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シャーロットのおくりもの

2006年12月24日 19時04分24秒 | 映画 さ行
評価:★★


観ている最中よそ事は考えてはいませんでしたが、眠いのなんの・・・
駄作系のディズニー映画でしたね~

そういや、よそ事は考えていました。シャーロット(蜘蛛)の声が非常に心地良かったことです。あの風貌と声を人間としてイメージしていたら「プラダを着た悪魔」の編集長を演じたメリル・ストリーブが浮かんできて仕方がなかった(汗)

でも、実際はジュリア・ロバーツだったんですよね。今後もこういうアニメものの声優でやっていけるんではないでしょうか。

同じ子ブタもの系でも羊導犬を目指した「ベイブ」の時のような感情移入が一切出来ないです。そもそも今回の主役のブタは、なにも努力をしていないことが致命傷。ただ単に、偶然納屋で知り合った訳あり風の蜘蛛の芸術に人間が驚くだけです。

舞台がメイン州の片田舎。ここはカナダ国境と隣接する合衆国の最北東部に位置する。「メイン州は外界と隔絶された町がたくさんある、そこでは人がひとり消えても誰も気がつかない、何が起こっても少しも不思議ではない」と、まあこんな風にミステリー映画のネタの宝庫である。また有り得ない展開になって行っても地域性から云って受け入れ態勢は整えていたのに(笑)



メイン州を舞台にした主な映画
「キャリー」
「ペットセメタリー」
「クジョ-」
「スタンド・バイ・ミー」
「この森で天使はバスを降りた」
「黙秘」
「サイモン・バーチ」
「デッド・ゾーン」
「トミー・ノッカーズ」
「ダーク・ハーフ」
「地下室の悪夢」
「サイダー・ハウス・ルール」
「アトランティスのこころ」
「ドリーム・キャッチャー」など

なので、今回も主役の子ブタのために納屋のお友達の面々が知恵を絞って奮闘するのかと期待をしていたんですが何もなし(笑)

家族構成の描き方も希薄でした。ダコタ・ファニングの演技もこの脚本では見せ場もありませんでしたね。

蜘蛛の巣に的を絞った斬新なアイディアもイマイチ弱い。これは、そこに至るまでの葛藤やシャーロット(メス蜘蛛)の孤独だった人生をもっと描いてあげればもう少し感動的になっていたと思いました。

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監督:ゲイリー・ウィニック
脚本:キャリー・カークパトリック
撮影:シーマス・マッガーヴェイ
音楽:ダニー・エルフマン

出演:ダコタ・ファニング/ケヴィン・アンダーソン/エシー・デイヴィス/ゲイリー・バサラバ/ボー・ブリッジス

声の出演:ジュリア・ロバーツ(蜘蛛のシャーロット)/ スティーヴ・ブシェミ(ネズミのテンプルトン)/ ドミニク・スコット・ケイ(子ブタのウィルバー)/キャシー・ベイツ(牛のビッツィー)/ロバート・レッドフォード(馬のアイク)

『シャーロットのおくりもの』オフィシャル・サイト
http://www.charlotte-movie.jp/


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