評価:★★★★【4点】
クライム・サスペンスでありフィルム・ノワール的要素も
十分含まれているような…(知らんけども)^^;
◇
凶悪犯罪都市アトランタ。
ある日、特殊部隊の元兵士や悪徳警官で構成された
武装グループによる銀行強盗事件が発生する。
グループのリーダー、マイケルは、
これを最後にロシアン・マフィアとの関係を絶とうと考えていた。
しかし女ボスのイリーナはそれを許さず、
彼の息子を人質に新たな要求を突きつけてくる。
それは、警戒厳重な国土安全保障省の施設を襲撃するという、
あまりにも無謀なミッションだった。
追い詰められたマイケルは、
警察の緊急コード“トリプル9”を利用する禁断の犯罪計画を練り上げる。
それは警官が撃たれた際の符丁で、これが発令されると、
街中の警察官はすべてを投げ出してでも現場への急行を
最優先しなければならなかった。
マイケルたちは、そのわずかな隙を突いて
襲撃を成功させようと考えていた。
そして、そのために犠牲になってもらう標的として、
実直な新人警官クリスに白羽の矢を立てるのだったが…。
<allcinema>
◇
俗にいう汚職警官の話なんだけど、過去のそういう作品よりも
格段に面白く仕上がっているのは汚職のレベルが半端じゃない(笑)
完全武装し現金やら機密書類を分レベルで強奪し
まさにプロの犯罪集団というクールな設定が凄いんだなこれが。
チョイと賄賂をもらったり隠れてセコイことなんて一切しません。
それもそのはず、彼らはロシアン・マフィアの女ボスから
国家間レベルの要求を受けもはやテロリスト並み^^;
そんな時、新人警官が彼らのところに配属されたのが
得意のサイコパスからやっと脱皮したケイシー・アフレック警官。
汚職警官らの最後の仕事の“999”の標的にされるのが彼。
その“トリプル9”を故意に発動させるためのトリッキーな行動や
いろいろな思惑が交錯しながら動くサスペンスはなかなか上質。
本作の成功は登場人物それぞれに人間味を与えたことだろう。
【今週のツッコミ】
・“999”発動された場合、他の事件事故は完全なる放置。
これってウソのような本当の話らしい。
・一般人はまったく馴染のない警察用語や仕組みを
映画でバラシて大丈夫なの?だった^^;
・数人の仲間からなるグループってストレスある仕事の場合必ず一人は
ドジを踏みそこから仲間割れを起こすんだよね。
・ケイシー・アフレックの妻役ってほとんど顔が見えてないけど
テリーサ・パーマーと確認しました。
ワタシ的に彼女は第2のアリ・ラーター(笑)
・女ボスを演じるケイト・ウィンスレットのなりきりぶりは
往年の名作『グロリア』のジーナ・ローランズっぽくていいね!
・最近のVFXは日進月歩。なかでも特殊メイクアップが凄い。
足の甲に付けられた小型爆弾が破裂し足首が吹っ飛ぶシーン
肉片飛び散りまるで本物のような効果に嬉しくなった(おい)
・イオンシネマ名古屋茶屋からTOHOシネマズ名古屋ベイシティまで
裏道走って僅か12分だった。上映開始まで30分の余裕があれば大丈夫。
----------------------------------------------------
監督:ジョン・ヒルコート
脚本:マット・クック
音楽:アッティカス・ロス/クローディア・サーン/レオポルド・ロス
出演:ケイシー・アフレック/キウェテル・イジョフォー/アンソニー・マッキー/
アーロン・ポール/クリフトン・コリンズ・Jr/ノーマン・リーダス/
テリーサ・パーマー/ウディ・ハレルソン/ケイト・ウィンスレット/
『トリプル9 裏切りのコード』
クライム・サスペンスでありフィルム・ノワール的要素も
十分含まれているような…(知らんけども)^^;
◇
凶悪犯罪都市アトランタ。
ある日、特殊部隊の元兵士や悪徳警官で構成された
武装グループによる銀行強盗事件が発生する。
グループのリーダー、マイケルは、
これを最後にロシアン・マフィアとの関係を絶とうと考えていた。
しかし女ボスのイリーナはそれを許さず、
彼の息子を人質に新たな要求を突きつけてくる。
それは、警戒厳重な国土安全保障省の施設を襲撃するという、
あまりにも無謀なミッションだった。
追い詰められたマイケルは、
警察の緊急コード“トリプル9”を利用する禁断の犯罪計画を練り上げる。
それは警官が撃たれた際の符丁で、これが発令されると、
街中の警察官はすべてを投げ出してでも現場への急行を
最優先しなければならなかった。
マイケルたちは、そのわずかな隙を突いて
襲撃を成功させようと考えていた。
そして、そのために犠牲になってもらう標的として、
実直な新人警官クリスに白羽の矢を立てるのだったが…。
<allcinema>
◇
俗にいう汚職警官の話なんだけど、過去のそういう作品よりも
格段に面白く仕上がっているのは汚職のレベルが半端じゃない(笑)
完全武装し現金やら機密書類を分レベルで強奪し
まさにプロの犯罪集団というクールな設定が凄いんだなこれが。
チョイと賄賂をもらったり隠れてセコイことなんて一切しません。
それもそのはず、彼らはロシアン・マフィアの女ボスから
国家間レベルの要求を受けもはやテロリスト並み^^;
そんな時、新人警官が彼らのところに配属されたのが
得意のサイコパスからやっと脱皮したケイシー・アフレック警官。
汚職警官らの最後の仕事の“999”の標的にされるのが彼。
その“トリプル9”を故意に発動させるためのトリッキーな行動や
いろいろな思惑が交錯しながら動くサスペンスはなかなか上質。
本作の成功は登場人物それぞれに人間味を与えたことだろう。
【今週のツッコミ】
・“999”発動された場合、他の事件事故は完全なる放置。
これってウソのような本当の話らしい。
・一般人はまったく馴染のない警察用語や仕組みを
映画でバラシて大丈夫なの?だった^^;
・数人の仲間からなるグループってストレスある仕事の場合必ず一人は
ドジを踏みそこから仲間割れを起こすんだよね。
・ケイシー・アフレックの妻役ってほとんど顔が見えてないけど
テリーサ・パーマーと確認しました。
ワタシ的に彼女は第2のアリ・ラーター(笑)
・女ボスを演じるケイト・ウィンスレットのなりきりぶりは
往年の名作『グロリア』のジーナ・ローランズっぽくていいね!
・最近のVFXは日進月歩。なかでも特殊メイクアップが凄い。
足の甲に付けられた小型爆弾が破裂し足首が吹っ飛ぶシーン
肉片飛び散りまるで本物のような効果に嬉しくなった(おい)
・イオンシネマ名古屋茶屋からTOHOシネマズ名古屋ベイシティまで
裏道走って僅か12分だった。上映開始まで30分の余裕があれば大丈夫。
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監督:ジョン・ヒルコート
脚本:マット・クック
音楽:アッティカス・ロス/クローディア・サーン/レオポルド・ロス
出演:ケイシー・アフレック/キウェテル・イジョフォー/アンソニー・マッキー/
アーロン・ポール/クリフトン・コリンズ・Jr/ノーマン・リーダス/
テリーサ・パーマー/ウディ・ハレルソン/ケイト・ウィンスレット/
『トリプル9 裏切りのコード』
なかなか噛みごたえのある作品でした。
めっちゃ暗いですけど(笑)。
自分が何かで緊急で警察の力が必要な時に、トリプル9で放置、とかになったら嫌ですよね~。
ケイト・ウィンスレット…彼女が出ていると知らなかったら気付かなかったかもしれませんでした。化け方、凄い。
こういうのを骨太って言うんですかね~。
>自分が何かで緊急で警察の力が必要な時に、トリプル9で放置、とかになったら嫌ですよね~。
ほんと!そうですよね!
家に殺人鬼が侵入してきて911に緊急依頼し息を殺して待ってるのに
パトカーがUターンしちゃいました~!って言われてもね~(爆)
ケイト姐さんのライオン丸のような髪型にやられましたね(笑)