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マーウェン

2019年07月20日 19時27分54秒 | 映画 ま行
評価★★★☆【3.5点】



ホーギー大尉率いる6人のバービー人形がカッコよすぎ。



バーからの帰り道に5人の男たちの襲撃を受け、
瀕死の重傷を負ったマーク・ホーガンキャンプ。
一命は取り留めたものの、脳に障害が残り、
記憶を失ってしまう。
PTSDに苦しむ彼は、セラピーとして自宅の庭に
第二次大戦下の架空の村を作り、“マーウェン”と名付けて、
自分や周囲の人々を模したフィギュアを置いて
写真を撮り始める。
次第にマーウェン作りに没頭していくマーク。
そこでは自分の分身であるホーギー大尉と様々な女性たちが、
日夜ナチスの兵士たちと過酷な戦いを繰り広げていた。
やがて、現実世界でも心身共に少しずつ
回復していくマークだったが…。
<allcinema>



現実人間ドラマはもうひとつ。
しかし、フィギュアのドラマはハリウッド最新技術により
今まで見たこともない映像に圧倒される。
視覚効果だけなら今年のなかで最もすばらしい作品だ。

主人公が負った過去の暴力事件から記憶障害となり
PTSDに苦しむ彼を救ったのが本作メインとなる
第二次大戦中のアメリカン・フィギュアの部分だったわけだ。

自分がヒーローとなり過去の暴力事件の加害者を
フィギュアの悪役ナチスにし、他のフィギュアも
自分の生活に関わる身近な人物で統一されている。

これって子供がよくやるミニチュアごっこと変わらないが
ゼメキスクラスになれば巨額の大金を与えられ
登場人物がそのままフィギュアっぽく見える技術に
ただただ拍手するしかない。



【今週のツッコミ】

・ヘイトクライムの事件として被害者となった主人公は
 女性用のハイヒールを履くことで女性を理解できるらしい。

・本作、視覚効果がメインとなり過ぎてしまい
 主人公の本来の事件の描き方が薄すぎ感情移入できない。

・ミニチュア写真家として成功している。

・これどうせなら、フィギュアだけで1本の映画にすればいい。
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監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス/キャロライン・トンプソン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:スティーヴ・カレル/レスリー・マン/ダイアン・クルーガー

『マーウェン』

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