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スマホと過ごす余生

危機管理

第64回ハーバークラブ講演会は、特定非営利活動法人安全サポート協会理事長の三島健二郎氏を講師に招いて行なわれた。
最近のテレビなど、どうしようもないだらけた話題ばかりでうんざりしていたところだが、久し振りに緊張する納得のいく話題で活力を戴いた。
三島健二郎氏は、内閣総理大臣秘書官、警視庁警備部長、警察庁警備局長等を歴任され、昭和62年退官後は国家公安委員会専門委員、内閣懇談会委員、リスクマネジメント協会特別顧問、拓殖大学理事、日本航空顧問、危機管理総研代表を兼任された、経歴の持ち主で、50年間に渡って警備一筋に生きてこられた方である。

「安全、安心、危機管理を考える」と題したご講演の一部を小生の受け取り方でお裾分けする。

1.動物は「二本足で立つ」
  動物が生きるという事は、「食べる事」と「命を守ること」の2つが大前提で、
  このことを無視しては生きてゆけない。
  戦後の日本人は、「稼ぐことのみ」に集中し、「安全を守る」ことが無視されてきた。

  憲法前文においてすらである。
  「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
  われらの安全と生存を保持しようと決意した」・・・・・
  危機管理の放棄であり、自らの危機を他人任せにして、その責任を他人にかぶせる。

  国民の繁栄や安全が、宗教と民族意識の高揚で、世界的に無視できない時代になっている。

  危機管理は、我々がこのように一本足で立っている事の認識から始まる。

2.危機管理とは
  「危機」を「誰」が「管理」するのか?この3っを明確にしなければならない。

  「危機」とは:外部から来る攻撃(害)である。
  「誰」とは:国家=使命、企業=ビジネス、個人=人生観、を区別して考え、
     
         ① 夫々が責任を持つ。
         ② 夫々が同じように高いレベルである。
         ③ 3つの主体が共に戦う。

        ことが求められる。

3.危機管理が機能するためには、予防対策と態勢の刷新、継続が命である。

4.「本気」になってやる ⇒ 「本気」になれば出来る。

まだまだ、続くがこのあたりで・・・・・・・
        
  
  
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