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キリング・ショット

2012年04月08日 20時40分31秒 | 映画 か行
評価:★★【2点】


退屈極まりない作品とは、この映画のことだ!(苦笑)

それでも、オープニング・クレジットで使われた音楽
タイトルロゴなんかは、どこかマカロニ調(マカロニウエスタン)で
タランティーノ、ロバート・ロドリゲスの両巨匠を
強く意識してるような感じで、そっち系の作調というのは
容易に判断できます。

また、この作品のめずらしいところは
冒頭のクレジット後に数分のストーリー展開後
ふたたびクレジットが始まり、そこで流れる音楽が
なぜかティーンエージャーテイストのノリで
ともすれば、学園モノ?と錯覚させるお遊び感覚がグッドでした。



マフィアのボス、メルは、ドラッグ・ディーラーのテスを
リーダーとする美女3人組をとあるダイナーへと向かわせる。
目的はそこで行われる取引現場を押さえ、
メルのシマを荒らしている奴らの正体を暴くこと。
ところが道中では、おせっかいな警官につきまとわれ、
店に着いてもどうも様子がおかしい。
最初は簡単な仕事とタカを括っていたメルにも一抹の不安がよぎるが…。
<allcinema>



冒頭からのやたら長かったダイナーでのガールズトーク。
これはタランティーノ監督の『デス・プルーフ inグラインドハウス』で
延々と続いたガールズトークを彷彿させていた。
またこれが物語りに何の関係もない他愛ない内容ってところが
眠気を誘うんです。

その後、やっと本編に関係のある会話になったと思ったら
いきなりの銃撃戦となって、あっさりひとりのガールが即死。
「なんだ、もったいないな~」と思っていたら
時間軸が遡り、ココに至るまでのことが語られます。
そして再び、銃撃戦のところまで繋がり、その後の数分が描かれ
女店主と、もうひとりのガールズが射殺される。
ここでまた、時間軸がさらに前に遡っていく。。。

この辺りから、ワタシは睡魔との闘いが遂にやって来たのです(苦笑)
ウトウトしながらの鑑賞でしたが
結局、記憶にある全編の2分の1強の映像だけしか観てないのです。
エンドクレジットまで爆睡しラストを知らず、慌てて某映画サイトで
本作最後の決着の付け方を知るというなんとも情けない話ですが
これがまた、なんともまた凄い!というか
あれだけ眠ってても、大した進展のないまま終わってたらしいです(爆)

ハッキリ言って、この映画の良さがまったく分かりませんでした。
良かったところと言えば、ガールズ3人娘がそこそこ可愛かったことくらい。

おまけ)
・無理して名古屋まで出かけて『アーティスト』鑑賞後の1時間半を
 無駄に過ごした気分でかなり落ち込んだ(苦笑)

・こんなんだったら地元のシネコンで100円安い鑑賞料で『アーティスト』
 1本だけにしておけばよかったと深く反省した。

・今や『ダイハード』シリーズ以外、B級作品しか出演してない
 ブルース・ウィリスってどんなもんでしょ。

・本作で最も緊張したシーン(といっても他作品の比べれば低い)は
 深夜、故障で路肩に止まった1台の車に近づいてくるパトカー。
 善良な市民を演じる吃音症ロニー(ウィテカー)と警官との会話ですかね。

・全編に於いて登場人物の行動すべてが謎に満ちている。
 なにか伏線があるわけでもなく、単に説明不足なのか?

・ガールズのなかでいちばん若かった子(最初に射殺された)って
 『トワイライト』シリーズでヴァンパイア貴族の一員でした。
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監督:アーロン・ハーヴィー
脚本:アーロン・ハーヴィー
撮影:ジェフ・カッター
音楽:ジョー・パガネッリ


出演:フォレスト・ウィテカー/ブルース・ウィリス/
    マリン・アッカーマン/ニッキー・リード/デボラ・アン・ウォール


『キリング・ショット』



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