法務Sweet Home 新司法試験攻略編

我、真に一擲を成して乾坤を賭せんとす。

平成25年度論文試験結果

2013年09月25日 09時51分15秒 | 司法試験
先週論文試験の成績が返ってきた。

仕事で忙しくてゆっくり分析する暇がなかったが
法務省の資料と突き合わせてみると、大体こんな感じ。

■公法系 ○

意外にも悪くなかった。肢切りくらうなら公法ではないかと思っていたぐらいなのに。
憲法に関しては明らかに問題文を読み間違え、1ページの半分くらいにバッテンをつけたくらい
明後日の方向に逝っていることに途中で気がついた(気がついから救われたのか?)のだが、
点数的にはまずまず良く、他の受験生とも十分張り合える範囲にいることが分かった。

行政法は、出題趣旨とも大きく外れていなかったし、出来るだけ基本に忠実に書こうとしていたので、
それがよかったのかもしれない。


■民事法 △

思ったほど伸びない。民訴が大きく沈んだ結果だと思う。
正直、民訴については得意科目だったのに、
本試験の問題を読んで問われていることが分からない時点でパニックになったのが原因だろう。
民法は出題趣旨とは大きくかけ離れてはいないので、それなりに点がついたと思う。
会社法はあちこち細かくミスをした感じなので、これは勉強不足が露呈したのだと思われる。


■刑事法 ×

今回、一番出来が良くなかった。正直ショックだ。
刑法については、殺人罪をほとんど検討せず、監禁致死にしたのが致命的だった。
今回の論文試験での最大のミスといって良いだろう。
刑訴についても点数は伸びず。伝聞については出題趣旨とは離れていないはずなので
準現行犯逮捕のところが書けていないことは明白だ。
刑事法は個人的な感覚では嫌いではない科目だったので、
今回の結果を見て自分の甘さに打ちのめされている。


■選択科目 △

思ったほど点数が伸びず。
答案を書いたときは「出来た!」と思い、ちょっと有頂天になったくらいだったので
点数との落差が今後の不安要素でもある。調子に乗って変なこと書いたのだろうか・・?
ただ、選択科目で環境法を選んだことは
少ない勉強時間で効率よく得点しなければいけない僕みたいな受験生にとっては
試験戦術的には正解だと思った。


■総合 ×

やっぱり、トータルで考えて勉強がまだまだ足りないというのが実感。
自分なりに働きながら良く頑張ったとは思うが、結果を出さなければやはり意味がない。
択一に受かっただけでは全く意味がないのだ。
来年は最後の年だと思って、もう一度頑張ろうと固く心に誓いました。
今回の成績表はこの一年常に見返して、自分の足りないところの反省とします。


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