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1999年32歳で乳がん発覚、2007年に再発した女のぶっちゃけトーク

面談票の驚くべき内容

2007-11-15 12:50:29 | 再発してから
再発してから 4

二枚複写になっている面談票には、再発がん治療の目標と書かれた項目がある。



以下はその内容。

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再発ガンの治療の目標


再発がんは残念ながら、完全に治癒させてしまうことは困難。

1.がんと上手に共存を目指していく

2.がんの進行をくい止めていく

3.抗がん剤だけでなく、緩和治療(ガンの症状に対する治療)も大切

4.緩和治療の専門病院(ホスピス)に紹介・連携していく、こともある


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 末尾には「説明をうけました」との文字と共に、ご丁寧に年月日と署名の欄が設

けてある。もちろん、医師と看護婦の署名欄も。

まったくもって、力の抜ける内容である。これから厳しい状況と戦っていく患者に

とって、これほどばかげた書類に署名しなくてはいけない屈辱。

そもそも、この面談票の主旨はなんなんだ?「あんたはもう治らないから、ゴチャ

ゴチャ文句つけるんじゃないぞ、そこんとこヨロシク!」みたいなこと?

 その場で破り捨ててやろうかと思ったが、主治医も仕事でやってんだし、そんな

ことですったもんだして、生きている貴重な時間を浪費したくない。

ハイハイとばかりに署名する。今日は美術館でどうしても見たい展覧会があるの

だ。この病院は患者の心情より、病院の危機管理(訴訟対策のみね!)の方を優先

するわけだ。ここに通って7年になる私にはそれを痛感させる様々なエピソードが

ある。