大宮法科大学院卒業

昨日、大宮で卒業式がありました。

卒業証書を受け取り、これで長かった学生生活はおしまい。
3年間を振り返ると、辛く苦しいことが多かったけど、
いざ終わってみるとあっという間だった、という不思議な感覚はなんだろうね。

18歳のとき、将来のことなんて何も考えずに
ただ明るい未来が何となく広がっているんだろうと思い、
全く勉強することがなかった、1回目の大学生生活を思うと、
この歳になって、必死に勉強したのは（勉強せざるを得なかったのは）
人間、どこかのタイミングで勉強しなきゃいけない時期というものがあるのかしらん、と
感じるところです。

また、この3年間を振り返ったとき
結果的に大宮に入って良かったとつくづく思います。
妻子あるサラリーマンが働きながら通うという僕の生活スタイルに合った学校だったことが
とても幸いでした。1日8時間以上働きながら、勉強を続けることは非常に苦しいですが可能です。
もちろん、新司法試験に合格できるかどうかは、保証の限りではないですが、
少なくとも他のロー生や専業受験生と同じ土俵で戦うレベルまで持ち込むことは可能だと思っています。

惜しむらくは、後数年で本学は消えてなくなりますが
大宮が新司法試験改革の徒花にならぬよう、その意義を社会に示せるかどうかは
今後の私たちの努力次第というところでしょうか。

欲を言えば、もっと先生方や同期の仲間に自分から飛び込んでいって
あれこれと質問攻めにしたり、飲み歩いて将来を語り合いたかったところですが、
可処分時間に限りがある以上これは仕方ないことかな、と思います。
今後の楽しみにとっておきましょう。

同期のみなさん、卒業まで本当にありがとう。
これから受験をする方、来年僕と一緒に受験に臨む方、
ともに死力を尽くして頑張りましょう。そして、和光で会いましょう。