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歌舞伎な生地を選ぼう!

2005年07月21日 | 2006年までの記事
こんにちは、花火Blog編集員(乙女座A型)です。

本日あたりから全国的に花火大会が盛り上がってきそうですね。

本日の花火大会予定をまずはチェック
今日は七ヶ所で開催なんですね、明日は30ヶ所で開催。
凄いですね。
花火には何故かスイカが良く似合う。
帰りがけにスイカでも買って帰ろうかな。


さてさて、今日はスイカの話では無いのです。
昨日の「浴衣」ネタに触発されまして、自分も浴衣ネタを一つ。

実は、浅草で生地を選び、オーダーメードで作った事があります。
超イキなやつを一着。
何か有名な紋様だったんですが、名前を忘れてしまいました。。。。
あ、そうそう「キクゴロ」という柄です。
縦横とも四本縞と五本縞を交互に並べて格子柄を作り、その間に「キ」と「呂」の字を
入れて「キ九五呂」と読ませる事から、この名称になりました。
これは江戸の歌舞伎役者、三代目尾上菊五郎が舞台で着てブレークした柄です。

これの表地と裏地のカラーリングが違うのです。
裾が捲れると、裏地の色が違う。どうやらこういうのが粋らしいです。
帯からセッタまでコーディネートしましたが、着たのは一回だけでした(笑)
(散々「遊び人の金さん」と言われるという。。。)


着物の模様も調べると由来は様々。
浴衣として、紋様が発展したのは江戸時代になってから。
当時の歌舞伎役者が楽屋で着るゆかたや、ひいき筋に配る
手ぬぐいの柄など自分の紋様、柄、色などを作っていったそうです。

江戸時代の歌舞伎役者は、当時のファッションリーダーですから、
一般大衆にすぐ広がったようです。


私のお勧めの紋様をいくつか紹介しますと。
女性ならば
【斧琴菊】
これは「「よきこときく」と読ませます。
歌舞伎役者の三代目・尾上菊五郎が愛用した紋様ですが、主として女性が好んで着用していた柄だそうです。


男性ならば(自分も初めはこの柄を狙っていました)【鎌輪ぬ】「鎌」と「○」と「ぬ」で「かまわぬ」と読みます。
元禄時代に江戸っ子たちが好んで着ていたそうですが、後に七代目・市川団十郎が舞台で着て大ブレークした柄です。

生地の色を変える、柄の配色を変える、配列を変えるなどで、自分だけの
コーディネートを楽しめると思いますよ。(かなり目立つはずです)


他にもイロイロありますよ。
四代目松本幸四郎の「高麗屋格子」、十二代市村羽左衛門好みの、「市村格子」
「中村格子」「播磨屋格子」「弁慶格子」「歌舞伎紋ちらし」や「三升に隈取」
なんかもお勧めです。
因みに、男性が着ると納得の柄ばかりですので念のため。
(女性用に比べると、男性用浴衣の情報って少ないですからね)

粋な柄のキーワードを並べたので、netで調べてみるか、
呉服屋さんに生地があるか相談してみましょうね。

生地染め
からオーダーしたら、もう完璧です。
(染めを考えるなら、「長板染めゆかた」にチャレンジ?)

大切に使えば長持ちし、昔からの柄ならば流行にも左右されないので、
反物で生地を選んで、オーダーメードにチャレンジしてみてはいかがですか?
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