ブラッド・アンド・ゴールド ～黄金の血戦場～

評価★★★★【４点】（Netflix）



戦争を背景にしたドイツ版西部劇のよう。

◆

1945年の春、ドイツ人の脱走兵ハインリッヒは、
ナチス親衛隊に追われ、捕えられてしまう。
親衛隊によって木に吊るされたハインリッヒを
勇敢な農家の娘エルザが救いだし、かくまうことに。
そんな2人は、思いがけず危険な宝探しに巻き込まれていく。
<Movie walker>


R・ロドリゲスやQ・タランティーノ好きなら
思わず見入ってしまうようなマカロニ・ウエスタン風味。

物語は、第二次世界大戦末期のドイツ軍ナチス親衛隊が
村に隠されている金塊を突き止め強奪を目論むなか
脱走兵を救った農家の娘や村のホテル経営者、牧師などが絡み
悪徳ナチス親衛隊との壮絶な強奪戦が展開されていく。

とにかくカメラワークが秀逸でスタイリッシュ！
劇中音楽もおしゃれでまさにマカロニ節全開といった感じ。
西部劇といえば話が単純で観てて疲れないところが好き。

追うもの追われるものの緊張感や、時に、残虐で
バイオレンスアクションやコミカルなシーンと
観ててまったく飽きないテンポは最後まで突き進む。

ラストのオチも笑ってしまうほど潔くてコレお薦めです。

◆

【今週のツッコミ】

・脱走兵を救った農家の娘や牧師の妻のライフルの腕前が凄い！

・親衛隊に拉致された知恵遅れの弟が反撃の切っ掛け作り。
　農家の娘は弟を救うためロケットランチャーで反撃開始。
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監督：ペーター・トアヴァルト
脚本：シュテファン・バルト
音楽：
出演：ロバート・マーザー、マリー・ハッケ、アレクサンダー・シェーア

『ブラッド・アンド・ゴールド ～黄金の血戦場～』