法務Sweet Home 新司法試験攻略編

我、真に一擲を成して乾坤を賭せんとす。

これまでの勉強と10月以降

2012年09月30日 07時12分21秒 | 司法試験
平日の1日は、朝3時半~6時半までの勉強で始まる。

ここでのメインの勉強はやはり論文の過去問の検討。
答案構成をやってみたあとに、参考答案を検討。
限られた本試験の時間の中で、今の自分なら何を書けるか、何を書くか、
そんなことをあれこれ考えていると、あっという間に6時半。

勉強できるのは、あとは会社のお昼休みの時間だけ。
通勤は電車5分。徒歩10分なので、電車の中では勉強はできない。
だから、法律とは全然関係のない読書をしたり、ネット見たりして過ごす。

このお昼休みの時間はすべて環境法に充てている。
環境関連の仕事もあるだけに、テキストを読んでいても周囲に違和感を与えないからだ。
主としては事例集を検討。ただ、環境法の検討はだいぶ遅れている感じがする。頑張らねば。

夜は19時半頃まで残業することが多い。
この残業時間を減らせば、あと1時間半くらいは勉強時間を捻出できる。
これについては10月以降、週1~2回程度こういった機会を設けるつもり。
この時間は、条文とか判例を読み込む時間として使いたい。

寝るのは夜9時半w 遅くとも10時。
以前ローに通っているときは睡眠時間は4時間だったけど、
今は5時間~6時間くらいに増やしている。

もちろん寝過ごすこともあるんだけど、
まあそんな日もあるさとあまり気にしないようにしている。
以前は、自分で決めた勉強時間(絶対量)をキチンとクリアすることに
血道をあげていたような気もするけど、最近は自分に寛容になった。
これも年を取ったせいかな??ただ、自分に甘くなったと言われないようにだけはしなくちゃね。

いよいよ10月。来年に向けて気合入れていきます!

平成20年民事系第2問(商法)

2012年09月28日 05時46分17秒 | 司法試験
まず問題文の分量が多く圧倒される。

これを本試験で緊張度MAXの時にぱっと見せられたら
それだけにパニックになること請け合い。
ただ、実際に問われている問題は実にシンプルなので
日頃から問題文量に目を奪われないように心がけたいところだ。

保証債務の附従性から金銭消費貸借契約の成否について丁寧に書く。
いつものことだが、こういう基礎的なところはかえって差がつきやすいのではないかな。
93条但書類推適用もきちんと漏れなく書く。ここまでは今の僕でもたぶん出来るだろう。

主債務の成立を認めたうえで保証債務の成否についても同様に丁寧に書きたい。
ちなみに僕は構成時に利益相反に触れず。よくこの論点を落とす僕。情けなや。

株式交換はおそらく一般的な受験生にとっては
よく知らない問題だと思うので、条文を拾えたら十分ではないかなと思うが、
催告のところくらいしか拾えない僕はまだまだ未熟。

丁社からの責任追及としては会社法429条の責任と法人格否認の法理を検討。
法人格否認の法理を本試験で真正面から書くのは結構勇気がいるなと感じた。
いよいよ最後の手段という感じだし、他に出来ることあるんじゃないかと悩むからだ。
僕だったら本試験では書けないような気がする。。

商法の過去問を見ていると
論点自体はごく基本的なことを聞かれていることが多いような気がする。
何を書くべきか迷うとき、ごく基本的な論点が何かをまずじっくり考える、
そういうクセをつけたいとつくづく思った。

平成20年度民事系第1問

2012年09月27日 05時06分32秒 | 司法試験
やっぱり基礎的な勉強と記述は大切だと改めて感じさせられる。

ごくごく基本的な問題なんだけど、
いざ書いてみるとうまく書けない、論述がスムーズに流れない。
こういう問題だと出来不出来がストレートに文章上に出てしまうので
問題としては一番怖いように思う。

背信行為と認めるに足りない特段の事情については
当たり前だけど、問題文中にある具体的事実は単に羅列するだけでなく、
必ず自分なりの評価を加えたい。

あと個人的に留意しなければいけないのは、設問2のように
問題文に掲げられた見解(判例)の評価を示せと指示された場合の答え方。

やっぱり限られた時間の中で構成すると、どうしても自説の論証が厚くなって
これに基づいて見解を一方的に評価(賛成・反対)しがちだと思う。

焦る気持ちを少し抑えて、掲げられた見解について
なぜこの見解に至ったのか、どういう所を評価しているのかという点をよく考えて
「●●の点は理解できるが▲▲だから自説を採るべきだ」というような流れで
自分なりに評価する癖をつけたい。


答案構成のやり方

2012年09月25日 05時11分23秒 | 司法試験
過去問を検討する際に思い悩むのは
やはり限られた時間で、どれだけスムーズに筆運びができるだけの
答案構成をひねり出すことができるか、という点だ。

特に僕の場合、重要なポイントをすっぽり読み落としてしまい、
後になって「こんなこと書いてあるやん!」と青くなることが多いので
とにかく問題文をひときわ丁寧に読み込む必要がある。

そうなると必然的に答案構成としてペンで白紙用紙に文字を書く時間は少なくなる。
しかも僕は、遅筆とまではいかなくても文字を書くのも決して早くないから
20~30分の間で緻密な構成を作ると、それだけで途中答案の蓋然性が高まる。

このジレンマをどうしたらいいか、ずっと悩んでいたが
紆余曲折を経た結果、最終的に以下のようなアプローチで臨むことにしている。
(もっと研究する余地はあると思うけど・・)

答案構成用の白紙には書くべき論点と問題提起の冒頭部分だけを書く。
あとは問題文に直接色分けをし、書き込みをする。
たとえば時系列は黄色、弁護人の主張として使える事実は赤、検察官の主張として使える事実は緑、
私の意見として引用する事実はペンで下線を引く。こんな感じ。
やっぱり答案構成用の白紙に直接あれこれ事実を細かく書き込むのは
それだけで時間のロスが余りにも多くでリスクが高いと思う。

ただ、この場合
構成用紙には論点と問題提起と相関図くらいしか書いていないので
いざ答案を書くときの怖さったらない。

この恐怖感に打ち克つためには
たぶん日々トレーニングするしかないんだろうし、
できれば答案そのものをしっかり書く機会を設けないとダメなんだろうな。。
でも、その時間が取れない・・・。

2012年TKC短答模試

2012年09月24日 05時20分59秒 | 司法試験
久しぶりに更新します。

今年はいつまでも暑い。。

千葉では昼間は暑くとも夜になればそれなりに涼しくなるんだけど、
大阪の場合、いつまでも暑い。早く涼しくなって欲しいもんだ。

7月末に引っ越しをしてほぼ新しい生活のリズムも掴めた。
勉強時間は朝3時半から6時半の3時間1本勝負。
直前期くらいになれば、あと1時間ぐらいは捻出できそうかな。。
この流れで来年受験します。

勉強は、ここのところ論文過去問のみ。
どうやって答案構成するか、どう問題提起するか。
限られた時間の中で自分なら何を書くことができるか、また書くか。
こんなことをずっと検討しています。

・・とはいえ、短答も重要なので今年もTKCの模試は受けました。
久しぶりのチャレンジ、リズム感に乗れず結構バテた。。

私法系は問題が比較的素直なこともあって、まずまずの出来だったが
公法系が実にパッとしない。解いている時も「できている」感なし。これは実に嫌な傾向だ。
刑事系は刑訴が伸びず、条文知識が薄れていることを露呈。

結果

【公法系】
憲法  31点/50点
行政法 25点/50点

【私法系】
民法  63点/74点
商法  29点/38点
民訴  35点/38点

【刑事系】
刑法  38点/50点
刑訴  28点/50点

合計 249点

目標は270点・・・くらい取れるようになりたいが、道は険しい。。