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エジソンズ・ゲーム

2020年07月19日 18時22分59秒 | 映画 あ行
評価:★★★★【4点】


DC対アベンジャーズ・・・じゃないから。



白熱電球の事業化を成功させた天才発明家トーマス・エジソンは、
電気の普及のために送電システムの構築に力を入れていく。
そんな彼の前にカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスが立ちはだかる。
ウェスティングハウスはエジソンが進める“直流”に対し、
より安価な“交流”こそ本命と考え、エジソンに対抗していく。
そんな中、エジソンのもとで働いていた若き天才ニコラ・テスラも
“交流”を主張し、“直流”に固執するエジソンと袂を分かつのだったが…。
<allcinema>



結論から言えば、発明王エジソンは伝送システムに於いて
実業家ウェスティングハウスにビジネスの面で敗れた形になるが
白熱電球を自分が発明したことには変わりない。
その白熱電球に電気を流す方式で残念な結果になっただけである。
俗にいう直流VS交流の一長一短を制するのはどっち?ってやつ。

電気の話となると、余りに専門的すぎて予習が必要なのかいなだったが
ふたを開ければ、対極にある二つの優秀な頭脳が激しいバトルを繰り広げ
あらゆる戦略を用いて商品を認めさせようとする展開に
画面に身をゆだねているだけでぐいぐい惹きこまれてしまう。

発明王エジソンVS実業家ウェスティングハウスとなっているけど
ウェスティングハウスもしっかり発明の実績(特許)をもっているから
同じ業界の人間としてレベル的に大差ない。
ある意味、ハンデなし同じ階級の力勝負というところがよかった。



【今週のツッコミ】
・お互い相手の商品を貶めるプロバガンダ合戦が見どころのひとつ。

・科学者テスラさんが出てきたけどアメリカ製電気自動車の創業者では
 チョットだけ違うのね。(元にはなっているけど)

・マイケル・シャノンが出演というだけで食指が動いた本作。
 名バイプレーヤーとして彼が出演してる映画に外れなしは本作も健在。

・エジソン側がアベンジャーズ(ドクター・ストレンジ、スパイダーマン)なら
 本作敵側にはジャスティス・リーグのバットマンとフラッシュ辺りがくると
 バランスが取れて、さらに話題性があって面白かったかもしれない。

・ちなみに新しいバットマンにオファーされたのはロバート・パティンソン。
 あれ?ベン・アフレックはもうお役御免なんですね。

・ところで、直流はDC表記で交流はAC表記、せっかくなので、ここは、
 ジャスティス・リーグの(DCコミックス)と合わせる形で
 本俳優さんを逆にしてたら。。。(←どこまで脱線する気なん)
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監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
脚本:マイケル・ミトニック
音楽:ダニー・ベンジー/ソーンダー・ジュリアーンズ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/マイケル・シャノン/ニコラス・ホルト

『エジソンズ・ゲーム』

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