評価:★★★☆【3.5点】
アリシア・ヴィキャンデルの健気さについ応援したくなる。
これアンジー版ではそう思わなかったのは何故だろう。
◇
ロンドンで女子大生として暮らしていたララ・クロフトだったが、
謎の死を遂げた資産家で冒険家の父が遺したビデオメッセージを発見し、
その遺志を継いでトレジャー・ハンターとなり
最初のミッションに挑むことを決意する。
それは、日本のどこかにあるという神話上の絶海の孤島に隠された
幻の秘宝を封印するというもの。
その秘宝には世界を滅ぼす邪悪な力が秘められていて、
危険な秘密組織トリニティがその悪用を企んでいるというのだった。
こうして一人旅立ったララは、香港でルー・レンという男を見つけ出すと、
彼を相棒に幻の秘宝を求めて過酷な大冒険へと繰り出すのだったが…。
<allcinema>
◇
17年前、ララ・クロフトというあまりに有名な固有名詞と
アンジーの組み合わせはほぼ同格でそれはそれでよかったのだが
ただ、ストーリーがイマイチ詰まらなかった。
そこで今回はニューヒロインに変わり序盤では
ストイックな総合格闘家であり、バイク便のライダーとして
金欠女子大生という設定がなんとも微笑ましくてつかみは十分だ(笑)
動けるヒロインをしっかりアピールしたところから
トレジャー・ハンターとなっていくシークエンスは見どころの一つだろう。
内容もそこそこハラハラさせてくれて極限まで絞り込んだ
彼女の肉体からは自らスタントもやっちゃいますみたいなオーラ出てるし
すべてのアクションで身のこなしがかなり速いのだ。
これはそれまでの彼女のフィルモグラフィーからは
想像できなかったことである^^
個人的に今回は第一作のお披露目として及第点ではなかろうか。
もしシリーズ化されるのなら、新星ララ・クロフトを是非とも応援したい。
【今週のツッコミ】
・アリシア・ヴィキャンデル自らアクションする映画ってあった?
少し前の『エクス・マキナ』は軟禁状態のアンドロイドなので少し違うし^^;
・にしても彼女の6パックに割れた腹筋見てしっかり準備してきたのが伺える。
ただし全体的に細身なので、ムッチリボディが好きなワタシは
彼女にセクシーさは感じられない。一緒に居ても妹感覚でしょうか。
・ワタシ、悪役演じた爬虫類系のウォルトン・ゴギンズが大の苦手。
ズバリ言ってスクリーンで見たくないダントツ俳優が彼。
(ファンの方すみません)
・例のビニール袋を口に放り込みアッパーカットに右フック!
これで確実に中身が出た感じで「ハイさよなら!」と小気味よい!
・この映画の評価できる点として等身大のララ・クラフトはもちろん
謎の秘密組織トリニティの下っ端悪党に雇われた傭兵たちの本物感が
確かなスパイスとしてこの映画を盛り上げていた気がする。
・あの島は日本のどこなんだよ(笑)
最終的に秘宝の正体知ったら「え?マジですか」と苦笑い。
・クリスティン・スコット・トーマスも老けましたな~。
1990年代の『イングリッシュ・ペイシェント』『モンタナの風に抱かれて』
この2本で完全に心持って行かれたんだけどね。。。
・アリシア・ヴィキャンデルのバイク便だけの映画を1本観たい!
あのキツネ狩りゲームにジョゼフ・ゴードン=レヴィットの参加を希望!
彼のメッセンジャーとしての自転車運転テクニックは神業なのだ(笑)
分からない方『プレミアム・ラッシュ』(2012)を観てください^^
----------------------------------------------------------------
監督:ローアル・ユートハウグ
脚本:ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレット/アラスター・シドンズ
音楽:トム・ホルケンボルフ
出演:アリシア・ヴィキャンデル/ドミニク・ウェスト/ウォルトン・ゴギンズ
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』
アリシア・ヴィキャンデルの健気さについ応援したくなる。
これアンジー版ではそう思わなかったのは何故だろう。
◇
ロンドンで女子大生として暮らしていたララ・クロフトだったが、
謎の死を遂げた資産家で冒険家の父が遺したビデオメッセージを発見し、
その遺志を継いでトレジャー・ハンターとなり
最初のミッションに挑むことを決意する。
それは、日本のどこかにあるという神話上の絶海の孤島に隠された
幻の秘宝を封印するというもの。
その秘宝には世界を滅ぼす邪悪な力が秘められていて、
危険な秘密組織トリニティがその悪用を企んでいるというのだった。
こうして一人旅立ったララは、香港でルー・レンという男を見つけ出すと、
彼を相棒に幻の秘宝を求めて過酷な大冒険へと繰り出すのだったが…。
<allcinema>
◇
17年前、ララ・クロフトというあまりに有名な固有名詞と
アンジーの組み合わせはほぼ同格でそれはそれでよかったのだが
ただ、ストーリーがイマイチ詰まらなかった。
そこで今回はニューヒロインに変わり序盤では
ストイックな総合格闘家であり、バイク便のライダーとして
金欠女子大生という設定がなんとも微笑ましくてつかみは十分だ(笑)
動けるヒロインをしっかりアピールしたところから
トレジャー・ハンターとなっていくシークエンスは見どころの一つだろう。
内容もそこそこハラハラさせてくれて極限まで絞り込んだ
彼女の肉体からは自らスタントもやっちゃいますみたいなオーラ出てるし
すべてのアクションで身のこなしがかなり速いのだ。
これはそれまでの彼女のフィルモグラフィーからは
想像できなかったことである^^
個人的に今回は第一作のお披露目として及第点ではなかろうか。
もしシリーズ化されるのなら、新星ララ・クロフトを是非とも応援したい。
【今週のツッコミ】
・アリシア・ヴィキャンデル自らアクションする映画ってあった?
少し前の『エクス・マキナ』は軟禁状態のアンドロイドなので少し違うし^^;
・にしても彼女の6パックに割れた腹筋見てしっかり準備してきたのが伺える。
ただし全体的に細身なので、ムッチリボディが好きなワタシは
彼女にセクシーさは感じられない。一緒に居ても妹感覚でしょうか。
・ワタシ、悪役演じた爬虫類系のウォルトン・ゴギンズが大の苦手。
ズバリ言ってスクリーンで見たくないダントツ俳優が彼。
(ファンの方すみません)
・例のビニール袋を口に放り込みアッパーカットに右フック!
これで確実に中身が出た感じで「ハイさよなら!」と小気味よい!
・この映画の評価できる点として等身大のララ・クラフトはもちろん
謎の秘密組織トリニティの下っ端悪党に雇われた傭兵たちの本物感が
確かなスパイスとしてこの映画を盛り上げていた気がする。
・あの島は日本のどこなんだよ(笑)
最終的に秘宝の正体知ったら「え?マジですか」と苦笑い。
・クリスティン・スコット・トーマスも老けましたな~。
1990年代の『イングリッシュ・ペイシェント』『モンタナの風に抱かれて』
この2本で完全に心持って行かれたんだけどね。。。
・アリシア・ヴィキャンデルのバイク便だけの映画を1本観たい!
あのキツネ狩りゲームにジョゼフ・ゴードン=レヴィットの参加を希望!
彼のメッセンジャーとしての自転車運転テクニックは神業なのだ(笑)
分からない方『プレミアム・ラッシュ』(2012)を観てください^^
----------------------------------------------------------------
監督:ローアル・ユートハウグ
脚本:ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレット/アラスター・シドンズ
音楽:トム・ホルケンボルフ
出演:アリシア・ヴィキャンデル/ドミニク・ウェスト/ウォルトン・ゴギンズ
『トゥームレイダー ファースト・ミッション』
本筋よりもロードレース(キツネ狩り)の方に興味津々で
スピンオフとして1本作ってほしいです(笑)
>「疑惑のチャンピオン」のベン・フォスターで。
その映画は未見です^^;
なるほど、ここなつさんが彼を押すならジョゼフ・ゴードン=レヴィットと
三つ巴のレース開催面白そう!(笑)
コレ、続編作りそうですよね~。
ラスボス感満載の女狐(失礼!)が不敵な笑みを浮かべてましたもんねぇ~。
しかし確かに、自転車ロードレースのシーン、あそこだけで作品作るっていうのもいいかな、と思います。対抗馬はもちろん「疑惑のチャンピオン」のベン・フォスターで。
冒頭の映像見る限り別もの単体映画でも十分できそうですよね。
そうそう!アリシアがここまで動ける女優ということ知らなかったので
今後は彼女のアクション映画をこのシリーズ以外で観たいです。
ツッコミ所は多いですが、アリシアがカッコ良くて楽しめました。
これからもアクション系で彼女をみてみたいです。
その後に課せられる彼女の試練から思うと
うまく作られてるな~と思いましたね。
アンジーの映画と比べると断然こちらの方がヒロインが身近だったし
華奢な体でもココまで出来るんだというところは
自然と応援したくなりました(笑)
あの2丁拳銃は続編でどんなガンアクションを披露するか
是非とも見たいものです。
これからトレジャー・ハンターとなっていくんだな、
というてんでは序盤の格闘やらチャリのシーンは良かったかと。
ラストの2丁拳銃には萌えましたね!!
ぜひ次にはその姿が見たいものです。