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評価:★★★☆【3.5点】
食指がまったく動かず、ハードル下げまくったのが功を奏した。
但し、それは序盤だけ、さらに副題の“髑髏島の巨神”がダサすぎ。
それでもこの評価を保ったのは映像が綺麗だったから。
◇
泥沼のベトナム戦争が終結を迎えつつある70年代前半。
南太平洋上に未知の孤島が発見され、
米国政府特務機関“モナーク”によって編成された調査隊が派遣される。
リーダーを務めるのは、ジャングルでのサバイバルに精通した
英国陸軍特殊空挺部隊の元兵士コンラッド。
メンバーはほかに研究者にカメラマン、
ベトナム帰りの米軍ヘリ部隊を率いるパッカード大佐といった面々。
しかし調査のために爆破を繰り返す一行の前に突如、
あまりにも巨大な生物キングコングが現われ、
ヘリコプターを次々と破壊し始める。
その圧倒的な破壊力に為す術もない人間たちは、
この恐るべき生物から逃げ延び、一刻も早く島から脱出すべく
決死のサバイバルを繰り広げるのだったが…。
<allcinema>
◇
お子様向け映画のレベルだろうと思っていた本作だったが
冒頭、いや、オープニングタイトルからぐんぐん惹きこまれていった。
第二次世界大戦から、その後に起こった世界ニュースなどが
タイトルバックに映し出され、まるでドキュメンタリーのよう。
単細胞でリアル志向のワタシにとって、こういう作りは大好物なのだ。
そんなわけで、俄然興味を持ち始めたわけなのだが
やはりというか、物語が進んでいくうちに、結局当初の予想通り
大味でツッコミどころ満載で、それって普通におかしいだろ!みたいな。
なので、冒頭から島に到着するまでの10数分間だけが
唯一面白かったと言うしかない映画だった。
【今週のツッコミ】
・コングの大きさが規格外!あまりに大きすぎるのも如何なものかと。
ワタシ的に最も恐怖を感じる大きさは5メートルまで!(大魔神4.5m)
・ヒロインのブリー・ラーソンといえば第88回アカデミー主演女優賞のひと。
『ルーム』の記憶もまだ新しい中、その後の作品がもうひとつパッとしない。
大作とはいえB級感丸出しの本作や次回公開の『フリー・ファイアー』など
もう少し作品選びをした方が…。
※製作費は日本円で約200億円、100億超えれば大作映画
100億稼げればドル箱映画(笑)なんだがそれじゃ赤字の本作。
・序盤の巨大生物(大サル)登場シーンは100歩譲ってOKだけど
その後の調査チームが島で遭遇するシーンの間抜けぶりは開いた口が塞がらない。
大編隊のヘリが全滅って。。。もう少し頭使おうよ隊長さん。
・そもそも未知の島に行くのに大音響で士気を高めるって
『地獄の黙示録』じゃないんだから^^;
・いろいろな巨大生物が登場するたびに、昔の夏休み東宝特撮怪獣映画
『ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘!』(1966)が頭をよぎるのだった(笑)
--------------------------------------------------------------
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
脚本:ダン・ギルロイ/マックス・ボレンスタイン
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:トム・ヒドルストン/サミュエル・L・ジャクソン/ジョン・グッドマン
『キングコング:髑髏島の巨神』
食指がまったく動かず、ハードル下げまくったのが功を奏した。
但し、それは序盤だけ、さらに副題の“髑髏島の巨神”がダサすぎ。
それでもこの評価を保ったのは映像が綺麗だったから。
◇
泥沼のベトナム戦争が終結を迎えつつある70年代前半。
南太平洋上に未知の孤島が発見され、
米国政府特務機関“モナーク”によって編成された調査隊が派遣される。
リーダーを務めるのは、ジャングルでのサバイバルに精通した
英国陸軍特殊空挺部隊の元兵士コンラッド。
メンバーはほかに研究者にカメラマン、
ベトナム帰りの米軍ヘリ部隊を率いるパッカード大佐といった面々。
しかし調査のために爆破を繰り返す一行の前に突如、
あまりにも巨大な生物キングコングが現われ、
ヘリコプターを次々と破壊し始める。
その圧倒的な破壊力に為す術もない人間たちは、
この恐るべき生物から逃げ延び、一刻も早く島から脱出すべく
決死のサバイバルを繰り広げるのだったが…。
<allcinema>
◇
お子様向け映画のレベルだろうと思っていた本作だったが
冒頭、いや、オープニングタイトルからぐんぐん惹きこまれていった。
第二次世界大戦から、その後に起こった世界ニュースなどが
タイトルバックに映し出され、まるでドキュメンタリーのよう。
単細胞でリアル志向のワタシにとって、こういう作りは大好物なのだ。
そんなわけで、俄然興味を持ち始めたわけなのだが
やはりというか、物語が進んでいくうちに、結局当初の予想通り
大味でツッコミどころ満載で、それって普通におかしいだろ!みたいな。
なので、冒頭から島に到着するまでの10数分間だけが
唯一面白かったと言うしかない映画だった。
【今週のツッコミ】
・コングの大きさが規格外!あまりに大きすぎるのも如何なものかと。
ワタシ的に最も恐怖を感じる大きさは5メートルまで!(大魔神4.5m)
・ヒロインのブリー・ラーソンといえば第88回アカデミー主演女優賞のひと。
『ルーム』の記憶もまだ新しい中、その後の作品がもうひとつパッとしない。
大作とはいえB級感丸出しの本作や次回公開の『フリー・ファイアー』など
もう少し作品選びをした方が…。
※製作費は日本円で約200億円、100億超えれば大作映画
100億稼げればドル箱映画(笑)なんだがそれじゃ赤字の本作。
・序盤の巨大生物(大サル)登場シーンは100歩譲ってOKだけど
その後の調査チームが島で遭遇するシーンの間抜けぶりは開いた口が塞がらない。
大編隊のヘリが全滅って。。。もう少し頭使おうよ隊長さん。
・そもそも未知の島に行くのに大音響で士気を高めるって
『地獄の黙示録』じゃないんだから^^;
・いろいろな巨大生物が登場するたびに、昔の夏休み東宝特撮怪獣映画
『ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘!』(1966)が頭をよぎるのだった(笑)
--------------------------------------------------------------
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
脚本:ダン・ギルロイ/マックス・ボレンスタイン
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:トム・ヒドルストン/サミュエル・L・ジャクソン/ジョン・グッドマン
『キングコング:髑髏島の巨神』
それにしてもすげーばかでかかったコングでしたね(爆
吹替えだったことを覗けば、
久々に巨大生物を堪能してちょっとだけ満足でした(笑
ワタシ、次の『パッセンジャー』字幕版を観るために
別のシネコンに急いでいたため見逃しました~(笑)
なるほど、ゴジラとの戦いが今後待っているんですね。
納得(笑)
映画は、頭から尻尾まで楽しむことにしているので、しっかりエンディングまで見て、半分くらい席を立った方より優越感をもちました。
ブログも、トラックバックを放ちっぱなしにしないでコメントでもフォローして楽しんでます。
『キングコング』を最後まで味わう前に踏ん切り付けました。
普段はオモシロかったら場内が明るくなるまで残っていますが
ここ最近はハシゴが多いせいか、なかなできてません^^;
おっしゃる通り、映画は最後まで観届けるのが本来の姿ですもんね。
熊だって音を立てれば逃げていくので、自然界的にはそんなに間違えた行動ではない気がするけど(ライオンみたいな群れで狩りをする獣には不適切か?)。まあ、あの島を普通の自然界同様に考えてはいかんか。
どうみても自分らのためだけに行っていたのが???でした(笑)
キングコングのような知的動物と観客は最初から分かっていたから「おいおい」でしたよ。