スマホと過ごす余生

都留重人氏に学ぶ、経済一辺倒では将来を見失う

土曜日の朝はNHKのテレビ番組「あの人に会いたい」を寝床の中で見て起床するのが習いである。
今朝のあの人は経済学者の「都留重人氏」であった。
氏は、アメリカのハーバード大学で経済学を学び、卒業し、今からと云う時に真珠湾攻撃により、アメリカが日本に向けて宣戦布告して、その為交換船で帰国された。
その時、アメリカの組織から居残るように勧められたが、「日本は必ず負ける! 終戦後の混乱の中で学んだ経済学を役立てたい」と決心して帰国されたそうだ。そして戦後の混乱の中「経済白書」の第1号を執筆され、一橋大学で経済学を教え、日本の成長期での公害防止や平和運動に従事された、模様である。
過去にはこんな経済学者が居られたのだ、氏が現在に居られたならどんなことを唱えられるだろうかと思う。
加齢して我欲から解き放たれ、過去の栄光よりも、これからどのように生きて行くかに焦点を移している自分の考えに、なんだか自信が湧いてきた。
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