ワイルド・スピードＸ３ TOKYO DRIFT （フリーパス１本目）

評価：★★★

出演者の日本語と英語の使い分けは何処で切り替えていたのかが、さっぱり不明。日系俳優の下手な日本語でやられるよりは英語で一気に行ってしまった方がテンポがいいのに（笑）

ストーリーは取って付けたようなチープな内容。しかしシリーズの中では、いちばん分かり易くて良かったと思う。この作品は、前2作と何処にも繋がりがありませんので全くの別物ということですね。

主人公のショーン・ボスウェル（ルーカス・ブラック）は何処となくポール・ウォーカーに似ていたから出演したのでしょうか（笑）この映画ではストーリーの批評なんて語っても意味がありません。ただ今回の改造車（チューニングカー）はどのようになっているか？ということと、ドリフトの解説が聞けるのか？の2点が見たくて観に行ったようなものでした。



実際、走行シーンに於いてはCGなしの本物であり、まさに70年代の傑作カーアクション「バニシング in 60"」「トランザム7000」「ザ・ドライバー」等の、まだCG処理が出来ない頃の生のカースタントを体験できる。

今回の主役のバリバリチューンド・カーは

・日産 フェアレディ350Z　（DKことタカシの車）



・日産 シルビア－S15　（ハンが主人公に最初に貸した車）


・三菱 ランサーエボリューションIX（主人公の車）


・マツダ RX-7（FD）（ハンの車）ホンダS2000ではないよ（笑）


・マツダ RX-8　（DKことタカシの彼女ニーラの車）


・シボレー・モンテカルロ（主人公がアメリカで乗っていた改造車）


・フォード・マスタング（主人公がDKことタカシと最後の決戦で使った車）


実はハンの乗る黄色の車は、てっきりホンダS2000だと思って見てました（笑）
それから北川景子（レイコ役）って何処に出ていたのか、さっぱり判らずでした。もしかしたらシルバーのGT-Rのハンドルをにぎっていた女性でしょうか？（ワンシーンしかなかったけど）

ということで、カスタムカーとカースタントを見るだけなら十分楽しい映画です。ラストで主人公に挑戦をしてきた大物俳優の登場にびっくりしました。ここだけで一気にこの映画が締まったような印象。カメオ出演なんですが、まだ観てない人のために、これだけはネタバレできません（笑）

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監督：ジャスティン・リン
脚本：クリス・モーガン
撮影：スティーヴン・Ｆ・ウィンドン
音楽：ブライアン・タイラー

出演：ルーカス・ブラック/バウ・ワウ/ブライアン・ティー/サン・カン/ナタリー・ケリー/北川景子/妻夫木聡

『ワイルド・スピードＸ３ TOKYO DRIFT』オフィシャル・サイト
http://www.wx3.jp/top.html