの人と思ってしまいます。

では、どうして 『移動』 したのか?
マンションの前=近くに出入り口があるので、目障りだったんで移動したんじゃないだろうか?視野から無くなればいい、みたいな。そう考えてしまいます。

でももしこれまでの想像が当たっていたら、移動したマンションの人(?)の性格をまた想像してしまいます。自分の視野からさえ無くなればいいんですか?と。移動したが為に、移動先の周辺住民にストレスがかかるとは思わないんだろうか、と。落書きと放置自転車って、一台を許すと増えていく可能性があると思うんです。近所のちょっとしたスペースが、自転車やバイクや車の駐車スペースとして恒常的に使われるようになってきちゃったらやだなあと。

もちろん、最も憎むべきはあの自転車を盗んできた自転車泥棒です。他にも近くに数台あるので、どうも近所に一人はおかしなのが居ると考えてしまいます。どういう人物なんですかね?どういう顔をした、何歳くらいの、どんな人物なんだろう?だけど、ある日、仮に現場を押さえて、他の自転車もお前が盗んできたのか?と問いただしてもトボけるんだろうなあとか考えると、なんだか人間不信になってしまいます。

かの自転車を見る度に、どうしたらいいかと心暗くなってしまいます。


東京国立博物館 細川家の至宝展

2010-05-25 | インポート

まあ、噂では聞いてはいたんですが、改めてwebサイトを見てみたところ、なんだかスゴイ内容だと感じられてきたんで行ってきました。結論から先に話すとスゴイです。以前、同所で開催された 『大徳川展』 くらいの内容です。

細川家というと元内閣総理大臣の細川護煕さんがそうなんですが、この展覧会では主に細川家に代々伝えられてきた文化財や史料、そして、細川護煕さんの祖父?にあたる細川護立さんのコレクションが展示されています。

そもそも細川家というのは鎌倉幕府の御家人だったらしく、室町幕府、戦国時代には信長・秀吉・家康に仕え、江戸時代には肥後藩主・熊本城主として明治に至ったとか。展示物は細川家守護天童像と南北朝時代の錦旗(にしきはた)から始まります。錦の旗というと幕末明治の 『錦の御旗』 のことかと思ったらもっともっと、ず~っと古いものでした。南北朝時代の錦旗なんて正直、あったことすら知らなかった・・・
(;´Д`)

みどころは武具・具足・甲冑・刀剣・着物・茶道具・そして護立コレクション。

宮本武蔵の書も展示されています。これは書籍で見たことはあるんですが、実物を見るのは初めてです。あの紙に向かって武蔵が書いたんですかね。実は多少剣士な私はちょっと思うものがありました。

また、今回特にスゴイと思った史料が 「霜女覚書」。霜女とは、細川忠興夫人のガラシャさんの侍女だった方で、関が原の戦いの直前に西軍・石田三成の人質になることを拒否して自害したガラシャさんの最期の模様を、事件から40数年後に書き記したものだそうです。これは文書と一緒に写しが掲示してあったんですが、写しなので言葉が違い、内容がわかり辛いのと、長文なのと、既に疲れてたのとで惜しくも読み飛ばしてしまいました。あそこは博物館の方に訳文を別紙で配布するとかしていただけないかなあと。後で読めるようにという方法で。

徳川家康からの書状で、石田三成が近江と越前の国境で捕らえられたことを知らせる内容のものがありました。もう、戦国武将たちの生々しい息吹を感じました。

他、江戸時代に富士山に登った際の河口絵図や・・・、いや、もうここで説明できることは極めて限られるでしょう。6月6日までです。是非オススメです。