評価:★★★★【4点】
COCO“ココ”が動く瞬間涙腺決壊!
◇
ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。
しかし彼の家では、むかし起こったある出来事がきっかけで、
代々演奏はおろか音楽を聴くことも禁じられていた。
人々が先祖の魂を迎える“死者の日”、音楽のことで
家族と衝突してしまったミゲルが、
憧れのスター、エルネスト・デラクルスの墓を訪れたところ、
いつの間にか死者の国に迷い込んでしまう。
カラフルで美しいその世界ではガイコツたちが楽しく暮らしていた。
しかし生者のミゲルは日の出までに元の世界に戻らなければ、
永遠に家族に会えなくなってしまうという。
そんなミゲルの唯一の頼りは、
家族が恋しい陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。
しかし彼にも“生きている世界で忘れられると、死者の国からも
消えてしまう”という過酷な運命が待っているのだったが…。
<allcinema>
◇
余命いくばくもない本人がこの映画を観たら、
きっと心に思うところがあるのかもしれない。
自分がもし死んでしまった後、家族が忘れずにいてくれるのか
確かにこの世界観に入り込んでしまうと死後の自分というものを
改めて考えてしまう。
家族の記憶から完全に消え去ったとき死者の世界からも消えてしまう。
つまり、無の状態というこの設定は余りに切ない。
ガイコツのヘクターも今まさにこの状態であり
自分の記憶をどうしても家族に伝えたかったのだった。
序盤こそ若干の退屈さがあり睡魔に襲われてしまうが
そこをクリアすれば死者の国での話のテンポがよくなり
さらに主人公ミゲルがヘクターのために進んで任務を遂行するくだりは
分かり易くそれでいて奥の深さを感じるのだ。
ヘクターの唯一の家族がミゲルによって見つかり
そこからイッキに感動の波が押し寄せて来るのだった。
【今週のツッコミ】
・ゴジラ眠りから覚める!そんなキャッチコピーを使いたくなった。
・巨大な獣神を眠りから起こしてしまった!^^
・人は言葉よりもメロディにより反応するよい見本。
左脳は衰えても右脳はしっかり保たれているらしい。
・ココちゃんの写真がモアナに似てる。
・生前最後の年齢が死者の国でそのまま反映されるのは如何なモノか^^;
最後のココちゃんが「パパ~」と走り寄ったところ違和感しかないぞ。
・でもまあ、あれでも魂はしっかり繋がっているのでヨシとしよう。
・しかし、改めて思うのが老婆の造形が見事であり
その動きや歯のない口の感じなどスタッフはよく観察されてるな~と(笑)
------------------------------------------------------------
監督:リー・アンクリッチ
脚本:エイドリアン・モリーナ/マシュー・オルドリッチ
音楽:マイケル・ジアッキノ
声の出演:アンソニー・ゴンサレス/ガエル・ガルシア・ベルナル/ベンジャミン・ブラット
『リメンバー・ミー』
COCO“ココ”が動く瞬間涙腺決壊!
◇
ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。
しかし彼の家では、むかし起こったある出来事がきっかけで、
代々演奏はおろか音楽を聴くことも禁じられていた。
人々が先祖の魂を迎える“死者の日”、音楽のことで
家族と衝突してしまったミゲルが、
憧れのスター、エルネスト・デラクルスの墓を訪れたところ、
いつの間にか死者の国に迷い込んでしまう。
カラフルで美しいその世界ではガイコツたちが楽しく暮らしていた。
しかし生者のミゲルは日の出までに元の世界に戻らなければ、
永遠に家族に会えなくなってしまうという。
そんなミゲルの唯一の頼りは、
家族が恋しい陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。
しかし彼にも“生きている世界で忘れられると、死者の国からも
消えてしまう”という過酷な運命が待っているのだったが…。
<allcinema>
◇
余命いくばくもない本人がこの映画を観たら、
きっと心に思うところがあるのかもしれない。
自分がもし死んでしまった後、家族が忘れずにいてくれるのか
確かにこの世界観に入り込んでしまうと死後の自分というものを
改めて考えてしまう。
家族の記憶から完全に消え去ったとき死者の世界からも消えてしまう。
つまり、無の状態というこの設定は余りに切ない。
ガイコツのヘクターも今まさにこの状態であり
自分の記憶をどうしても家族に伝えたかったのだった。
序盤こそ若干の退屈さがあり睡魔に襲われてしまうが
そこをクリアすれば死者の国での話のテンポがよくなり
さらに主人公ミゲルがヘクターのために進んで任務を遂行するくだりは
分かり易くそれでいて奥の深さを感じるのだ。
ヘクターの唯一の家族がミゲルによって見つかり
そこからイッキに感動の波が押し寄せて来るのだった。
【今週のツッコミ】
・ゴジラ眠りから覚める!そんなキャッチコピーを使いたくなった。
・巨大な獣神を眠りから起こしてしまった!^^
・人は言葉よりもメロディにより反応するよい見本。
左脳は衰えても右脳はしっかり保たれているらしい。
・ココちゃんの写真がモアナに似てる。
・生前最後の年齢が死者の国でそのまま反映されるのは如何なモノか^^;
最後のココちゃんが「パパ~」と走り寄ったところ違和感しかないぞ。
・でもまあ、あれでも魂はしっかり繋がっているのでヨシとしよう。
・しかし、改めて思うのが老婆の造形が見事であり
その動きや歯のない口の感じなどスタッフはよく観察されてるな~と(笑)
------------------------------------------------------------
監督:リー・アンクリッチ
脚本:エイドリアン・モリーナ/マシュー・オルドリッチ
音楽:マイケル・ジアッキノ
声の出演:アンソニー・ゴンサレス/ガエル・ガルシア・ベルナル/ベンジャミン・ブラット
『リメンバー・ミー』
でも、死者の国では最後に生きてた姿のままとは...確かに違和感ありましたよね 汗。
家族の絆がしっかり描かれていてグイグイ惹きこまれてしまいますよね。
とどめはラストのひいおばあちゃん!
ワタシは実写かと思いましたよ(←うそつけ)^^;
雑念が入ってしまったのではまらなかったけど、
それでも最後のひいおばあちゃんには涙腺緩みました。
あら、またも雑念が?
ワタシなんか、途中で記憶が飛んでもラストでしっかりウルっと来ましたから
あのひいおばあちゃんは特別な存在だったのかも^^