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氷菓

2017年11月08日 22時11分31秒 | 映画 は行
評価:★★★【3点】




主人公が省エネ主義と自ら言い放っているように
やらなくてもいいことはやらない。やらなければならないことは
手短に!これいいですね~!ワタシも殆ど同じスタイルだわ(笑)



神山高校に入学した折木奉太郎。省エネ主義がモットーの彼だったが、
姉の命令で廃部寸前の古典部に渋々ながらも入部するハメに。
その古典部にはもう一人、名家のお嬢様・千反田えるが
“一身上の都合”で入部する。
すると、好奇心旺盛で“わたし、気になります!”が口グセのえるは、
奉太郎の類い希な推理力に気づくや、
彼を巻き込みつつ学園に潜む様々な謎に首を突っ込んでいく。
やがて奉太郎とは中学から一緒の福部里志や伊原摩耶花も
古典部のメンバーとなり謎解きに加わっていく。
そんな中、えるからかつて古典部に在籍していた叔父を巡る
奇妙な謎を解明してほしいと依頼を受ける奉太郎だったが…。
<allcinema>



人よりずば抜けた推理力を持つ省エネ男子が
名家の女子学生から自分の謎を解明してほしいと依頼される。

遡ること33年前、女子学生えるが幼少期のとき
住み込みの叔父と自分が会話をしていて、その話の内容に衝撃を受け
その場で大泣きした記憶が残っていた。

直後に叔父が突然の失踪をし現在まで行方不明のまま。

そこで、あの時の自分が叔父から何を聞いてショックを受けたのか
記憶にないため、省エネくんに是非とも解明してほしいという。

さすがに、これには間髪入れず断る省エネくんだったが
彼の実姉からも関連する話を聞くこととなり
次第に興味を持ち、えるが抱える謎を推理していくこととなる。


冒頭で前座のような2件の謎を早々に推理していく頭脳を見せられるので
本作のメインである、えるの叔父の件も省エネくんなら
いったいどのように推理し解決していくのか凄く興味深いのだ。


どうでしょう、ワタシは謎解きは面白く見られて
そこそこ楽しかったんだけど、いちばんの興味はヒロインの
広瀬アリスでしょうか。
妹のすずちゃん同様、この姉もなかなかの美人ではあるが
高生1年生役は、チョット無理があったが十分彼女を堪能できました。



【今週のツッコミ】

・この映画は誰にも解明されなかった謎を次々解いていく男子高校生。
 なんだか新しい金田一耕助を見ているようだ(笑)

・榊原郁恵の「夏のお嬢さん」の歌詞とその歌が使用されたCMに
 大きなヒントが隠されていた!

・60年代から70年代の学生運動の元は文化祭を一方的に排除した
 学校側への反発心から安田講堂を占領したんですね(←違うから)

・そもそもだが文化祭を中止させた学校側にワタシは賛成。
 思えばワタシも省エネ男子(オヤジ)なのかもしれない。
 好きな単語:ショートカット、一石二鳥、3M撲滅とか(笑)

・スケープゴートにされ人生を狂わされた人間は環境を変える勇気を。
 今の社会の中でどれだけいることだろうかと、ふと考えしまった。
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監督:安里麻里
脚本:安里麻里
音楽:林祐介
出演:山崎賢人/広瀬アリス/小島藤子/岡山天音

『氷菓』

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