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キリングゲーム

2014年01月13日 20時29分06秒 | 映画 か行
評価:★★☆【2,5点】


グラスファイバーにミクロの気泡が混入すると簡単に割れてしまう。
このセリフって意外に奥の深い内容が含まれていたような。。。

いや、これこそラストに繋がる、大どんでん返しの伏線か^^;



かつて、アメリカとNATOによるボスニア紛争への
軍事介入に参加した元米軍兵士のベンジャミン・フォード。
今はアパラチア山脈の奥地で家族とも疎遠のまま。
ある日、脚の痛みを抑える鎮痛剤が切れたため
町へと向かうが途中で車が故障してしまう。
幸運にも、偶然出会った東欧訛りの男性エミール・コヴァチが
修理してくれたおかげで窮地を脱するフォード。
やがて互いにボスニアの戦場にいたと知り意気投合する2人。
そして翌朝、2人は鹿狩りを楽しむことに。
しかしフォードはまだ知らない。
コヴァチの真の獲物を。
それは18年前の戦場の敵、フォード自身だったのだ。
<allcinema>



結論から言えば18年前の事案に対する復讐劇なんだけど
さすがに18年という歳月は余りにも長すぎたということだ。
互いに歳をとり、あの頃のようには動けない^^;

そして何よりも年齢を重ねたことによる
社会的順応性がより高くなり嘗ての復讐心は和らいでしまった。

エミール(トラボルタ)はやっと探し当てた人物
ベンジャミン(デ・ニーロ)を見て感情に変化が現れたのでは?

そうです!そう解釈しなければ、余りに不自然(笑)
いつでも殺れたのに“それ”をしなかったのは
ベンジャミンに自分の父を投影させていたのではないか。
それとも、あの戦争を体験した戦友(敵ではあるが)として
エミールはベンジャミンに敬意を払ってしまったとか^^;

現に銃殺刑にされたあの時に自分を生かしてくれたからね。
重傷を負わせたが即死させなかったのは意図的と判断したのでしょう。

もしも、本当に心底憎い相手がそこに現れたとするなら
対峙した瞬間、普通は一言二言のQ&Aがあって
その後に監禁するなりして最後はお命頂戴します!でしょうに^^

結局、互いに以前よりも生き生きして「さよなら」だなんて。。。
ミステリーアクションと見せかけ実はハートウォーミングドラマ。

意外なラストということで爽やか気分になる不思議映画でした(笑)


【今週のツッコミ】
・デ・ニーロのふくらはぎの件、あれは見てて顔を歪めてしまった^^;
 特殊メイクアップと分かっていてもあの痛さは半端でなかった。

・矢が両頬を貫通したキズにはレモン汁と塩が効くらしい。

・止血する方法がちらっと出てきたけど
 アレもうちょっと説明が欲しかったわ(笑)
 なんの草なの(爆)

・エミール役の髪型なのか知らないが、毛髪の生え際が
 微妙に変でしたよ。
 白髪染めしてそのまま洗い流さず放置したような黒さだった(笑)
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監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
脚本:エヴァン・ドーハティ
撮影:ピーター・メンジース
音楽:クリストファー・ヤング


出演:ジョン・トラヴォルタ/ロバート・デ・ニーロ/マイロ・ヴィンティミリア/
    エリザベス・オリン/


『キリングゲーム』

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