三井グループで2000億位はなんとかなるが、将来のエネルギー計画が自然+原子力が主力で火力が縮小なんだがどこが買うのだろうか
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ロシアのガス大手ノバテクが北極海で計画する液化天然ガス(LNG)輸出プロジェクト「アークティックLNG2」に、日本から三井住友銀行と国際協力銀行(JBIC)が2000億円規模の協調融資を行う方針を固めた。関係者が29日、明らかにした。事業はLNG調達ルートの多様化につながる一方、融資行には米国の対ロシア制裁の対象になる懸念もあるため、政府出資の日本貿易保険(NEXI)が三井住友銀行に有利な条件で保険を提供する。
アーク2はノバテクを中心とする共同企業体(JV)が北極海ギダン半島に採掘施設を建設し、2023年から年間最大1980万トンのLNGを生産する計画。中国やフランスの石油会社と、日本からは三井物産や独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(JOGMEC)が出資。日本勢は権益の10%を得る。19年の出資契約時には安倍晋三首相(当時)とプーチン大統領が立ち会った政治色が濃いとされる事業でもある。総事業費約2・5兆円のうち1兆円強を日本、ロシア、中国の銀行の融資で調達する方向だ。
ただ、ノバテクは米国の制裁リストに入っており、経営に影響力を持つとされるプーチン氏の旧知の実業家、ゲンナジー・ティムチェンコ氏も制裁の対象。さらに、事業に参画するとみられていたイタリアの銀行が6月末に融資を取りやめ、三井住友銀の中でも慎重論が出ていた。
北極海での事業は地球温暖化で氷が減ったことで世界的に注目されており、アーク2では、生産したLNGを従来のスエズ運河を通る「西回り」に加えて距離の短い「東回り」でも通年で運べるようになる可能性がある。実現すれば日本のエネルギー安全保障に貢献するとして、日本政府はNEXIの優遇策を講じて三井住友銀の参画を後押しした。
しかし、複数のエネルギー業界関係者からは「東回り航路はロシアの原子力砕氷船の支援がないと航行できず、通年運航は商用では難しい」「ロシアにとって、航路一帯は軍事拠点としての性格を持つ」などと、東回り航路の実現を危ぶむ声も出ている。公金を原資に民間行のリスクを肩代わりすることになるNEXIを使った支援の正当性を疑問視する声も出ている。
また、帝国憲法で超越的存在の天皇に準ずるのが皇族たちで、「法の上」にあるような存在でした。帝国憲法では、皇族たちは皇族典範でその地位が規定され、皇族会議、枢密院、貴族院に席を有することになります。これらは国家中枢を動かすものでもあります。「法の上」にある皇族たちは、自在な活動をしても処罰されるようなことは無かったのです。
法の支配下にない彼ら皇族たちの一部が頭になって、秘密の軍事作戦を展開します。大東亜戦争の目的の第一義は「日本人国家の勝利」ではありませんでした。戦争目的の第一義が「大東亜共栄圏設立のための布石」という言い方ならば嘘ではありませんが…。