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映画消化「ヴィレッジ」

2006年04月24日 20時22分17秒 | 映画 あ行
BS放送にて鑑賞  評価:★★★★

M・ナイト・シャマラン監督独特の静かに進行するストーリーである。
映像もいつもながらとても美しく透明感があって、まるで絵画の世界に踏み入れたような感覚になる。

ペンシルヴェニア州、外界と隔絶された村は1897年の時代設定である。外界と隔絶といえば、現代でもアメリカの最北東部に位置するメイン州の一部の村ではそういった環境のところがあるらしい。そこでは人がひとり消えても誰も気が付かない、何が起こっても少しも不思議ではない。

ミステリー作家で有名なスティーブン・キングの生まれ故郷で、彼のこれまでの作品はそういった環境で育ったことがあのように独特の感性が生まれたのだと思う。

そんな彼の後継者と勝手に思っているのが、このM・ナイト・シャマランだ。巷では酷評されている「サイン」「アンブレイカブル」も私は高評価をしていました。この「ヴィレッジ」はラストの衝撃度からいえば「シックス・センス」には及ばないけれど作品の完成度からみると、彼のこれまでの作品のなかでは最高の出来だったと思います。

この映画は何処となく、あの変わった映画「ドッグヴィル」を野外ロケ風にしたような印象。そういえば盲目の少女を演じたブライス・ダラス・ハワードは次回作として「ドッグヴィル」の続編である「マンダレイ」に二コール・キッドマンの代役として主演するそうです。

おまけ:脇役でシガニー・ウィーバーが出てきますが、よく見ないとフランシス・マクドーマンドと間違えてしまうほどです(爆)

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