評価:★★★☆【3,5点】
マリリン・モンローの年齢を超えたときからファンになりました。
ワタシの中で、往年の名女優(ほとんど見た目の好み)といえば
カルラ・マルリエ、ラナ・ターナー、マリリン・モンローと
この3人がおそらく生涯変わらぬミューズであると言えますな~(笑)
もちろん、現在活躍してる映画女優のなかにも
当然ながら、そういう人物は数多くいるわけですが
永遠に語り継がれるのかといえば「???」となります。
ということから、本作に於けるマリリン役のミシェルが
本人に似せようと努力した女優魂は認めるものの
ワタシ的には、どうにももうひとつだったんですね~(苦笑)
ちなみに、ミシェル・ウィリアムズは苦手女優のひとり(おいおい)
◇
1956年、マリリン・モンローは、ローレンス・オリヴィエ監督・主演作
「王子と踊り子」の撮影のためロンドンに降り立つ。
演技派への飛躍を胸に、本作に並々ならぬ意欲を見せていたマリリンだったが、
彼女の学んでいた演技法はオリヴィエによって否定されてしまい、
様々なプレッシャーから遅刻も常習化していく。
おまけに、結婚したばかりの夫アーサー・ミラーは、
情緒不安定なマリリンを持て余し、さっさと帰国してしまう。
そんな中、撮影がはかどらず苛立つオリヴィエから
マリリンの見張り役を命じられる第3助監督のコリン・クラークだったが…。
<allcinema>
◇
当のご本人が余りにも有名かつ魅力的なだけに
今回のミシェル・ウィリアムズがどんなに頑張っても
到底、あのようなフェロモンを醸し出すことは難しかったです。
ノーメイクのノーマ・ジーンに戻った楽屋のシーンにだけ
微かに許せる妥協点はあったのかなという印象でした。
マリリンの人生に於いてのたった7日間の恋は
想像してたような激情的なモノではなく
意外にもあっさりしてて、“火遊び”っぽい恋にも及ばない
これって、敢えて映画にする必要があったのかと
そこまで考えさせられる作品でしたね。
ただ、普段は忘れてしまっているマリリン・モンローを
記憶の中から蘇らせてくれた作品としては
『ノーマ・ジーンとマリリン』よりは評価できますな^^
結果的に、“サード”のコリン・クラークの自慢話に
ワタシたちが付き合ったということでよろしいかと(笑)
おまけ)
・ローレンス・オリビエの妻・ヴィヴィアン・リーを演じてたのは
ジュリエット・ビノシュと思い込んで最後まで鑑賞(苦笑)
レビュー書くまでジュリア・オーモンドとまったく気がつかなかった。
っていうか、ジュリア・オーモンドを知らないんですけど(おい)
・数年ぶりにマリリン・モンローの画像&動画を見てみましたが
彼女の仕草やポーズのすべてに見とれてしまう。
どこからどうみても完成され尽くしたこれらは動く芸術品だと。
・自分の演技に自信が持てなく、役になりきれないことを理由に
スタジオに遅刻してくること日常茶飯事。
場の空気をまったく読まない行動は自己チューでわがまま。
『王子と踊り子』の撮影がこんなにも大変だったことに対し
それまで彼女が出演してきた映画の舞台裏も気になってしかたなかった。
・マリリンの最もセクシーな表情は退屈な映画を観てて睡魔と闘う
観客とでもいうのでしょうか。
70年代のキャサリン・ロスがこれとよく似た表情でブレイク(苦笑)
・50年代のファッションがとてもかっこよかった。
ウルトラマンのようなファッション眼鏡は、たぶん重いんだろうね。
眼鏡フレームの重量は12グラムまでが限度と決めているワタシです。
----------------------------------------------------------------
監督:サイモン・カーティス
脚本:エイドリアン・ホッジス
撮影:ベン・スミサード
音楽:コンラッド・ポープ
出演:ミシェル・ウィリアムズ/ケネス・ブラナー/エディ・レッドメイン/
ジュディ・デンチ/ジュリア・オーモンド/
『マリリン 7日間の恋』
マリリン・モンローの年齢を超えたときからファンになりました。
ワタシの中で、往年の名女優(ほとんど見た目の好み)といえば
カルラ・マルリエ、ラナ・ターナー、マリリン・モンローと
この3人がおそらく生涯変わらぬミューズであると言えますな~(笑)
もちろん、現在活躍してる映画女優のなかにも
当然ながら、そういう人物は数多くいるわけですが
永遠に語り継がれるのかといえば「???」となります。
ということから、本作に於けるマリリン役のミシェルが
本人に似せようと努力した女優魂は認めるものの
ワタシ的には、どうにももうひとつだったんですね~(苦笑)
ちなみに、ミシェル・ウィリアムズは苦手女優のひとり(おいおい)
◇
1956年、マリリン・モンローは、ローレンス・オリヴィエ監督・主演作
「王子と踊り子」の撮影のためロンドンに降り立つ。
演技派への飛躍を胸に、本作に並々ならぬ意欲を見せていたマリリンだったが、
彼女の学んでいた演技法はオリヴィエによって否定されてしまい、
様々なプレッシャーから遅刻も常習化していく。
おまけに、結婚したばかりの夫アーサー・ミラーは、
情緒不安定なマリリンを持て余し、さっさと帰国してしまう。
そんな中、撮影がはかどらず苛立つオリヴィエから
マリリンの見張り役を命じられる第3助監督のコリン・クラークだったが…。
<allcinema>
◇
当のご本人が余りにも有名かつ魅力的なだけに
今回のミシェル・ウィリアムズがどんなに頑張っても
到底、あのようなフェロモンを醸し出すことは難しかったです。
ノーメイクのノーマ・ジーンに戻った楽屋のシーンにだけ
微かに許せる妥協点はあったのかなという印象でした。
マリリンの人生に於いてのたった7日間の恋は
想像してたような激情的なモノではなく
意外にもあっさりしてて、“火遊び”っぽい恋にも及ばない
これって、敢えて映画にする必要があったのかと
そこまで考えさせられる作品でしたね。
ただ、普段は忘れてしまっているマリリン・モンローを
記憶の中から蘇らせてくれた作品としては
『ノーマ・ジーンとマリリン』よりは評価できますな^^
結果的に、“サード”のコリン・クラークの自慢話に
ワタシたちが付き合ったということでよろしいかと(笑)
おまけ)
・ローレンス・オリビエの妻・ヴィヴィアン・リーを演じてたのは
ジュリエット・ビノシュと思い込んで最後まで鑑賞(苦笑)
レビュー書くまでジュリア・オーモンドとまったく気がつかなかった。
っていうか、ジュリア・オーモンドを知らないんですけど(おい)
・数年ぶりにマリリン・モンローの画像&動画を見てみましたが
彼女の仕草やポーズのすべてに見とれてしまう。
どこからどうみても完成され尽くしたこれらは動く芸術品だと。
・自分の演技に自信が持てなく、役になりきれないことを理由に
スタジオに遅刻してくること日常茶飯事。
場の空気をまったく読まない行動は自己チューでわがまま。
『王子と踊り子』の撮影がこんなにも大変だったことに対し
それまで彼女が出演してきた映画の舞台裏も気になってしかたなかった。
・マリリンの最もセクシーな表情は退屈な映画を観てて睡魔と闘う
観客とでもいうのでしょうか。
70年代のキャサリン・ロスがこれとよく似た表情でブレイク(苦笑)
・50年代のファッションがとてもかっこよかった。
ウルトラマンのようなファッション眼鏡は、たぶん重いんだろうね。
眼鏡フレームの重量は12グラムまでが限度と決めているワタシです。
----------------------------------------------------------------
監督:サイモン・カーティス
脚本:エイドリアン・ホッジス
撮影:ベン・スミサード
音楽:コンラッド・ポープ
出演:ミシェル・ウィリアムズ/ケネス・ブラナー/エディ・レッドメイン/
ジュディ・デンチ/ジュリア・オーモンド/
『マリリン 7日間の恋』
「ブロークバック~」の妻から、いつも共感させられちゃうのよね。
ま、マリリンに共感なんてありえませんけど(笑)今回のなりきりぶりは実力証明したんじゃないかな。
ヴィヴィアン・リーはスカーレット・オハラのイメージがあるから「ええぇーー?!」だったわ^^
さて、来週が大変!!
エアポートで「ヘルプ~」「スーパーチューズデー~」のハシゴです。
常に評価されてるミシェルは、いずれオスカーも獲るでしょうね。
しかしながら、彼女自体に魅力を感じないワタシは、今回の賞レースにもあまり関心なかったですよ。
結果としてメリルがゲットしてたけど「あ~、そうなんだ」て感じでした。
あのヴィヴィアン・リーには正直、椅子から落ちそうになりましたよ(苦笑)
スカーレット・オハラのイメージは今何処~。
>エアポートで「ヘルプ~」「スーパーチューズデー~」のハシゴです。
エアポートの方が近いんですね。
ワタシは港でこの2本をハシゴするのかセンチュリーで『ドライヴ』になるのか上映時間の都合で決めますよ(笑)
レビュー、いつも楽しく拝読させて頂いております。
ミシェルのマリリン、ダメでしたか?
僕の中のモンローのぽや~っとしたイメージにはすごく一致していたのですが…
本作はミシェルのモンローが受け入れられるか否かで評価は分かれるかもしれませんね。
マリリン・モンローの実像はもはや誰が演じても虚像でしかないと決めつけていたのです。
でも、今現在ではミシェルさんの内面から溢れる演技のおかげで、限りなく近いイメージだったと思います。
冒頭で唄うシーンは振付なんか巧かったですよね。
ただ、ミシェルさん自体が生理的に苦手ということから辛めのコメントとなってしまいましたよ^^;
似ていなくても(似るのは無理でしょうし)無問題な気がします。
かえって、サッチャーのように、似すぎていて疲れたのもあるし・・・(-_-;)
スターに対するあこがれ、妄想映画としては共感する部分も多々あって、面白かったです。
ジュリア・オーモンドは老けましたね~~。
モンローの虜になるのは、やはり男性陣だけですかね~(笑)
彼女の主演映画なんかはどの役もモンロー本人にしか見えませんがそれでもいいのです。
もはや、動いているマリリンを見てるだけで萌えてしまうワタシです。
>スターに対するあこがれ、妄想映画としては共感する部分も多々あって、面白かったです。
やっぱり、これしかないですよね。この映画って(笑)
お!ジュリア・オーモンドご存じだったのね。
ワタシは本作で初めて知りましたよ。
『レジェンド・オブ~』観てたけど記憶にないのです(苦笑)
へー、座席はいつも通路よりなんですね。私も通路から、少し内側に入った辺りです。あと、後ろ気味の方が好き。
マリリン好きだったり、この感想を読んだら余計Itukaさんに共感しちゃいました。
恋というよりほのかな憧れでしたね。
衣装係のエマ・ワトソンちゃんの方がよっぽどマリリン役より可愛いなんてどうなんでしょう(爆
お手数をおかけします><
ども!お久です~^^
その後、『ウォーキング・デッド』シーズン2は見つかりましたでしょうか。
これ、たぶん最後に一気放送するかもしれませんよ。
シーズン1がそうでしたから^^
はい、座席はいつも通路寄りなんですよ(笑)
中央に座った場合、小心者なんで肘とり合戦に参戦できないのです(苦笑)
しかも、両サイドで足を開かれたら最悪です(爆)
マリリンの年齢を超えてから急に意識するようになりました。
先日もBS放送で録画してた『帰らざる河』を観ましたが、これがなかなかの良作でした(笑)
>衣装係のエマ・ワトソンちゃんの方がよっぽどマリリン役より可愛いなんてどうなんでしょう(爆
お~!とらねこさんもそう思いましたか。
ワタシもその意見に激しく同意します(爆)
コメの件、了解しました^^