東京人の東京観光外伝の記録 since 2004

webサイト『東京人の東京観光』では紹介していない、twitterで呟くには長すぎる話を、紹介する可能性を秘めたブログ。

地球は狭かった@東京人のオランダ観光

2007-09-26 | インポート
まあ、アレだ。前記事最後の話。あのね、何か買う時は値段書いてあるもの買った方がいいってことよ。つまりね、値段書いてない商品をしかも個人商店なんかで買おうものならともするとだよ?ずる賢いおばちゃん店主に顔判断で普通より高く売りつけられることありそうだからね。まあ、今回がそんなんで無いと信じたいけどさ、ヤド場に帰って出してみたら これが一つ4ユーロ?! ってくらい中身のショボイ三度一致だったもんだからかなりショック感じた。

Photo06
アムステルダムにはこんなふうに通りや運河の正面に伝統的な建物がドーンと見えるポイントが非常にたくさんある。


ちなみに私は1ユーロを156.75円で買ったから 156.75×4=627円

ろ・・・ろっぴゃくにじゅうななえん?!(;゜Д゜) さ・・・三度一致ひとつが ろっぴゃくにじゅうななえん?!


まじ?!


(゜Д゜)





まあ、古いところというのは古き良き時代の良さがあるわけだけど、古き良き時代の嫌な部分も持ってるのかも知れない。保存されちゃってたりして。ちなみに、同じ市内でも他を当たればキチンと価格表示されたお店はいっぱいあるから、そういうとこで自身計算しながら買うこったね。日頃からしかも何十年とボッタクリまさかなお店を利用してきた為にお店を、売り手を信じ切ってる私・日本人。おつりだってちゃんと確認しないとひょっとすると・・・

人間不信な話はそれくらいにして、地球の狭さを実感した話。成田国際空港からオランダ・スキポール空港までは直行飛行機で10~12時間くらいで着いてしまう。

あの、地球の裏側まで12時間で行けちゃうんですよ。夜中の0時に出発したら正午には着いてるって寸法ですよ。勿論、12時間っていうとやっぱり長い時間だけど、だからといって地球を半周できちゃう時間だなんて実感無かった。地球って小さかったんだね。

成田を発って新潟の海岸線が見えるまで30分くらいだったかな。羽田から北海道・千歳空港まで1時間半くらいだった気がする。日本横断は30分で終わりますたと。飛行機などまず乗らない人向きの話。

富士山登ったことありますか?もはやシーズン終わった富士の夏山登山ですが、夏だとはいえ東京で汗だくでも富士山山頂は寒いんです。>>富士登山

富士山標高 3776m。4km 無いんですよね。4km っつったらここからどこくらい?駅3つくらいじゃないですか?駅3つくらい上空に向かって進んだらもう極寒の地に到着と。

エベレスト付近の山々は 8000m ですか。8km ですね。8km っていうと、東京メトロ沿線ウォーキングくらいの距離ですよ。空に向かって 8km 歩くと酸素ボンベとか必要になるの。ウォーキング体験者向きの話。

大気って薄そうだねと。

温暖化なニュースと、空から攻め込まれたら数時間で東京まで来るよ、な妄想話でしたと。

あ?!@東京人のオランダ観光

2007-09-25 | インポート
ふと思い出したので忘れない内に書いとけと思ったんですが、オランダの方って あ?! って言いませんか?

昼飯食おうとマックに入ったんですよ、マック。マクドナルド。マクドナルド in amsterdam ですよ。でね、いくらなんでもオランダ語はとても無理ってもんで、じゃあしょうがないと英語で注文するわけだが、コチラを直視して待ってる外人店員さんを目の前に あー・・・アー・・・うーんと・・・あー と一人で悪戦苦闘。結局は ゼスチャー + 「This one を one!」 という、英語なのか日本語なのか、そんなんで伝わるのかよ?え、伝わっちゃったよ(;゜Д゜) というまさかの必殺技。

Photo05
アムステルダムでよく見かけるFEBO。オランダのファーストフードってとこか。


13時頃という、昼飯ラッシュ過ぎでクタクタなんだろうけどあからさまにやる気無い店員の体捌きはコレ、オレのせいなのかな?と思ったんですがね、そこんとこの一連の会話であったのがまず一つ。


次に、ハーリングっていうオランダ名物あるじゃないですか、ハーリング。ニシンを1日だったか塩漬けにしたやつ。これならまあオレでもできるかな?オレん時はちょっと捻ってアジかサンマでもやってみたいな、などと思ったんですが、これってオランダでは尻尾持って空向いて口をアーンと開いて丸ごと食べるって言うじゃないですか。

是非、アレをやっていかねばと。

ところがね、世界ふしぎ発見!でやっていたそんな露店もとりあえず見当たらなかったんで、とある飲食店に入った時に店員に聞こうと思ったんですよ。ところがね、その名前が ハーリング だったか、へーリング だったか忘れちゃったんで、その間をとって ハヘーリング みたいに言ったんですよ。そしたらね、店員曰く、あ?! と。これが二つ目。

三回目はアレだ。宿場に帰ったら食うべと思って街中にあるサンドイッチ屋に入ったんですよ。サンドイッチといっても日本のいわゆる食パンサンドイッチじゃなくて、硬くないフランスパンみたいなパンにいろいろ挟んであるサンドイッチ。ところがだ、ご多分に漏れずここでも会話に悪戦苦闘。結果、また必殺技と。もはや印籠。

で、この一連の会話の中で店員の人曰く、あ?!

3回目となるとやっぱ思うんですよ。この あ?! っていうのは普通なのか違うのか。忙しいんだからとっとと要件言え、みたいな苛立ち含んだ あ?! ではないのか否か。

そう思うでしょ?まあ、今んとこ私は聞き取れなかった時には あ?! って言うんだと思うんですがね。でも、日本では あ?! って聞き返すのってなんつーかどーゆー人がどーゆー時に使うかっつーとですね・・・

むはははははははは!!!

まあ、そういうわけで、もし次回行くことになったらそこんとこも意識して見てみようかなあと。

ま、かなり暇っぽい人のやる事っぽい行為っぽいけどさ。そうそう、ところで3回目のサンドイッチ屋さ、サンドイッチ3つで12ユーロってものすごく高くないか?コレ。(´・ω・`)

オランダ人の気質@東京人のオランダ観光

2007-09-24 | インポート
前記事は危険と麻薬風俗っぽい話だったが、私の感じた範囲ではオランダの人たちはかなり優しいと思う、かなり。

どこでそれを感じるかというと、パッと目が合うとすぐそらすところ。トラブルを避ける行為だと思う。一見、テレビでフーリガンの暴動を見た時に映ってた人と同じ風貌なので、気短くて荒々しくて活発過ぎる性格してるのかと思うけどどうも内面的には優しそうな気がしている。

王宮前のダム広場
王宮前のダム広場


日本人ばかり相手にしてきた為に外国人慣れしていないのかも知れないが、結論は、優しくていい人というのが基本で、んな、街中で他人のポケット観察してはかっぱらうこと考えるヤツはごく少数かと。危険だから注意注意と言われたせいでそんなにも危ない街なのか?と思ったが、それは他人が遭難しないようにという、言い過ぎくらいが調度いいみたいな思考判断からのもんであって、実は危険度は渋谷センター街と大して違わないんじゃないか?というのが私の感想。

危ないヤツは顔と雰囲気でわかる。狼のような顔つきしてる。確かにそういうヤツとは3度ほどニアミスした。


アムステルダムは観光都市だと思う。間口が狭くて奥行きが深く、通りに面した壁一枚だけ個性的装飾が施された古くて独特の建物が並ぶ街並みに運河、水上バス、古い教会、たくさんの橋、有名画家、アンネ・フランクの家。

オランダと言えばチーズに風車、チューリップに木靴。それは有名。言いたいのは、街中は観光客で溢れてるってこと。じゃあ、それらの観光客がみんな一匹狼の如くピリピリしてるかというと、そんなわけはない。んな、観光どころでなくなっちゃうよ。

ただし、日本人が少人数でのへ~っと歩いてると危ないよ論はあり得そうな気がしなくも無い。私の場合ではあるが、日本人が居ると何ていうか、わかる。ただし、パッと見てすぐはわからない。てか、判断はできない。中国人かも知れないし、韓国・台湾人かも知れない。ジッと見ていて あ、この人は日本人だ とわかる。というか、思う。

一度、上の写真のダム広場で3人連れの女の子たちに会った。パッと見てアジア系かな?と思いつつ通り過ぎたのだが、ひょっとして日本人かな?と思い再度見たらそんな感じ。波長が合うと言えばピッタリ。向こうもどうやら あのニヒルな人は日本人じゃない?ステキね。やっぱり日本人が最高よね! とか囁いてたと思うきっと。いや、勝手な想像。

よほど声かけようかと思ったけど、特に何を知ってるわけでもしてあげられることも無かったのでかけなかった。来てまだ数日、気をつけてなどと言う意外に何ができようか。

ちなみにココ・アムステルダムは人種の坩堝(るつぼ)的な場所。白人あり、黒人あり、ターバン巻いた人もあり、東南アジア系は記憶に無いが我がアジア系あり、そして、モハメド・アリ(←いつものギャグ)。

来て数日にしてもう、日本人とか日本語に会うと 懐かしい ってほどじゃないけど 久し振り といった心境になるのであった。

危険 / 麻薬風俗@東京人のオランダ観光

2007-09-23 | インポート
滅多に海外など行くことの無かった私だがそれでも海外の 危険 についての報道は受けていたし、現地到着後には機会ごとに 危険の指摘 を受けた。

失敗した。記事に合う写真がネエや。でもさ、危険地帯の写真なんて危なっかしくって撮れないよ。や、そこまで危険でもないけどさ。

最初はガイドさんから。日本人とわかると近付いてくる、とか、狭い路地に一人で入り込まない方がいい、といった話。財布はケツポケットには入れない方がいいだの、はみ出てると危ない・パスポートは肌に密着するように持って、とか。

バッグの口が開いていると口癖のように バッグ(の口が)開いてますよ などと言われる。一時ウンザリしてきたが最後にはあの人の認証時の合言葉にうってつけかもな、などと思うようにもなった。ここんとこはもう笑える。

日中丸々使って市内見物したその日、一度、緊張した場面があった。カタコトの日本語が話せる黒人(?)男性が近寄ってきたのだ。千葉で過ごしたことがあるらしく、ほんのちょっとだけ日本語を知っていて日本語ガイドブックをジッと見ていた私に興味持ったらしい。


彼は最初の挨拶と途中ちょっとだけ日本語単語を発した以外は全て訛りの強い英語で話した。でも、外国の人って ゆっくり話してくれ と言ってもやっぱり早いんだよね。ゆっくりハッキリ話してくれれば日常会話くらいなら聞き取れる私でもどうしても断片的にしか聞き取れない。

でも、彼のジェスチャーや聞き取れた内容からするとどうやらココ・アムステルダムのしかもその場所は危険な場所らしい。自分のポケットを指差して話していたことはどうやら、「(悪いやつらは)ポケットを見ているからね」 との内容だったようだ。とはいえ、実はその時、私が一番警戒していたのは親しげに近付いて来たその 彼 だった。

彼はその近くで働いているコックさんらしい。休憩か何かでその広場で一服していたんだと思う。どこの国でも危険地帯はあると思うが、正直、危険認識を摺りこまれ過ぎたとも感じている。ちなみに、東京で言えばどこの街かと言われれば 渋谷 かな。非常に人通りや飲食店が多く、風俗街ではないが繁華な街だ。ちなみに、アムステルダムの風俗街といえば 飾り窓 と呼ばれる運河に面した地帯。出発前の調べで、よほどヨーロッパらしい、キレイに飾られた窓か建築なんだろうと思ったらさにあらず。まだ陽も明るい3時過ぎ程に古くて大きな教会の塔を見上げながらグルッと廻っていて振り向くと、ほぼスッポンポンな方々がガラスドア越しに愛想を振りまいていてビックリ。そのモロっぷりにスゲーなと。でもまだ昼間だぜよと。しかも歴史ありそうな立派な教会の真横だぜよと。しかもそれが何軒も軒を連ねてるという。

も、どーなっちゃってんのよと。教会って禁欲的なんじゃないの?と。そんな教会の真横で軒を連ねての風俗営業ですかそうですかと。(;゜Д゜)

ちなみに、市内にはたくさんの立派な教会があるがおそらく今はほとんど活動しなくなったか解散した団体があるのだろう。公共の展示室になっている教会もある。かつて強大な影響力を誇った集団の象徴的な建造物がその後、別の用途に使われるという現象は古今東西、同じようで・・・。

それと、オランダでは売春と麻薬が法律で許されてるとのこと。ちなみに、日本人なら間違いなく勘違いしそうだが、coffee shopcafe では訳が違う。コーヒー飲みたいなら cafe へ行け。coffee shop でもコーヒーは飲めるそうだが、麻薬もできるんだとか。よって、後者は前者に比べて店内が薄暗い。まあ、そこんとこで判断するんだな。

で、行ったのか?と問われればNO。行きたいか?と問われれば、私はね、観光っていうのは体験から始まると思っているんだな。また、実体験無しに体験談は語れない。よって、法に違わぬのであれば体験すべきであり、それで可否を判断すべきだと思うのだが、なんせ今までずっと いけないもの と認識してきた相手だけにまあ、まず数年は受け付けられないでしょう。なんてったってさ・・・

メイド喫茶だって入るのに勇気要る ニヒルな旅人 だぜよ。(;´Д`)

いや、 coofee shop の話な。

東京人の外国観光 3@同じアルファベット語圏なのに

2007-09-23 | 日記・エッセイ・コラム
つまりこういうことだ。普段は自分が生まれ育った東京という都市・街をまるで観光するかのような目で見て歩いてはいろいろ見聞し、HP制作修業にと当webサイトで記事にしたりしてきたわけだが、今回は外国へ行くことになったからこの機会に全く別の場所にあり歴史や文化を持つ都市・街を見聞してこようというわけ。

Photo03

着陸してちょっと空港内を歩いただけで感じたことが 言葉の違い。同じアルファベット使う国なんだから英語に似てるんでしょ?と思えばさにあらず。

まずは単語。英語とは丸で違う。綴りもおかしく読めない。いつもと勝手が違う。

出発前に和訳辞書を買おうと本屋をあたったが見つからなかった。そもそも、どうもこの国のガイドブックは少ない気がする。そゆわけで今回、市内観光時に英語訳の辞書を買うことにした。


当然、本屋を探す。看板を見ただけでは何のことだかサッパリわからないけど、置いてある品物でそのお店が何の店だか理解する、といった感じ。本屋発見!

入ったらすぐに 辞書コーナー を探す。当然ながら 辞書 だから dictionary とかそれに似た表記がされてるものと思ったわけだがさにあらず。ようやく見つけた辞書コーナーで英語→現地語訳で引いてみたところ、辞書 = dictionary = woordenboek とわかってもう溜息。

dictionary が woordenboek ですよ( ´Д`)=3
そうきましたかそうですか、と。

そこで思った。本屋の見取り図を見たがわからなかったから実地に探したわけだが、woordenboek で見てみれば発見。勿論、辞書見つけたそのコーナー。

つまりね、まず、「辞書」 という固有の単語があるんじゃなくて、word book だな。それが変化して更に繋がって woordenboek と。そんな解釈をしてみた。

つまり、英語圏と同じアルファベット使用圏ではあるが、その使用経緯の歴史が丸で別だったと。確かに、途中で切って単語として引いて見ると意外にも意味がわかったりする単語が結構あった。ちなみに、monday は maandag、saturday は zaterdag、sunday は zondag。英語が先な私としてはひょっとして先祖が y を g と間違えちゃったのかな?といった感じ。

ちなみにこれらの曜日は鉄道やバス停の時刻表で見かけたのが最初だったのだが、それが曜日を表していることに気が付くまでに結構時間がかかった。頭悪すぎですかそうですか。ちなみに、言葉が出てきたところでこの国が オランダ だってことを密かに知らせてしまおうかと。

もう一つ、言葉が英語と丸で違うことを伝えるのにイイ例があったのだが忘れてしまった。思い出したらってことで・・・。ところで、この辞書を発見したコーナー付近には 英語学習参考書 が多く置いてあった。つまりね、オランダの学生にも英語を学ぶ機会があり、学ぶ為の参考書があるってわけだ。・・・と思う、きっと。知らんけど。

コインをコインに両替する機械を見た時も変わってるなあ、と思ったけど、アルファベット語圏の国で他のアルファベット語圏の言葉を学ぶ為の参考書類を見た時も似たように変わってるなあと思った。

・・・という今回の話だけどどう?面白い?( ´∀`)